M-1で3位のさや香“なにわ流”が東京にハマりきらず苦戦「ロケで全身川に入ったのに濡れてないことに」

公開: 更新: カンテレTIMES
M-1で3位のさや香“なにわ流”が東京にハマりきらず苦戦「ロケで全身川に入ったのに濡れてないことに」

  17日午後、カンテレ『マルコポロリ!』に、2023年のM-1グランプリで3位となったさや香が登場。東京の全国ネットのゴールデン番組にも呼ばれるなど、順風満帆に見える裏側で、実は東京にハマりきれず苦戦しているという内幕を明かしました。

 2024年初回となる今回の番組は「なにわ人気コンビ新年決起会 今年こそ東京で売れてくれSP」と題し、さや香のほか、M-1やキングオブコントの決勝常連組で、関西ではレギュラー6本と確固たる地位を築いている実力派コンビ・アキナと、ボケの大須賀さんが2019R-1ぐらんぷりで準優勝し、ロケ芸人としても関西で人気を集めるセルライトスパの2組が出演。新年にふさわしい関西の人気コンビ3組が集結しました。


 スタジオには、M-1決勝の最終決戦まで残ったさや香と、初の準決勝進出を果たした番組の芸人リポーター、ドーナツ・ピーナツが揃う中、アキナの山名さんが「僕らは準々決勝で落ちたんですよ」と漏らすと、MC東野幸治さんが驚きの表情を浮かべ、「え!?…ごめん、まだ出てたんや()。俺ホンマに卒業したと思ってた」と素の表情で強烈な一撃。

「出てるわ!結成11年目や!」と秋山さんが猛然とツッコむ中、「さや香はアキナのネタどう思ったの?」と東野さんから振られた新山さんは、「いや、まぁ…正直妥当です」と後輩ながら冷静に振り返り、スタジオは爆笑に包まれていました。

「今、準決勝がいわゆる決勝くらいのレベルになってて、準々決勝がエグいんですよ。ウケてても落ちるんです」と山名さんが現在のM-1のハードな状況を解説したうえ、「そこでさらに突き抜けるくらいウケてました」と紹介するなど、その実力が高く評価されているさや香。

 しかし、東京の番組に呼ばれても大阪との勝手の違いからか、思うような結果が出せていないそうで、例えばストーンアートをつくるためまず川辺で石から探すというロケでは、石井さんが「もう川に入ろうと思って、何も言わずに石探しながら水の中入っていって、そのまま流れ着いた先にあった石で『これにしますわ』とか言うたら、現場は盛り上がったんですよ」と、得意の体当たりで手ごたえを感じていたと説明。

「その時は皆めっちゃ笑ってくれてたんですよ。でもスタジオで観てたら、ホンマになんにも濡れてないことになってたんです。編集どうやってんのかも分からへんくらいに…」と続け、番組の趣旨にそぐわなかったのか、気合いを入れてずぶ濡れになったシーンがオールカットになっていたと無念さをにじませました。

 東野さんは「東京の番組の編集技術がすごかった?()」と、さや香が受けたカルチャーショックにも納得の様子でしたが、「全身川に入ったのに、なんで俺濡れてないの!?って思いました」と呆然とする石井さんの横で、新山さんも「編集で乾かしてるんですかね」とボケつつ、本気で首をかしげていました。

 ここで、東京や大阪で数々のロケに挑んできた月亭方正さんに東野さんがコメントを求めたところ、「そんなもん、俺は大阪でもめちゃめちゃカットされてるで!」と裏事情を明かし、「スベってるのを出してくれるのは、このマルコポロリだけや。ココはどんどん出すねん()」と、喜びの声とも恨み節とも取れるひと言が。

 すると、レギュラー陣はこの言葉に深々と頷き、メッセンジャーあいはらさんが補足として「ココはスベってるっていうより、恥かいたところばっかり使うんですよ」と指摘し、編集方針が独特すぎると持論を展開。これに対して東野さんは「ちゃう!ちゃうよ()」と否定しつつも、思わず大爆笑していたのでした。
(関西テレビ17日(日)1359分から放送『マルコポロリ!』より)

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