遊里道、五舛目、腰砕…珍名10番勝負!名字研究家・髙信さんが20戦目でついに初勝利

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遊里道、五舛目、腰砕…珍名10番勝負!名字研究家・髙信さんが20戦目でついに初勝利
遊里道、五舛目、腰砕…珍名10番勝負!名字研究家・髙信さんが20戦目でついに初勝利

5月10日(金)放送の『沸騰ワード10』は、これまで約6年半にわたり繰り広げている、名字研究家・髙信幸男さんと日本一の品揃えを誇るハンコ屋・秀島徹さんの名字頂上決戦10番勝負。

今回は20回記念ということで、まだ一度も勝利できていない秀島さんが13万円相当(購入時プレミアム価格)のウイスキー「山崎18年」をかけて勝負に挑む!

ルールはいつも通り、髙信さんが珍しい名字をフリップに書き、ハンコがある場合はその名字、なかった場合は、降参の判を押すというもの。


戦国武将から贈られた幻の名字「日紫鬼」

第1問、髙信さんが書いたのは「日紫鬼」という名字。「日紫喜」が一般的だが、「鬼」がつくのは珍しいよう。

しばらくハンコを探し、秀島さんが押したのは…降参のハンコ!

ということで、髙信さんの勝利!

「日紫鬼」は「ひしき」と読み、全国に2軒しかないレア名字。豊臣秀吉が武士に刀を作らせた際に朝日が紫に輝き、刀の出来栄えも素晴らしかったことから日紫喜という名字をもらい、先祖が鬼退治で有名だったことから鬼の字になったとのこと(高信さん調べ、諸説あり)。


1600年の歴史を持つレア名字

第2問は、全国から人が集まる舞浜駅前で髙信さんがゲットした珍名で挑む。出題したのは、全国にわずか2軒しか存在しない珍名さん。

一見、「今」に見えるが、よく見るとラではなくテになっている。

常用漢字ではない文字だが、なんとこの文字の棚を作っていた秀島さん。果たして、秀島さんが押したのは…。

降参のハンコ。秀島さんは「普通の『今』ならあるんですが…」と悔しがった。

読み方は「いまきた」で、もともと「今北」と名乗っていた人が、北東は鬼門とされているため縁起のいい「喜ぶ」に名字を変えたとのこと。ちなみにこの「今」は1600年以上前に漢字が伝わった当時のものだという。


菅原道真の歌が由来 全国1軒の「梅春」

続いて第3問。髙信さんは、視聴者から寄せられた全国わずか1軒の超激レア珍名で勝負。出題したのは、「梅春」。

簡単な漢字の組み合わせだが、果たして秀島さんが押したのは…?

降参のハンコ。髙信さんが3連勝!

「梅春」は「うめはる」と読み、菅原道真が京都から流される際に詠んだ詩に由来する。太宰府天満宮の氏子がこの詩に影響されて名乗り始めたとされている(髙信さん調べ、諸説あり)。


京都府舞鶴発祥の名字「遊里道」

このままの勢いで髙信さんの初勝利なるか!? 第4問の名字はこちら。

こちらも簡単な漢字の組み合わせだが、読み方がわからない「遊里道」。髙信さんは「ぜひ紹介したい」と出題。

対する秀島さんが押したのは…?

「遊里道」のハンコ!ということで、秀島さんの勝利。

「遊里道」は「ゆりみち」と読み、京都府舞鶴に「ユリ道」という地名が存在し、そこに住んでいた人が遊び心を持って漢字を変えて名乗ったものだそう(髙信さん調べ、諸説あり)。


東北の珍しい名字「五舛目」

第5問、今回は東北からピックアップした名字「五舛目」。

もともと名字は西日本発祥で、人口が少なく山間部が多い東北地方は独自の名字が存在しているそう。「五舛目」はなんと全国でただ1軒、宮城県にしか存在しない名字だ。

果たして、勝敗は…?

