東野「テレビ出てる人でそんな人おれへんで」M-1は14回中7回が1回戦落ち ぐりんぴーすの生きる道

公開: 更新: カンテレTIMES
東野「テレビ出てる人でそんな人おれへんで」M-1は14回中7回が1回戦落ち ぐりんぴーすの生きる道

 326日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、アルコ&ピースが太田プロの次世代スターを引き連れて登場。そのうち1組の、地上波テレビの出演者としては異色すぎる実績に、MC東野幸治さんをはじめレギュラー陣一同が困惑に包まれました。

 今回の番組は「ぐりんぴーすVSストレッチーズ 謎の大阪決戦SP」と題し、アルピーの2人に加え“面白いヤツは絶対NG”という酒井軍団の幹部・落合さんらからなるコンビ・ぐりんぴーすと、ツギクル芸人グランプリで優勝し、若手随一の正統派漫才師と称されるストレッチーズの2組が出演。文字通り大阪の地で謎すぎる決戦を繰り広げました。

 冒頭で、後輩の2組を背にした平子さんは開口一番、「今日は配信番組ですか?」と確認。これに東野さんは笑いながら「いや違います(笑)。関西のお昼に放送されますから」と宣言した上で、「今日楽屋に行ったら謎の台本が置いてあって、1819ページに及ぶほどで、ずっとぐりんぴーすとストレッチーズの情報しかないんですよ」と困惑顔。

 プレゼンターであるはずの平子さんが「僕も知らない4人との収録だから今日ちょっと緊張するんですよ(笑)」と不安そうに語れば、相方の酒井さんも「ぐりんぴーす落合と、ストレッチーズ高木は軍団員ですけど、他の2人は僕もあんまり知らないです」と言葉少なで、番組は出だしから不穏な空気に。

 そして2組のうち、キャリア15年だというぐりんぴーすについては、酒井さんから「もうネタは捨ててます。M-11回戦で落ちまくってて」と聞き捨てならない一言が。


 「ちょっと待って、1回戦で落ちたの!?」「1回戦って、喋ってたら通んねやろ?」などと東野さんやほんこんさんが尋ねますが、ぐりんぴーす牧野さんは「厳正な審査があるんですよ!」と、1回戦でも十分な難関だと主張。

 当然ながら芸人1本で生活するのは難しく、妻子もいる2人は別の仕事やバイトとの兼業状態で、それを聞いた東野さんは「ほぼアマチュア芸人やないか!何で出てくんねん!」とツッコミつつも、どういうわけか番組にやって来た異色のゲストに興味津々の様子でした。

 一方、もう1組のゲスト・ストレッチーズは去年M-1で準決勝に進出するなど期待の若手。酒井さんが「ネタめちゃめちゃ頑張ってるんですよ」と持ち上げると、ストレッチーズ高木さんは「単独ライブとかやって、もうガンガン漫才だけをっていう時に、ぐりんぴーすさんと同じくくりで…ちょっと心外です」と今回の座組への苦情を申し立て。

 続けて相方・福島さんからは「ぐりんぴーすさん、M-1今年ラストイヤーなんですけど、出ないらしいんですよ」と、信じがたいリーク情報が。よもやの“最終年出ないパターン”に東野さんは「めちゃおもろいやん!ラストイヤーは出ないって!」と大笑い。

 「『出たくない、こわい』って言って」とさらなる内幕がバラされると、ぐりんぴーす落合さんは「M-114回あって2分の1くらい1回戦で落ちてんだぞ、わかんねぇだろ!この気持ち!」と散々な戦歴をカミングアウトしつつ、謎の反論を展開しました。

 これには「マジで?(笑)」と、想像以上の結果のさえなさに、素で引いてしまった東野さん。「はい!…なんなんすかっ!そういう時もあるでしょう!」と落合さんはキレ気味に応じますが、「ないよ(笑)。テレビ出てる人でそんな人おれへんで(笑)」と指摘され、「えっ…!?」と口を開けて立ち尽くす、ぐりんぴーすの2人だったのでした。


(関西テレビ326日(日)1359分から放送『マルコポロリ!』より)

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