4月9日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、ちっちゃいことは気にしない精神で突き進むピン芸人・ゆってぃさんが登場。去年結婚した愛妻・石川あんなさんとの夫婦共演が増えたものの、わずか1年で“ねじれ現象”が起きていると窮状を訴えました。
今回の番組は「個性派芸人集団 人力舎徹底解剖SP」と題し、ゆってぃさんに加えて実力派芸人が数多く所属する事務所・人力舎を代表し、若手芸人のよき兄貴分・アンタッチャブル柴田英嗣さんを筆頭に、元祖炎上芸人・ドランクドラゴン鈴木拓さん、令和のクズ芸人・岡野陽一さん、度々波紋を呼ぶ狂気の若手・真空ジェシカの6名が出演しました。
スタジオに表示された彼らの人物相関図の中で、MC・東野幸治さんが目を留めたのが、拓さんから岡野さんへと向かう「嘘つき」の矢印。これについて拓さんは「今クズな感じで『社長さんから借金してる』とか言ってますけど、そんなわけないじゃないですか」と岡野さんの借金キャラを完全否定し、柴田さんも「絶対違う。そんなの、嘘も嘘ですよ」と追随しました。
岡野さんが「いやいや、嘘じゃないですよ!」と声を張り上げますが、拓さんは「借金の額があり得ないスピードで増えていくんです。この間1000万円っていってたのにもう1200万円って。その社長に誰も会ったことないんですよ。よく考えて下さい、1200万円も借りられるわけないじゃないですか(笑)」と理詰めで疑惑を追及。
ここで東野さんは「拓ちゃんからすると、ちょっと『ビジネスクズ』みたいな疑惑をかけてるのね」と一旦引き取り、「これはゆってぃはどうなんですか?」と完全に脱力していた永遠の若手芸人に鋭く展開。
ハッとして姿勢を正したゆってぃさんでしたが、「聞いてました?」と東野さんからツッコまれると、「ワカチコの準備?」「ワカチコのタイミング計ってたんか」などと関西のお兄さん方からも畳みかけられ、「どこで入ろうかな…とはちょっと思ってました(笑)まだオープニングではやってないなって、どこかで入れとかないと」と、伝家の宝刀の抜きどころを探っていたと認めました。
そのゆってぃさんが最近不安に思っていることとして、ここ最近の夫婦に対する扱いの変化を紹介。「去年結婚して、最初2人でテレビに出るようになった時は、僕がスタジオで、向こうがリモートで出るみたいなパターンだったんです」と以前の状況を説明し、東野さんが「『実は今日奥さんとリモートがつながってます!』って言われて、『かなわんなぁ~』みたいな感じのやつです?」と確認。
「そうです。本当にそのパターンが多かったんです」と頷いたゆってぃさん。「でもある時、本当につい最近なんですけど、『夫婦で仕事が入りました』って言われて、どこのスタジオ行けばいいの?って聞いたら、『あ、ゆってぃさんは電話で大丈夫です』って言われて。奥さんがスタジオにいて、僕が電話で出るっていうねじれ現象がもう既に起こっていまして…」と顔を曇らせ、マネージャーからも「早かったっすね~!」などとイジられている有り様だと明かしました。
「でも奥さん、しゃべりは達者なんでしょ?」と東野さんが尋ねると、柴田さんから「そうなんですよ」と妻・あんなさんのトーク力について太鼓判。「2人で『クセスゴ』とか出させていただいたんですけど、コメントで『ゆってぃいないバージョン見たい』って早速言われてるんですよ(笑)。ゆってぃいないバージョンって、もう俺いらないじゃん…」と肩を落とし、ここへ来てちっちゃいことを気にしだしたゆってぃさんだったのでした。
(関西テレビ4月9日(日)13時59分から放送『マルコポロリ!』より)