2月26日放送のカンテレ『マルコポロリ！』に、テレビからプロレスまで大活躍のフワちゃんが登場。ただでさえ不慣れだという関西の番組でのほんこんさんとの初共演に、ウリである奇想天外さが鳴りを潜める一幕がありました。

　今回の番組は「フワちゃんと愉快な仲間たち大集合SP」と題し、彼女の才能をいち早く見出したAマッソの加納さんをはじめ、トンツカタンの森本晋太郎さん、土佐兄弟の有輝さんと卓也さん、新星YouTuberの岡田康太さんの5人も出演。日々フワちゃんに振り回されている仲間たちが、その規格外の問題行動を大激白しました。

　番組冒頭、紹介されるや否や立ち上がり、力いっぱい両手両足を広げてポーズを決めるフワちゃん。それを見たMCの東野幸治さんは、「ありがとう！そのテンションありがたいけど、1時間も持つかなぁ？（笑）」とスタートダッシュの勢いを心配しました。

　続けて「フワちゃんは関西の番組に出ることはあんまないの？」と尋ね、「あんまりない。めちゃめちゃ久しぶりに来ました今日、関西の番組」との答えに、「どうなんですか、関西の番組とかはやりづらかったりするの？」と重ねて質問。

　これに対しフワちゃんは「当たりめえじゃん！クソやりにくいよ（笑）」と自由奔放な異端児ぶりを早速発揮していました。

　スタジオが爆笑に包まれる中、東野さんからフワちゃんの印象について話を振られたほんこんさんは「いや、今日初めてで」と今回が“初めまして”だと明かした上で、「ホンマに明るいし、みんな呼び捨てにしてるからどんな子なんかなと思ったら、ちゃんと挨拶来たから。もう俺ビックリしたわ」と続けました。

　たとえ相手が大御所でもタメ口なフワちゃんの意外な礼儀正しさに驚いたというほんこんさんでしたが、東野さんはそれに大笑いしながら「いや違うねん（笑）。逆に言うと、フワちゃんがちゃんと挨拶する自分を呪え！そのキャラクターを呪え！」と一刀両断。

　さらに「フワちゃんは感度が高いから、みんなは呼び捨てにするけど『あ、この人は（呼び捨てに）するとめんどくさいな』って思われてたんですよ！」と続け、ほんこんさんは“選ばれし面倒臭き人”だったのだと解説しました。

　これにほんこんさんは立ち上がって爆笑し、フワちゃんに対して「『ほんこん』でええよ（笑）」と、いつものノリで接してくれてよいと懐の深さを見せたものの、「ほんこんさん、今日はよろしくお願いします」と両手をそろえて深々と頭下げるフワちゃん。けして警戒心を解こうとはしませんでした。

　一方、Aマッソ加納さんは、今回のほんこんさんのように“初対面”の時にガッチリとハートをつかまれたそうで、「何かの番組のオーディションの時が初めてやったんですけど、トイレでバーって来て『おはようございます！』って言われて…」と当時を回顧。

　その上で「当時からすごいミニスカートを履いてたんですよ。だから知らん後輩やけど、笑かそうと思ってスカートをのぞくみたいなボケしたら、全部まくり上げて『エサだぞ！』って言ったんですよ。『えっ！？』と思って…」と続け、それで「この子はオモロい」と度肝を抜かれたと振り返りました。

　加納さんの横で、フワちゃんが話に合わせてスカートまくり上げては戻し、まくり上げては戻しを繰り返していると、東野さんは「やめろや！やめろって（笑）。フワちゃん、俺らはボケや思って『コラコラ！』って言うけど、ほんこんさんだけ『んっ？』って見るのよ」と噴き出しながら注意。

　そんな東野さんを指さして笑いつつも、しっかりと照れていた誰よりもピュアなほんこんさんだったのでした。

（関西テレビ2月26日（日）13時59分から放送『マルコポロリ！』より）