DASH島 ~無人島で電話繋げるか!?~

公開: 更新: 日テレTOPICS
DASH島 ~無人島で電話繋げるか!?~
DASH島 ~無人島で電話繋げるか!?~

この日、ちょっとご立腹の男が。太一「勝手に改造されちゃ困るよ!船長に相談もなしに」というのも、ひと月前、太一船長不在の隙に、城島と後輩2人が帆船ディーノ号を勝手に改造。
屋根を取り付け、屋形船バージョンに。だが、屋根を取り付けた分、船のバランスが崩れ、転覆寸前に。そこで、船長「帆なしで、アウトリガーを付けたから」バランスが不安定になりやすい帆を取り外し、浮きの役割で船をより安定させるアウトリガーを設置。

さらに、初夏は水温が上がり、魚が活発になる季節。なので「今日は今まで見たことない魚にチャレンジ!」すると、スタッフが「沖で“鳥山"を見つけました」
それは、大きな魚に追われる小魚たちを、海鳥が狙って集まる現象。つまり、「ここお魚天国じゃん」となれば、さっそく出航。

今回は前回と違い、船長とランボーが力一杯漕いでも「(船の)安定感が違うよ」船長が狙うポイントは、島の南側・岩場の先端エリア。
「この底が砂地になってる」岩場に海藻が根付き、そこを隠れ家にする多くの魚が。餌はムラサキイガイ。ムール貝の仲間でカワハギやタイなどが好んで食べる。

針を水深20mへ。食らいつく瞬間を逃さぬよう、指先に神経を集中。と、開始わずか4分。「来た、来た、来た」太一が釣ったのは、DASH島でおなじみのカワハギ。
一方、ランボーの餌はサビキ。エサに似せた仕掛けで、獲物に食いつかせるサビキ釣りで。初夏が旬の魚・アジや、イワシを狙える釣り方。

すると、こちらも「来た!」釣れたのは、「初めましてのチダイ!」DASH島で初めての獲物・チダイ。形はマダイに似ているがサイズが小さいのが特徴。
脂がのった春~初夏が旬。この時期はマダイより美味いとも。

結局この日、太一がカワハギを2匹、ランボーがチダイを2匹。「やっぱり餌によって(釣れる魚が違うん)だね」釣り開始から40分、かつてない順調なペースで計4匹の釣果。
さっそく、舟屋に持ち帰って、調理開始。

「魚ってどうやって捌くの?」魚を捌くのはいつも城島だが、この日は不在。そこで、釣り歴16年、捌くのも得意なスタッフ大西の指導で。
「これ肝?めっちゃ入ってるじゃん。絶対美味しい」脂が乗ったカワハギの肝は、濃厚でとろりとした食感から、別名・海のフォアグラ。

そして、教えを乞いながら何とか捌いたカワハギの刺身と肝添え。そのお味は「身がコリコリ、肝が甘くて、これは美味い!今んとこDASH島ご飯ランキング1位」
さらに、獲れたてのチダイは、炭火で塩焼きに。「うんまい!身がほぐれてく」

一方、動き出したDASH島電力化計画。かつての相棒・ソーラーカーだん吉のパネルの力を最大限に活かすため、無人島の材料で蓄電装置を作り、持ち運べる電気は確保。
これを使って、今度は「通信。電話を作る!」「舟屋とロープウエーの終着駅を(電話で)繋ぐとか」そこで、まず向かったのは、NTT技術史料館。

こちらで電話を勉強し、無人島でも作れる通信システムを!そもそも、日本の電気通信その始まりは、ペリー来航の際に伝わったモールス電信機。
電気を送る長さの組み合わせで文字を伝えるものだった。だが、文字化するには無数の組み合わせを覚えたりと、かなりの手間が。

そこで、今からおよそ150年前に発明された、世界初の電話機。音を電気信号に変える大発見により、言葉を遠くまで届けることが可能に。
その技術が日本に伝わったのは今からおよそ130年前。東京・横浜間に電話が繋がったが、当時の通話料は現在価値で5分3000円!

その後、改良が重ねられ、映画やアニメでお馴染みのあの電話が。「“デルビル磁石式壁掛電話機"だって。映画とかでしか見たことない」
マイクの構造が変わり音質が向上したことで、電話加入者がどんどん増え、神奈川県だけでも2000人に。だが、ある問題が。「電線の量がすごい」

一般家庭にも普及し始め、20世紀初めには全国でおよそ40万台。電話が増える分だけ電話線も増え、現在の千代田区にはおよそ450本の電話線が蜘蛛の巣のように。「電話線ひとり一本!?」
さらに、当時、まだ自動で繋げる電話番号というシステムがなく、必ず一度電話交換手へ電話をかけ、そこから電話したい場所に繋いでもらわなければならなかった。

電話交換手が電話をかけた人と受ける人の回線を、手動で接続することで初めて繋がるが、「(交換手も入れて)三者通話になるので、手元で二者通話に切り替える」
太一「うちの母親がホテルで電話交換手してた」「当時は女性たちの憧れの職業だった」国家資格という狭き門をくぐった交換手は、文明開花の象徴で、女性の花形職業。全盛期には全国におよそ30万人の電話交換手が。

そして、「黒電話になって交換手がいなくても電話できた」とそこに、その黒電話の開発に携わった、大賀寿郎さんが。
NTTの前身・日本電信電話公社など、電話機の研究36年。その技術を知り尽くす生き地引・大賀さんの知識の中に無人島でも作れる電話はあるのか?

「お手本にするなら、デルビル電話機がいい」大賀さん曰く、デルビル磁石式電話機なら、DASH島でも作れるとのことだが、その構造は?
「マイクの中には金属の振動板と炭の粉が入ってる」一方、「イヤホンの中には振動板と、磁石とコイル」つまり、マイクは金属板と炭、イヤホンは磁石とコイルがあれば作れるという。

磁石やコイルは9年前、発電に取り組んだ際に自作したものがある。確かにこの構造ならDASH島にある材料で電話が作れるはずだが、身近なもので実験。
まずは市販のアルミ皿を切った振動板をプラスチック容器の中に。これがマイクになるというが、そこに「炭素の粉を入れて、その上に振動板」
アルミとネジで電流が通る蓋を作れば、ひとまずマイク部分が完成。

イヤホンも、仕組みは簡単。アルミの振動板と磁石をコップの底に敷いただけ。銅線を巻いたコイルを作れば完成だが、その量は「50m巻くってこと?」
ひたすらコイルを巻きつけ、電話が完成。乾電池から電気が流れ、相手に伝わる仕組み。身近なもので作った簡易電話、ちゃんと聞こえるのか?直接声が聞こえない距離で通話実験。

「聞こえてる!振動で伝わって来てる」コイルと磁石の位置で若干聞こえ方は変わるものの、相手の発した言葉も聞き取れる。
話す側と聞く側を入れ替え再度実験しても「めっちゃ振動来てる!聞こえる」そもそも音が聞こえるのは、声による空気の振動が耳の鼓膜を震わせるため。

だが、距離が遠くなるほど、空気中では分散してしまうため、相手に届きにくくなる。しかし、音による空気の振動を電気の信号に変えれば、電線を通ってどれだけ遠くまでも伝わり、声を届けてくれる、というのが電話の仕組み。
その詳しいメカニズムをしっかり学んだら、すぐさま実践!DASH島で通信革命なるか!?

【DASH島 特設サイト】