鈴木京香「一番苦手な"歌"をやってみよう」挑戦を支える人生の先輩の言葉とは

公開: 更新: MBSコラム

近年、歌手デビューなど新たな挑戦が続く鈴木京香が11月6日放送「日曜日の初耳学」の人気コーナー<インタビュアー林修>に出演。林先生を聞き手に、大事にしている「まずYESから始めてみる」という姿勢、そして長年タッグを組む脚本家・三谷幸喜や共演した樹木希林さんについても語った。変化を恐れない強さの源にある思いとは?

■「一番苦手な歌をやってみよう」

21歳から女優一筋だったが、2019年には、これまで何度もオファーを断っていた歌手活動に挑戦。藤井隆プロデュースでCDデビューを果たし、その後も木村拓哉に自作歌詞を提供するなど新たなチャレンジに挑んでいる。

「仕事を初めて30年になるので、ファンの人に応援してくださるお礼をしたいという話を、舞台でご一緒していた藤井さんにお話したら『CDを出すのが一番いいですよ』とおっしゃってくださって」「曲を先にいただいて、そのメロディに歌われる方のイメージを考えながら詞を書くっていうのがすごく楽しくて」と、挑戦を振り返った鈴木。

「知り合いの方に『悩んだらまずYESと言うのも手だよ』と言われたこともあって、一番苦手と思われる歌をやってみようって思って」「無謀にYESと言うのでなく、YESと言った後にやれる方向に話を進めていく。こちらからのお願いもしながら、YESの答えを本当のYESにしていく」と、挑戦へのスタンスを明かした。

■「三谷さんにはそう見えたんですかねぇ...」

NHK連続テレビ小説「君の名は」をはじめ清楚な役柄が多かった若い頃を経て、三谷幸喜脚本の1995年のドラマ「王様のレストラン」で支配人の愛人を演じたことをきっかけに、愛人や悪役など役のイメージが格段に広がった。

「それまではおとなしめの女性の役が多かったんですけど、(『王様のレストラン』で)『私、愛人顔だから』っていうセリフがあって。それが定着したのかな?三谷さんにはそう見えたんですかねぇ...でも本当にそれで愛人役が増えました」と笑顔で振り返った鈴木。

どんな役柄にも染まれる鈴木の才能を見出した三谷は、その後も難しい役どころをオファーし、彼女の新たな魅力を引き出し続けている。三谷はVTRで登場し「いろんな彼女の一面を僕は見てきました。映画『ラヂオの時間』の顔合わせの時に『鈴木京香と申します、キョンティーと呼んでくださいね』と言って全員が引いたとか...」と証言。鈴木は「いきなり初対面でキョンティーと呼んでとは言ってないと思うんですよ...」と苦笑いで応じていた。

11-12月公演の三谷が手掛ける舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」について、「舞台が始まる前から舞台が終わるまでを観客の皆さんと同じ時間軸で過ぎていくお話になっていて。群像劇の面白さもありますし、ハラハラドキドキしながら時間がすぎていくようなものになっていくと思います」と、見どころを語った。

■「きれいきれいの女優さんで終わりたくないでしょ?」

モデルから朝ドラヒロインを経て一気に俳優としての活動を広げていった。それだけに、若い頃は「お芝居の勉強をしてきていなかったっていうコンプレックスのようなものがあった」とも言うが、先輩の背中から学び、確かな演技力を身につけた。

朝ドラで共演した樹木希林さんにも多くを学んだという。「樹木さんは、ぶっきらぼうであたたかい人。楽屋に呼んでくださって、『あなたね、きれいきれいの女優さんで終わりたくないでしょ?だからね、こういう時はこうするのよ』って教えてくださったことがありました」と、記憶に残るエピソードを打ち明けた。

指針にしている「悩んだらまずYESと言ってみる」は、岩手でジャズバーを経営する"ジャズ界のレジェンド"菅原正二さんの言葉だ。「『京香ちゃん、悩んだらまずイエスだよ。イエスから始めなきゃね』って。それ以来私の中ではとりあえずイエスと言おうと。金言ですね、私にとっては本当に大事なアドバイスでした」と大切にしている。

スタジオであらためてインタビューを振り返った林先生は、「ただYESと言いっぱなしではなくて、YESと言った自分と向き合って、そのオファーをくれた人と話し合って、中身を伴うように誠実にされている方」と、鈴木の生き方に最大限の賛辞を贈った。

11月6日放送「日曜日の初耳学」より、鈴木京香がチャレンジ精神の源について語ったインタビューを収めた<インタビュアー林修>がTVerで見逃し配信中!

鈴木京香<インタビュアー林修>のTVerはここをクリック!
※11月13日(日)21:59終了予定

「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
公式HPはこちら。

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