秀島さんの勝利!新品でピカピカの五舛目のハンコを押し、「今年掘った」ハンコだと秀島さん。

「五升」はお米の量を指し、何かしらの出来事が5升目で起きたことをキッカケに名付けられたそう(髙信さん調べ、諸説あり)。


超難読名字!?「都鄙」

第6問は、視聴者から寄せられた全国にわずか2軒の超難読名字「都鄙」で勝負。

「鄙」は「ひな」と読める漢字で、ひなびた場所という意味で使われることが多い。

「ちょっと待ってくださいよー」と時間をかけ、「記憶にはあるんだけどな」とつぶやく秀島さん。

押したのは…?

降参のハンコ!髙信さんの勝利。

「都鄙」は「とひ」と読み、もともと京都に住んでいた人が田舎に移り、都を懐かしく思いながらこの名字をつけたそう(髙信さん調べ、諸説あり)。


相撲技から名付けられた珍名字「腰砕」

髙信さんが4勝2敗となって迎えた第7問。全国でたった1軒だけ存在する栃木県の超激レアな「腰砕」で勝負。

800kmをもかけずり回ったフィールドワークで見つけ出した、髙信さん渾身の名字。

ここで勝てば5勝で髙信さんのリーチ。念願の初勝利に手がかかるか!? 

勝敗は…?

押したのは…降参のハンコ。これで髙信さんにリーチが!

「腰砕」は「こしくだけ」と読み、由来は相撲の決まり手から。相手が技を仕掛けていないのに、自分から体勢を崩して腰から落ちてしまう決まり手で、これが昔から神事として扱われたことから名付けられたという(髙信さん調べ、諸説あり)。


読めるけど珍しい「竹ノ子」

髙信さんの勝利が懸かった運命の第8問。秀島さんが意外と苦手とする、簡単な漢字の組み合わせ「竹ノ子」で勝負を挑む。

読み方はそのまま「たけのこ」。

果たして、秀島さんは竹ノ子のハンコを持っているのか?押印したのは…!?

竹ノ子のハンコ!

50年も前からあるという古い竹ノ子のハンコを押し、「年季入ってる。ここまで焼けてるでしょ、わかります?これでちょうど50年、だから50年間竹ノ子さんはうちには来てない」と秀島さん。

ちなみに、名字「竹ノ子」はたけのこが沢山生えることから竹ノ子沢という地名が存在し、そこで働いている人が名乗った名字だそう(髙信さん調べ、諸説あり)。


福島発祥の幻の名字「伊多波」

第9問、東北からの名字「伊多波」を出題。

秀島さんにハンコが無ければ髙信さんの初勝利。結果は…?

踏ん張って、秀島さんの勝利!

「伊多波」は「いたば」と読み、由来は住んでいた地名(伊勢国多気郡波多瀬村)の頭文字を合わせて名乗ったものと言われる(髙信さん調べ、諸説あり)。


歴史に隠された名字「飲」

僅差となり緊迫の第10問!全国にたった一軒のこちらの名字で勝負をかける。

誰もが見たことのある漢字だが、名字で見ることは稀。髙信さんに20回目の挑戦で巡ってきた最大のチャンス、悲願の初勝利なるか?それとも、秀島さんが追いつきサドンデスへと引きずり込むか?

秀島さんが押したのは…

なんと、降参!こうして20戦目にしてついに初勝利を飾った髙信さん。6年半越しの勝利に、驚きと歓声を上げる一同。

ちなみに、読み方は「のみ」。相撲の強さで豪族となった野見宿禰の子孫が、身分を隠すために響きが同じ「飲」という名字を名乗ったそう(髙信さん調べ、諸説あり)。

「もしかしたらこのままずっと勝てないとも思ったんです」と自身の勝利を信じられない様子の髙信さんに、「確かに残念ですけど半分はホッとした」と秀島さん。