コスパ最強!業界激震のスーパー『ロピア』関西16店舗だけで“ほか約70店舗の3倍売れる商品”があった

公開: 更新: カンテレTIMES
コスパ最強!業界激震のスーパー『ロピア』関西16店舗だけで“ほか約70店舗の3倍売れる商品”があった

 23日午後、カンテレ『ウラマヨ!』で、関東を中心に出店し3年前に関西へ初上陸した「ロピア」を特集。品質とコスパの良さで業界に激震を与えるスーパーの裏側にあった数々の戦略に迫りました。

 今回の番組は「家計の味方!関西のコスパ最強店SP」と題し、“お宝10円商品”で人気の兵庫県にある『産地直送 フルベジポ』や、毎日でも通いたくなるお値打ち飲食店エリアがある『大阪駅前ビル』などを紹介しました。

 その中で登場したのが、ここ数年で急速に関西の店舗を増やしているスーパー『ロピア』。“ロープライスのユートピア”を略して名付けられたというだけあって、最大の特徴は良質な商品がお値打ち価格で並ぶ圧倒的なコストパフォーマンスの良さです。

 特に人気なのがお肉コーナーで、国産豚バラスライスが100g127(税込)、和牛サーロインステーキが100g753(税込)という安さ。ちなみにロピアでは牛を“一頭買い”することで価格を抑えていて、これによってシャトーブリアンなど希少な部位も販売できるということです。

 そんなロピアで発見したコスパ最強の裏側、1つ目が<仕入れや値段決めは各部門のチーフが行う>ということ。

 一般的なスーパーでは仕入れを本社が一括で行い、値段を決めて各店舗に分配しますが、ロピアでは青果コーナーが「八百物屋あづま」、鮮魚コーナーは「日本橋魚萬」、そして精肉コーナーは「肉のロピア」といったように各売り場に屋号があり、それぞれのチーフにどんな商品をいくらで販売するかといった決定権があります。

 そのためロピアは店舗によって仕入れている物や値段が違い、同業他社だけでなくロピアの店舗同士でも、ライバル心を持って良い商品を低価格で販売できるよう努力しているとのことでした。

 続いて2つ目は<お会計は現金のみ>。カードやアプリでの支払いが主流になりつつある中、あえて現金のみとし、カード決済時に店舗側がカード会社側に支払う必要がある手数料数%分のコストを抑え、商品に還元しているのです。

 そして最後の3つ目が<居抜きで開店時のコストを抑える>ということ。現在全国に新店舗を増やしていますが、その8割から9割程度が以前は別のスーパーや家電量販店等だった、いわゆる“居抜き物件”です。

 この理由について取締役・関西営業本部 本部長の古家裕さんは「その方が、スピード感があり価格も非常に抑えられます。そのあたりのコストもしっかり考えています」と明かしていました。

 これを受け、MCのブラックマヨネーズ・小杉さんが「居抜き物件で好調っていうのはすごいですよね。ちょっと前までそこにあった別の店はアカンかったってことですから」と驚くと、スタジオに登場した広報担当の佐野淳基さんは「本当に関西のお客様から『ここにロピアがあってよかった』というお声をたくさんいただきますので、我々も今関西に店舗を拡大しています」と、現在の出店戦略について説明。

 また、関西の店舗ならではの特徴について聞いてみると、「たこ焼きがこんなに売れるのかっていうぐらい売れます()」と話し、ロピアオリジナルの「名物冷凍たこ焼き(40個入り430円・税込)」が爆売れしていると思わず笑顔で紹介。

「関西にある16店舗のたこ焼きの売上が、他の約70店舗の売上の3倍ぐらいなんです()」というものスゴい数字に、「売れすぎやろ!またバリ恥ずかしいことになってるやん!」と、関西人の消費行動のクセの強さに思わず赤面する小杉さんだったのでした。


(※上記商品の価格・取り扱いは店舗や日時により異なります 関西テレビ23日(土)午後1時放送『ウラマヨ!』より)