ほぼミトンの“ティラミス”はこう作る…進化系スイーツ生み出すパティシエ小住匡彦 斬新すぎる「設計図」

公開: 更新: カンテレTIMES
ほぼミトンの“ティラミス”はこう作る…進化系スイーツ生み出すパティシエ小住匡彦 斬新すぎる「設計図」

 218日午後、カンテレ『ウラマヨ!』に、ミトンの形をしたティラミスや、座布団のような見た目のモンブランなど、斬新な進化系スイーツを生み出す人気パティシエ・小住匡彦さん(31)が出演。フランス修業で経験した“地獄の7年間”について明かしました。

 今回の番組は「進化系スイーツ2023~甘いだけじゃない 涙でしょっぱい苦労の物語~」と題し、関西の人気スイーツ店2軒のオーナーが登場。甘いスイーツの裏側に隠された、涙の日々について語りました。

 その中で紹介された小住さんの店、大阪・天満橋の『Masahiko Ozumi Paris』は20226月のオープン以降、店の前には常に行列が。その人気はすさまじく、オープン当初は朝5時から並ぶ人もいたほどで、芸能人の間でも人気だという今注目のスイーツ店です。

 ケーキ屋さんの長男として生まれた小住さん。大学卒業後フランスで修業を積み、28歳でパリの5つ星ホテルのスーシェフ(副料理長)に。さらにスペインの製菓雑誌「so good..」に日本人最年少で掲載されるという偉業も成し遂げました。

 独創的なデザインのケーキ。実は作り方もかなり斬新で、「CADというパソコンのソフトでケーキの設計図を書いています。まず3Dプリンターを使ってプラスチックで作り、それをシリコンで型取りして、型に生地を流し込んで作っています」と小住さん。

 MCブラックマヨネーズ・小杉さんから「3Dプリンターで型を作るのって、1個いくらくらいかかるんですか?」と尋ねられ、「1個で300万円くらいかかります。覚悟がないとできないですね」と答えると、スタジオは「え~っ!?」と大騒ぎに。

 吉田さんが「でもプラスチックで形ができたとしても、ケーキにした時にうまくできるかは分からないですよね?」と確認すると、小住さんは「分からないですね。作ってみないと」と答え、新商品を生み出す時は常に“失敗が許されない勝負”だと話しました。

 今ではカリスマパティシエですが、甘いだけじゃない、涙でしょっぱい苦労があったという小住さん。単身パリへ渡りスイーツの勉強を始めた際は、見習いとして“タダ働き”。知識を得るために3カ月働いては次の店へという修業を約10店舗で繰り返し、さらにそこでは同僚たちからの“いじめ”も経験したそうです。

 7年間の苦労について「色んな所で知識も学びたいですし経験もしたかったので。お金をもらおうと思うと教えてもくれないですし、フランス語もあまり話せない外国人ってなると、『もう皿洗いでもタダ働きでも働かせてください』っていう形でした」と顧みる小住さん。

 小杉さんから、「フランス語をしゃべれないから、いじめられたんですか?」と聞かれると、「そうですね。外国人として行っているので、何か店で問題が起きても、全て僕のせいになってましたね。僕が答えられないので、僕のせいにしておけば丸く収まるっていう…」と悔しそうに答えていました。

 しかし、小住さんは「ずっと、やられても言い返せなくて落ち込んでたんですけど、もう言い返したろと思って、フランス語を勉強してイヤな事された時にワ~って言い返したんですよ」と“反撃”に転じた経緯を説明。

「そうしたら相手がひるんだんですね。で、そこから優しくなってきて。段々仲良くなって、ごはんとか誘ってくれるようになって(笑)」と続けると、あまりの急転直下に吉田さんは「何なん?どんなフランス語覚えたんですか!?」と驚愕し、小杉さんも「本、出してくださいよ!『小住匡彦の一撃フランス語』、お願いします」と興味津々。

 これに対して小住さんは、「今考えると、不気味やったんかもしれないです。何かされても何も言わなかったから。『自分はこう思ってるんだ』というのを言ったら仲良くなれました」と笑顔を見せ、アウェーである外国でも自分の意思を相手にしっかり伝えることで、つらかった修業時代を乗り越えられたと振り返っていたのでした。


(関西テレビ218日(土)午後1時放送『ウラマヨ!』より)

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