6月1日放送の「アナザースカイ」は脇屋友詞が札幌市へ。

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6月1日放送の「アナザースカイ」は脇屋友詞が札幌市へ。
6月1日放送の「アナザースカイ」は脇屋友詞が札幌市へ。

6月1日のゲストは、中国料理のシェフ、脇屋友詞さん。中国料理界の革命児。数々の名店で修行を重ね、ホテルの総料理長を務めた後、現在は赤坂「Ginza脇屋」をはじめ4店舗を営んでいる。訪れたのは14歳まで暮らした札幌市。わんぱくな少年だった。夕食が毎日の楽しみ。家族で共にする、温かい食事が最高だった。母が病気になった時、自分で炒飯を作った。それが美味しかった。叱られてばかりの子どもが初めて誉められた。料理に夢中になって様々な工夫をする。すると美味しく仕上がる。それが嬉しかった。中学2年の夏休み、家族で東京に行った。初めて中国料理を食べていた時、思いもよらぬ出来事が起こった。「息子を料理人にしたい。預かってくれませんか」。父が経営者に伝えた言葉に耳を疑った。当時の自分に抗う術はなかった。ひどい父親だと思った。母は泣いていた。15歳で未知の世界に飛び込んだ。重い鍋を1日に何百枚も洗う。厨房は「戦場」そのものだった。27歳で立川のホテルにできた中国料理店の料理長に就任。当時、結婚式やディナーショーの料理の8割はフレンチだった。そこに中国料理で打って出た。大成功だった。評判が評判を呼び、1年半後には宴席の8割が中国料理になっていた。キャリア50年。今でもおふくろの味が忘れられない。それが自分の原点だ。料理長になってから父に料理を振る舞った。満面の笑顔で食べる姿を見て、父を許すことができた。父の独断と、母の味があったから、今の自分がいる。感謝の気持ちで今日も厨房に立つ。