GAGひろゆきは相方SJと“私語禁止”…理由を論理的に話す福井に東野「お前のほうがひろゆきっぽいで」

公開: 更新: カンテレTIMES
GAGひろゆきは相方SJと“私語禁止”…理由を論理的に話す福井に東野「お前のほうがひろゆきっぽいで」

 716日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、キングオブコントで4年連続決勝進出を果たすなど、誰もが認める実力派芸人・GAGが登場。トリオ名やそれぞれの芸名の“改名話”をきっかけに、MC・東野幸治さんによって現在の3人の緊張感漂う関係性があぶり出されました。

 今回は、人気トリオ芸人の光と闇を暴き出す2週連続企画の後半戦として、「輝け!おじさんトリオSP」を放送。GAGのほか、コンビ時代に『あらびき団』で活躍するも、東野さんのせいでお笑いのフォームを崩し、トリオに転身してからもイマイチ波に乗り切れないかたつむりが出演し、苦しい胸の内やトリオの内情などを打ち明けました。

 番組の冒頭、東野さんから「GAGって、最初は『GAG少年楽団』やったやん。これはなんでそういう名前やったの?」と尋ねられ、「最初は楽しい雰囲気のトリオになりたくて名付けたんですけど、やっていくうちに名前と内情が変わってきたぞということで…」と最後は言葉を濁す福井さん。

 「楽しい感じやないの?」と詰められると、「今は正直、楽しい感じではないです」と不仲気味であることを認め、それに対して後ろの2人も無言でうなずくなど、最初の紹介パートから不穏な空気感を漂わせました。

 さらに東野さんが「宮戸くんも芸名変えたそうですけど?」と話を振ると、「2年前、本名の宮戸洋行から、ひろゆきにしました」と明かされ、全く同じ平仮名の表記だと、“2ちゃんねる”開設者のひろゆきさんが既に世の中に浸透していると口々に指摘が。

 これに対してひろゆきさんは「決める時に、周りからも『おるやん』とは言われてて、僕は別に大丈夫かなと思って改名したんですけど、こんなにみんなに言われると思ってなかったですね」と話し、改名したものの想定外の余波に困惑していると語りました。

 しかし、GAGの改名話はこれにとどまらず、「宮戸が『ひろゆき』って改名して、今みたいな絡みの所ですごく失敗が多かったので、僕も変えようと思いまして、坂本純一からアルファベットの『SJ』に改名させていただきました」とSJさんが明かし、ほんこんさんら昔の名前で覚えている番組レギュラー陣を一層の混乱に陥れていました。

 そんな中、東野さんが「一応俺が聞いた情報によると…」と前置きした上で、「SJとひろゆきが、俺こんなん初めてやねんけど、仕事以外は私語禁止だそうです(笑)」と楽しそうに明かすと、スタジオは「え~っ!?」と騒然。

 理由について、渦中のSJさんは、「この3人の中でひろゆきと僕の相性が一番悪いので、私語をしてたらもめる可能性が増えるじゃないですか。なので『じゃあもうもめないように私語をやめよう』ってなりました」と、4年前から楽屋でも一切喋っていないと説明しました。

 「リーダーの福井くんとしては、その方がいいんでしょ?」と東野さんが尋ねたところ、福井さんは「そうですね。やっぱり解散はしたくないんで。で、喋っちゃうと解散に近づいちゃうんで、しないように…」と身振り手振りを交えながら論理的に状況を解説。

 しかし、そんな福井さんを目にして「ちょっと待って!」と遮った東野さん。「今のお前のほうがひろゆきっぽいで」とツッコむと、「論破する気満々やん(笑)」などと一同爆笑。

 「僕は、論破は興味ないんです。2人に仲良くしてほしいだけなんですよ…」と切実な表情で福井さんが訴える一方で、不仲だというSJさんとひろゆきさんはそろって大笑いし、ゴシップ大好き東野さんの前で、3人が絶妙なバランスを発揮していたGAGだったのでした。


(関西テレビ716日(日)1359分から放送『マルコポロリ!』より)