4月20日の「プレバト！！」では、勢いに乗る芸人コンビ・コットンが大活躍！新企画「スクラッチアート査定ランキング」できょんが、「俳句才能ランキング」で西村真二がともに“才能アリ1位”を獲得した。一方、永世名人に王手をかけたKis-My-Ft2横尾渉は昇格なったのか!?
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■初挑戦で特待生に！きょんが隠れた才能を発揮！
「スクラッチアート」は100均で手に入れて気軽に始められるアート。黒いシートを付属の竹串で削るというシンプルさの反面、削った場所の下地が何色かは削るまでわからないため、出てきた色によってはデザインを再考する必要も...。センスを問われる奥深さがある。
今回は、出場者全員が初挑戦。村上弘明や篠原ゆき子、コスプレイヤーのえなこらが奮闘する中、"才能アリ１位"をかっさらったのはコットン・きょんだった。
★才能アリ1位 特待生昇格
コットンきょんの作品「今年は何色？」
「今年、年男なので。今年はカラフルな年にしたいと思って...。下地の色がどんなふうになるかわからないので、そこに『どんな一年になるかわからない』という思いを落とし込みました」
勝因は、色とのマッチングに左右される"絵"ではなく、何色でも違和感を与えない"文字"を主役にした点。世界的スクラッチアーティストのアカダチアキ先生は「言うことがない。すごい。完璧！」と大絶賛！満点評価で「スクラッチアートの一種完成形を見たという感じ。特待生でいいと思います」と即、昇格を決めた。本人もびっくりの高評価に、きょんは「コンビ名、"プレバト"にします！」と大興奮！
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■作者判明で夏井先生「こともあろうにこの男！」
「俳句才能ランキング」のお題は「水筒」。わかめ狩りの情景を詠んで2位に入った村上弘明の「わかめ狩り水筒ころがす親父の船」でさえ"凡人"査定を受ける中、コットン・西村真二が今回の顔ぶれで唯一"才能アリ"をゲットした。
★才能アリ1位
駆ける子と背で鳴る氷夏囃す コットン西村真二
「少年野球をずっとやっていまして、母が水筒を持たせてくれた思い出があって。それをリュックの中に入れて、早くグラウンドに向かいたいって走っている時に、背中で（水筒が）カラン、カランって鳴っている。それが合いの手を打ってくれているみたいで」
特別永世名人の梅沢富美男も「いい俳句だね！」と感心しきりの一句。前回、夏井先生に「まじめにやんなさい」とお叱りを受けた西村が見事、雪辱を果たした。
夏井先生も「"背で鳴る氷"が良かったですね。音も聞こえますし、揺れている感触もわかる。水筒という言葉を使っていないのに情景がわかる。これができるのは誰だろうと思ったら、こともあろうにこの男！」と驚くやら、「私、誰かが成長する瞬間を喜びにこの番組をやっているので」と喜ぶやら。
季語を"夏囃す"ではなく"夏の空"とする直しはあったものの「前回からの伸び率、素晴らしいですよ。これがまぐれでないことを祈ります」と西村にエールを送った。
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■WBCムードに流された？横尾、痛恨の後退！
名人のお手本では、永世名人に王手をかけた横尾が昇格を懸けて挑んだものの、一つ後退という結果に。
★1つ後退 ☆４つ → ☆3つ
花冷（はなびえ）の砂かぶり席売り子駆く Kis-My-Ft2横尾渉
「野球観戦で目線が低い席（砂かぶり席）にいる時にドリンクの売り子さんが走っているのを見て、頑張っているなぁ、と。この時期だとあたたかい飲み物とかいろいろ持っていると思うので、それも見て、大変だなぁ...と」
評価のポイントとなったのは"砂かぶり席"という言葉。梅沢の「僕の年代だと、お相撲かと思っちゃう。野球にも"砂かぶり席"ってあるんだ」に続き、夏井先生も「先に売り子を出しておけば、（読み手の思考が）野球場に行く確率が高くなる」と、言葉のならびを添削。
＜添削後＞
売り子駆く花冷の砂かぶり席
「ここにもうひと押し工夫ができていたら...おめでとうって言いたかったね。いいチャレンジだったんだけどね」という夏井先生のなぐさめの言葉に、横尾は「売り子で場所がわかるかなと思ったんですけどね...WBCをずっと見てたもので」と残念そうな顔を浮かべていた。
次回は4月27日（木）OA！俳句のお題は...
芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛！才能ナシなら容赦なく酷評！浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト！！』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/
