9月24日午後、カンテレ『マルコポロリ！』に、最近東京に移籍したものの今一つパッとしない芸人としてガクテンソク、マルセイユ、エルフのはるさんが出演。「お前ら、何しに東京いってんSP」と題して厳しい現実について語ると共に、東京生活10年目の三浦マイルドさんがアドバイザーとして登場し、後輩たちに上京後の注意を呼びかけました。
番組では、はるさんが東京進出後に呼ばれたトーク番組で、山田邦子さん、ハイヒール・リンゴさんに続く並びで出演したという謎の仕事について明かすと、彼女のキャラクターを愛してやまないMC・東野幸治さんが手をたたいて大笑い。
一方、マルセイユの津田さんは東京に行ってビックリした事について、「僕、サッカーが好きで、東京のサッカーグループみたいなのによく行かせていただくんですけど、ふと朝行ったら、現役日本代表の選手とか、超有名女優の方とか、アイドルグループの方とかが、普通にサッカーしにくるみたいな」と語った上で、「大阪では、番組で会うとかでも宮根誠司さんがMAXやったんですよ、芸人以外の方だと」と続け、津田さんの中では次々来る“宮根超え”の有名人に驚く日々を過ごしていると話しました。
そしてガクテンソクの奥田さんも、東京の芸能人のオーラに圧倒されたそうで、「僕もやっぱりビックリしたのが、とあるアーティストさんのコンサートにご招待いただいたんですけど、行ったら座ってたのが超一流の俳優夫妻、また別の所に超一流俳優、で、ガクテンソク奥田(笑)。いや何コレ!?って思いました。だからコンサートの中身がなかなか入ってこなかったんですよ」と、関係者席に居並ぶ人たちの豪華さで全く落ち着かなかったと回顧。
また、千鳥のノブさんの家に招かれた際のエピソードとして、「ケタ違いでスゴかったんです。なんかロケとかで『これどこまで玄関なんですか!?』っていうくだりあるじゃないですか、それの最大を見たんです。突き当たりまでず～っとやったんですよ！全部玄関で」と、とてつもない規模感を表現すると、スタジオは爆笑に包まれました。
さらに「入っていったらリビングも広いんですよ。それで棒状の芳香剤、ディフューザーみたいなやつがあったんですけど、リビングが広すぎて秋のススキくらい長かったんです。お月見できるぐらい。めっちゃ夢ありました」と奥田さんは振り返り、大阪から東京へ進出し華々しい活躍を見せている先輩への憧れをにじませました。
すると東野さんが、「楽しい話で笑いたいけど、ここから奥田くんのほうを見たら、視線の先で三浦マイルドが渋い顔してんのよ(笑)。そんな顔で見られたら、楽しい話も笑われへんねや(笑)」とマイルドさんに話を振ったところ、「人の楽しい話は胃がよじれそうになるんです。もう俺、玄関のくだりで吐きそうになりました」と、後輩がウケるたびにえたいの知れない何かにやられると訴え、一同爆笑。
最後に東野さんから、東京で今一つ波に乗り切れていない3組に対しての先輩からのエールを求められると「とりあえずもう苦しいこともあると思うんですけど、絶対に泥棒だけはするなと言いたいですね」と身もふたもないアドバイスをおくり、「分かってるわ！」「最初からする気ないですよ！」などと猛烈なツッコミを浴びてしまうマイルドさんだったのでした。
（関西テレビ9月24日（日）13時59分から放送『マルコポロリ！』より）
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