まさかの不在で番組スタート…永野が手違いで収録に40分遅れ「だまされたんです!」現れたら即刻“狂犬”

公開: 更新: カンテレTIMES
まさかの不在で番組スタート…永野が手違いで収録に40分遅れ「だまされたんです!」現れたら即刻“狂犬”

 319日放送のカンテレ『マルコポロリ!』で、ゲストの1人であるはずのピン芸人・永野さんが不在のまま番組が始まるというハプニングが発生。所属事務所や先輩の威信を守ろうとしたわらふぢなるお口笛なるおさんが、とっさに機転を利かせたものの完全に墓穴を掘るという一幕がありました。

 今回の番組は「どうなる!?わらふぢなるお 廃人と堕天使をみんなで救済SP」と題し、これまでの出演での失敗からそれぞれ廃人や堕天使と化したなるおさん、ふぢわらさんの未来を考えるため、永野さんのほか、お見送り芸人しんいちさんとヤーレンズが登場。腐りまくっているというコンビへの処方箋について語り合いました。

 冒頭でMC東野幸治さんが「なぜ関西で、わらふぢなるおの救済をしなくちゃいけないのかという疑問と、それをやるって言ったら永野くんが来ないという…」と語り、確かに前列わらふぢなるおと、しんいちさんの3人の後ろ、ヤーレンズの隣に1つぽっかりと空いた椅子が。

 これに対して、永野さんが所属するグレープカンパニーの後輩・なるおさんが「ちょっと新幹線が遅れてまして…」と頭を下げるも、すぐに東野さんから「いやいや、マネージャーさんが間違えた時間を教えたんです。永野くんは別に遅刻じゃなくて、言われた時間に行ったらもうトチってるんですよ(笑)」と真相を明かされ、「ウソついたらダメですよ!」と、いきなり力いっぱいダメ出しを受けました。

 一方で、突然の自己紹介を申し出る相方・ふぢわらさん。これから何が起きるか理解している東野さんが、無言で伏し目がちとなる中、「初めまして!『保育園落ちた日本死ね!』で一世を風靡(ふうび)しましたふぢわらで~す」と、前回の出演時と同様にウソの自己紹介をし、スタジオは乾き切った空気に。

 「ウケたことねぇだろそれ!何で1発目そんなことすんだよ」と、なるおさんがツッコむも、「いやいや、なるおさん、あの…『それもスベってる!』って言う役の永野さんがいないからやめてください」と、永野さん不在では収拾がつかないことに耐えかねた東野さんが、必死の進行を見せていました。

 結局40分遅れで「すいません!すいません!」と息を切らせた永野さんが平身低頭で現れ、東野さんは早速「なるおがワケわからんウソついて…」と不在の間の出来事を報告。すると「え!?俺だまされたんですよ!なんでそんなこと言うの?じゃあ俺が悪くなるじゃん!」と後輩に詰め寄る永野さん。

 「グレープのミスじゃないですか、それを言うのも良くないのかなと…」と、なるおさんが弁明しますが、永野さんは食い気味に「言っていこうよ!グレープのミスを!」と、登場するや否や“狂犬”ぶりを発揮し、「俺全然悪くないんですよ(笑)。これのために色んな気持ち作ってて、『オープニングあれ喋ろう』とか考えてたのに全部ぶっ壊れて!」と不満をぶちまけました。

 さらに東野さんから、「そのオープニングで前列の3人がちょっと不発で」と明かされると、永野さんは「え!?何してんだよ!大事な時じゃんかよ!」と、後輩たちを叱咤(しった)して盛り上げ、スタジオの空気に潤いをもたらしていきますが、その傍らでなぜかどんどん顔がこわばっていく、なるおさん。

 「顔!顔!永野くんが苦手なの?来てから表情硬なってる(笑)。笑顔で!」と東野さんが鼓舞しますが、なるおさんはぶぜんとした表情で「永野さんを得意な人の方が珍しくないですか…?」と応じ、しんいちさんも「マルコポロリに永野さんの味方が多いだけで、他では見ないです」と、むしろこの番組の方が異端であると断じました。

 これに東野さんは「ウソやん!俺たち間違ってたの?」と動揺してみせますが、メッセンジャーあいはらさんを「お兄ちゃん」、ほんこんさんを「おやじ」と呼んで慕う永野さんは、「今日は本当になんか、おうちに帰って来たというか…」と、ハプニングに見舞われたにもかかわらず実家のような雰囲気に、ひとり終始リラックスした表情を見せていたのでした。


(関西テレビ319日(日)1359分から放送『マルコポロリ!』より)