大阪人の特徴か…“ららぽーと&アウトレット”とコストコ揃うレアスポット 店が驚いた「自転車客の多さ」

公開: 更新: カンテレTIMES
大阪人の特徴か…“ららぽーと&アウトレット”とコストコ揃うレアスポット 店が驚いた「自転車客の多さ」

 930日午後、カンテレ『ウラマヨ!』で「街デミー賞!門真編」として大阪府門真市を特集。今年オープンしたららぽーと&アウトレットパークの複合型施設の裏側に迫りました。

 大阪府中央部に位置する門真には今年4月、約250店舗・4300台の駐車場を擁する三井ショッピングパークららぽーと門真と三井アウトレットパーク大阪門真がオープン。さらに8月には隣にコストコ門真倉庫店が完成し、多くの人が押し寄せています。

 関西の街事情を知り尽くす、雑誌『関西ウォーカー』の担当・山田孝一さんも、「ららぽーと・アウトレット・コストコの3つが同じ場所にできるのはなかなかレアだと思いますので、一気に大阪の注目タウンに躍り出たと思います」と語るなど、門真は今大阪で最もアツい街の一つとなっているのです。

 注目の複合型施設は、1階と3階がららぽーと、2階がアウトレットパークとなっていて、この2つが融合した施設は全国でも初めて。

 2階のアウトレットはフロア全体を白で統一し天井を少し高めに設定。全店舗ガラス張りにして高級ブランドストリートを意識した設計に。一方、ららぽーとフロアは看板や内装は各店舗に任せて、各ブランドの良さを生かしたつくりとしています。

 中でも、オープン以降話題となっているのが「黒門市場」で、大阪を代表する商店街のひとつ、日本橋の黒門市場をららぽーと内に再現。100年以上の歴史を誇る老舗卸・深廣の初の大型寿司店『すし処 深廣』など、周辺の店舗17軒が出店し、黒門市場の象徴とも言える提灯に囲まれながら、市場の世界観に浸ることができます。

 こうした魅力的な仕掛けもあり、4月のオープンから7月末までで400万人以上の客が訪れる人気ぶり。番組MC・ブラックマヨネーズ小杉さんが「ららぽーととアウトレットが一緒って、ホンマにスゴいですよね。それぞれ欲しい物が変わってきますもんね」とその発想に驚くと、吉田さんも「アウトレットでほしい物がなかったら、ららぽーとに行けるっていうのがいい」と回遊性の高さを絶賛。

 また、門真の地を選んだ理由について、スタジオに登場した広報担当の田中友梨奈さんは、「大きく3つありまして、1つ目は人口がアツい地域、2つ目が駅から徒歩圏内で主要幹線道路も近く好アクセス、3つ目が閉館しました三井アウトレットパーク大阪鶴見の拡張移転先としてピッタリだったというところですね」と説明し、3つの理由がバチっとハマり、多くの来館者に支持されているのではと分析していました。

 しかし、さらに裏側へと切り込んでいくと、いざオープンしてみたら「自転車のお客さんが多くてびっくり」という想定外の出来事があったそうで、「アウトレットだと車が結構多いんですけど、思ったよりも自転車とかバイクで来館される方がかなり多くて、臨時で駐輪場を増設しました」と田中さん。

 パネラーの浅越ゴエさんが「『なんかお客さんが二輪車で来るぞ…』っていうのが会議になったんですか?」と尋ねたところ、「思ったより多いぞ、と()と認め、小杉さんはこれに大ウケしながら「大阪人って高低差ないからチャリでどこまでも行くんです。しかもフツーのチャリンコで爆走するんですよ」と、地元民の特性について解説しました。

 ちなみに、スタジオで紹介された今売り場で人気のアパレル商品の中には、高機能な撥水加工が施されたスーツやパーカーもあり、田中さんは「自転車でも大丈夫です!」と力強くアピール。オープン後の半年間で明らかになった“お客さんのツボ”もしっかり押さえ、喜ばれる店舗づくりに日夜励んでいるようでした。


(関西テレビ930日(土)午後1時放送『ウラマヨ!』より)