「レッズ以外?ねぇわ!」ウエストランドが“浦和自虐漫才”を市長に見せたら、ものすごい空気に!?

公開: 更新: カンテレTIMES
「レッズ以外?ねぇわ!」ウエストランドが“浦和自虐漫才”を市長に見せたら、ものすごい空気に!?

 81日夜、カンテレ『アンタッチャブるTV』で、ウエストランドがさいたま市浦和の住民から寄せられた自虐の声をもとに完成させた“浦和自虐漫才”をさいたま市長の前で披露。市役所内の空気が一瞬でピンと張り詰めました。

 番組では浦和のさまざまなエリアで、住民に対して自分たちが住む町の特徴についてインタビュー取材。すると「良くも悪くも何もないっすね。治安いいってだけで」「観光地がないから『おいでよ』って東京の友達とかには絶対言えない」「県庁があるってだけなんだよ、裁判所と」などと嘆き節がダダ漏れ状態に…。

 そんな自虐の声をまとめると、<市庁舎が大宮に移転してしまう><浦和のナンバープレートがない>といった永遠のライバル・大宮との比較に関する内容や、<浦和名物のうなぎが浸透していない>など、町の発信力の問題、さらには<浦和8駅で格差が激しい>と、駅名に浦和が付くエリア同士でマウントを取り合っているらしいという実態も明らかになりました。

 そこでウエストランドの2人が住民の訴えを行政に届けるため、自虐の声を「浦和にはあるけど大宮にはないもの」の“あるなしクイズ漫才”にして、清水勇人さいたま市長の前で披露することに。
「ぜひ聞きたいです。市民の声ですからね、それは受け止めさせていただきたいと思います」と市長から歓迎を受けた2人でしたが、井口さんが「ちなみに市長はどちらにお住まいなんですか?」と尋ねると、返ってきた答えは「住んでいるのは見沼区というところで、旧市でいうと大宮です」

 作り上げた漫才の内容から、完全に“聞かなきゃよかった顔”をする井口さん。それでも浦和をもっと良い町に…という信念を胸に、河本さんと共に住民たちの思いを届けました。

 「浦和にはあるけど、大宮にはないものは?」「はい!わかりました。浦和レッズ。やっぱり浦和と言えばレッズだから」「それもそうなんですけど、浦和レッズ以外では?」「浦和レッズ以外?…ねぇわ!浦和のアピールポイントは浦和レッズ一択だから!」「例えばうなぎとかは?」「ピンと来ねぇわ!アピールしてるのかもしんないけど、全然届いてないから!」

 ネタの冒頭から一瞬で空気が張り詰める、さいたま市役所の応接室。聞き取れない音量でザワザワし始めた職員たちと、微動だにせず漫才に聞き入っている市長。しかし、最後までやるしかない2人は、強いハートでさらに続けました。

 最後は「浦和もめちゃくちゃいい町です。どうもありがとうございました」と締めくくった2人。お辞儀の姿勢から反応を気にしつつ顔を上げると、市長や職員はそろって笑顔で、温かい拍手が。「いやいや、なんか言ってる人がいたんでね…」「僕らじゃないです」と弁解する2人に、「うなぎは私達のPR不足ですね」と市長は住民の声をしっかりと受け止め、「帰りにうなぎ食べていって下さい(笑)」と早速宣伝してウエストランドの発信力に期待。

 これに対して井口さんが「うなぎで町を盛り上げていただいて、『うなぎ祭り』をやる時には、ちょっと我々も…」とささやき、ちゃっかり営業活動までしていたウエストランドでした。


(関西テレビ81日(火)午後9時放送『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』より)

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