汚れをためないための「予防家事」とは?

公開: 更新: MBSコラム

6月25日(土)午後5時~MBSテレビで放送された『住人十色』では、元看護士の妻のアイデアで家族の健康を守るために、汚れをためない「予防家事」を重視した家を紹介した。

 住人(アルジ)は30代の夫婦と、3人の子どもの5人家族。昨年構えた新居は、道路に面したガラス張りの大開口がまるでカフェか美容院のような佇まい。
元看護師の妻が目指したのが、家族の健康を守る暮らし。そのために、汚れをためない「予防家事」を重視したという。そんな「予防家事」のアイデアが満載の住まいとは...?

 1階は、明るい光が差し込む広々としたリビングダイニングキッチン。巨大な大開口の下部の壁は高さが2メートルもあるため、道路からは家の中が見えないようになっている。また室内は、東京スカイツリーでも用いられるほど丈夫な耐震強度がある「トラス構造」の梁を採用。柱のない大空間を可能にした。
 床の素材は病院などでも使われるPタイル。比較的安価で耐久性が高く、食べこぼしで汚れてもすぐに拭き取ることができる。

 キッチンは、掃除しやすいステンレス製のフラットな天板。

 常にキレイな状態を保つため

排水口のフタを外している。

さらに

雑菌がわきやすいスポンジは3等分にカットして使用。妻曰く1/3なので、ためらわずにこまめに交換できるのだとか。

そして
洗面台の蛇口は壁から垂直に伸びるタイプ。

 一般的な水栓は根元につく水垢の掃除が必要になるが、

壁付け水栓なら汚れがたまらず、掃除もしやすい。

極めつけは、

 浴室の壁、床、天井は、カビが繁殖しないよう、楽に掃除ができる「FRP加工」という船舶にも使われる防水素材を施した。
さらには、

思い切って浴室内のカランをやめ、シャワーのみに。掃除をしやすくすることでカビの被害から家族を守っているのだとか。

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『住人十色 』~家の数だけある、家族のカタチ~は、MBSテレビで毎週土曜日 午後5時~5時30分放送中!

MC:松尾貴史三船美佳
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