たった1つの出来事で“予約2年半待ち”に…超人気のお取り寄せ『餃子屋 はまだ』怖くなるほど売れたワケ

公開: 更新: カンテレTIMES
たった1つの出来事で“予約2年半待ち”に…超人気のお取り寄せ『餃子屋 はまだ』怖くなるほど売れたワケ

 48日午後、カンテレ『ウラマヨ!』で、焼きたての香ばしい香りや噛むとあふれだす肉汁でご飯やビールが進む最強グルメ「餃子」を特集。お取り寄せで予約2年半待ちという超人気餃子を作る男性が登場し、あまりの人気ぶりから一時“恐怖の日々”を過ごしていたことを明かしました。

 今回の番組は「ウラマヨ!餃子フェス」と題し、累計3760万個を販売した大阪生まれの無人冷凍餃子店や、餃子女子をとりこにする魅惑の創作餃子、さらに全国のご当地餃子など9つの人気店が集結。珠玉の餃子たちを紹介しました。

 そのうち“予約2年半待ち”の餃子を作っているというのが「餃子屋 はまだ」の濱田篤志さん(32)。お取り寄せ餃子を始めたきっかけについて尋ねると「子供の頃によく家族で『餃子の王将』に行っていて、厨房で働いているお兄さんがかっこよくて、いつかやりたいなって思ったんです。それで、高校卒業と同時に王将に入社して、そこから餃子の研究を始めました」とのこと。

 その後30歳で独立し「餃子屋 はまだ」を創業。「2021年の3月に起業したんですけど、そこから半年間くらいは大体作った分が全て売れて、3週間待ちぐらいで順調にいかせてもらってまして」とスタジオで語った濱田さん。

 そして、運命が変わった日と振り返ったのが半年後の914日。カンテレの情報番組『よ~いドン!』で取り上げられると、売れ行きが一変したそうで…。

「登場するコーナーが始まる前、『次のコーナーの予告』の時点で電話がかかってきまして。とりあえずそのお客さんに対応したんですが、その間に割り込み通話が何十件も入ってきてました。で、2人目のお客さんの対応が終わっても鳴り続けるので怖くなって…対応しきれなかったですね。メール見たら注文が2000件入ってました」と衝撃的な展開が明かされ、MCブラックマヨネーズの吉田さんは「放送から数十分後とかで!?」と驚愕。

 しかし、濱田さんは「いえ、まだ5分、10分とかで2000件になってて」とそれ以上の反響だったとした上で、「最終的には放送後に6000件の注文をいただきまして、そこで予約を止めました」と、たった1度の番組出演で爆売れしたと語りました。

 これには吉田さんも「『よ~いドン!』の視聴者ってそんなに動き早いんや…」と呆然とした様子で、相方・小杉さんは「購買意欲マンマンの人が見てる(笑)なんかあったら買うたるぞ!って」と、前のめりで見ている人たちのあまりの多さに爆笑していました

 ほかにも、放送以降「自宅までお客さんが『買わせてください』って100人くらい来られました。全部お断りしたんですけど、しばらくは続きましたね」と、餃子の工房が併設された自宅にまで客が押し寄せたり、「顔バレし続けるのも怖くなってしまって、すぐに安いメガネを買いました(笑)」と、人気のあまり変装が必要だったりするなど、人生が激変したという濱田さん。

 それに対して小杉さんが「外で普通にパスタとか食べてても『パスタ食べるんや!』って言われるでしょ?」と置かれた状況を察すると、濱田さんは「『餃子じゃないんやな』みたいに言われます(笑)」と頷き、吉田さんから「シュウマイなんか絶対頼まれへんな(笑)」とツッコまれていたのでした。

 ちなみに濱田さんによる手作り餃子は、新たな予約は中止のままですが、少しでも多くの人に自身の味を楽しんでもらおうと、ほぼ同じレシピで製造を工場に依頼。楽天市場などで、予約なしで購入可能だということです。


(関西テレビ48日(土)午後1時放送『ウラマヨ!』より)