『あの子の子ども』茅島みずき、前田旺志郎、野村康太、橋本淳、野間口徹、美村里江、石田ひかり出演決定!

公開: 更新: カンテレTIMES
『あの子の子ども』茅島みずき、前田旺志郎、野村康太、橋本淳、野間口徹、美村里江、石田ひかり出演決定!

カンテレ・フジテレビ系火曜よる11時「火ドラ★イレブン」枠の桜田ひより主演『あの子の子ども』に、茅島みずき、前田旺志郎、野村康太、橋本淳、野間口徹、美村里江、石田ひかりの追加キャストが決定した。このドラマは、第47回講談社漫画賞・少女部門(2023年度)を受賞した蒼井まもるの同名少女漫画を原作とし、“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップルの姿を描いた作品。既に発表された主演の桜田ひよりや相手役の細田佳央太に加え、本作をさらに盛り上げる豪華俳優陣にもぜひご注目いただきたい。

桜田演じる福(さち)のクラスメイトで親友の矢沢望(やざわ・のぞみ)を演じるのは、茅島みずき。福とは学校終わりに遊んだり、カラオケに行ったりするなど仲が良い。本当に心を開いている友達は福だけだが、そんな福にも言えないある秘密を隠している。桜田とは映画「交換ウソ日記」でも親友役として共演したばかり。

細田演じる宝の陸上部仲間の笹部隼人(ささべ・はやと)を演じるのは前田旺志郎。宝をライバル視しているため、何かと勝負を持ちかけてくるが、この先もずっと一緒に走ると決めている強い味方。

福の兄で大学3年生の川上幸(かわかみ・こう)を演じるのは野村康太。良くも悪くも自分中心で快楽主義な自由人。物事に対して達観しているようでもあり、何も考えていないような感じでもあるが、福や家族が煮詰まった時に、ふと風穴を開けるようなことを言う存在。

福の高校の担任教師 沖田侑斗(おきた・ゆうと)を演じるのは橋本淳。GTOに憧れ教師を目指したが、教師になったものの既に時代はそんな熱い教師を求めていないだけでなく許されなかったことに気付く。生徒には「おっきー」と呼ばれている。生徒と深くは関わらず、平穏に乗り切ることが一番だと心がけていたが…。

福の父親・川上慶(かわかみ・けい)を演じるのは、野間口徹。海外に単身赴任中。“良い家族”に強いこだわりがあり、本当は海外赴任も断り家族と一緒にいたかった。幸が自由人でいまいち自分のいうことを聞かず思い通りにならないこともあり、素直な福を溺愛している。

宝の母で介護士の月島直実(つきしま・なおみ)を演じるのは美村里江。宝が幼いころに離婚し、宝と2人で暮らしている。宝が出場する陸上の大会には、仕事の都合をつけ必ず応援に駆け付け、宝のためならばどんなことでもできると考えている。

福の母親・川上晴美(かわかみ・はるみ)を演じるのは、石田ひかり。結婚前は働いていたが、恋人だった慶との結婚を機に退職し、現在は専業主婦。もともと家事は好きだったので専業主婦は天職だと思っていたが、幸せを感じる裏でどこかモヤモヤするときがある。

今回発表された出演者から、コメントが到着した。

<茅島みずき コメント>
最初にこのお話をいただいた時は率直にすごくうれしかったです。原作を読ませていただいて、高校生の妊娠という繊細で難しいテーマにすごく考えさせられました。福と宝の不安や悩み、葛藤が痛いくらいに伝わってきて心が苦しくなりました。そして脚本に胸を打たれ、このドラマを見てくださる方々の心に残るドラマにしたいと強く思いました。私が演じる矢沢は福の親友です。誰よりも福のことが大好きで大切です。だからこそ、言えない事があったり、素直になれなかったり、気付かないふりをしたり。そういった複雑な想いや葛藤を丁寧に演じられたらいいなと思います。

<前田旺志郎 コメント>
監督がアベラさんで脚本が蛭田さんという事で、お二方とも僕の大好きな方達なのでお話をいただいた時はとてもうれしかったです。また、今回一緒のシーンが一番多い宝役の佳央太くんも前から知っている仲なので、とても安心しております。撮影前からここまで信頼できる方に囲まれた作品に参加できることもなかなかないので、最初から全開、全力で笹部隼人という役を演じたいと思います。

<野村康太 コメント>
原作を読ませていただき、福と宝の心情が丁寧にリアルに描かれていて、「妊娠」をきっかけに生まれる2人の気持ちや周囲の反応に、いろいろな立場の方々が共感したり、考えさせられたり、心を揺さぶられる、すてきな作品だと思いました。このような作品に携われること、そして福の兄である川上幸という役を演じさせていたただけること、とてもうれしく思います。ドラマの幸はどのように2人に関わっていくのか、ぜひ見届けていただければうれしいです。

<橋本淳 コメント>
生きているだけで誰しもが不安や葛藤、後悔や悩みを抱えていると思います。この物語に出てくる人物にももちろん、それぞれに触れられない部分や吐き出せない思いがある。そんな部分にそっと寄り添ってくれる優しい作品になるような気がしております。原作や脚本を読んだ時に、とてもセンシティブな問題ではあるのですが、とても優しく、そして温かく包み込んでくれるような印象でした。生きづらさを感じる世の中ですが、決して独りではなく、人と人の間に生まれる"優しさ"や"思いやり"は、きちんと存在しているんだよということをあらためて伝えられるよう、この作品に関わるという責任をしっかり背負い、沖田先生として大切に真摯(しんし)に向き合いたいと思います。

<野間口徹 コメント>
愛すること、信じること、向き合うこと。 そして後悔、自責、憤り。 正解のない、なかなかに重いテーマではありますが、同じ「子を持つ親」として慎重に考えながら演じたいと思っております。

<美村里江 コメント>
優しく美しいタッチで、福と宝、二人を取り巻く人々の感情を丁寧に織り上げた原作が魅力的でした。若年妊娠というテーマの難しさ、また連載中ということでデリケートな部分もありますが、大事に映像化したいという制作側の思いを受け、私も尽力したいと奮っております。原作では宝の母・直実は一筋縄ではいかない人物で、ドラマではどう描かれるのか?蛭田先生の脚本を特に楽しみにしております。


<石田ひかり コメント>
まだまだ未熟な高校生二人と彼らに関わる全ての人たちが、驚き、怒り、悩み、苦しみ、最後にどんな決断をするのか...。本当に苦しい撮影になるだろうと覚悟しています。若い皆さんには、自分の身体や人生を大事にしてほしい。親世代の皆さんには、こんな向き合い方、伝え方があるのかもしれないと、知ってほしいです。情報があふれかえる時代に生きる若者たちを守るために、私たち大人は真剣に考える必要があります。何が正解か分からない、この難しすぎる問いを、皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。

<プロデューサー・岡光寛子 コメント>
桜田ひよりさん、細田佳央太さんに続き、すてきな出演者の皆様が集まってくださいました。若年妊娠というテーマを丁寧に捉えた原作の魂を大切に、奥行きのある人間ドラマが感情豊かに描かれた蛭田直美さんの素晴らしい脚本、アベラヒデノブ監督の繊細かつ緻密な演出で、見てくださった方に深く深く刺さるドラマになると、日々期待に胸が膨らんでいます。撮影現場では、登場人物が発する言葉に、表情に、これでもかと心を動かされる瞬間が何度もあり、最高のチームでお届けできることの喜びをかみ締めています。誇りをもって大切に紡いでいきますので、ぜひ放送を楽しみにしてください!