11月6日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に野性爆弾が出演。くっきー!さんがかつて芸人を辞めようとした際、ポロリ軍団で親友のシャンプーハットてつじさんが必死で止めたという当時の秘話が明かされました。
今回の番組は「野爆とシャンプー友情物語」と題して、キャラクターもネタのスタイルもまるで違う2組が、どのようにして互いに親友と認め合うまでその仲を深めあって来たのか、今だからこそ話せる裏話について語りました。
MCの東野幸治さんから「最初のきっかけみたいなのは覚えてる?」と話を振られたくっきー!さんは「何となく覚えてます。カーディガンですね。当時あんまり着てる人がおらんかったカーディガンをてつじが着てて、僕もカーディガンやったんですよ。それで『きみカーディガンだね』『うん僕カーディガンだよ』みたいなことから…」と、謎めいたエピソードを披露。
あまりの怪しさに、メッセンジャーあいはらさんから「嘘ばっかり(笑)」、ほんこんさんからも「ちゃんと喋れや!」とツッコミが入りますが、てつじさんが「カーディガンはホンマに着てました。『あ、カーディガン好きなんですか?』って聞かれたから『カーディガン好きです』って答えて」と認め、おおむね正しいことが判明しました。
また当時、オシャレの最先端だったというてつじさんについて、くっきー!さんは「てつじは胸毛濃くて剃ってたんですよ。ちょっと生えてきたらじゃりじゃりになるやないですか、それでようTシャツ破っとったんですよ。毎回新品のTシャツ買うても、やすりで持ってかれるみたいに破っとったから」と、独自の世界へ突入。
これに対して、しびれを切らしたてつじさんが「いや…、ちゃんと喋ってや」と注意を促すと、東野さんは「あんまり言うたらなんやけど、1週間前くらいにてつじが『今度マルコポロリで野爆と2組でフィーチャーされるんで、すごい楽しみなんです』って。それやのにワケの分からん話を(笑)」と大笑いしていました。
「Tシャツ破れるとか、そんなん無いやん!感動したいのよ、感動」と、親友とのレギュラー番組での共演を充実させたいてつじさん。「くーが『辞めようと思う』みたいな話もあって。こんな最高の才能を無くしたらホンマにあかんと思ったから止めたんですよ」と、ついに自ら率先して“友情物語”を語り始めました。
「俺が芸人やってる理由ってくーやねんで、みたいな。やっぱり芸人って、おもろい人におもろいと思われたいっていうのでやってるから。それが自分にとってはくーやから。くーがもし芸人やめたら、俺は誰におもろいと思ってこの世界やったらええねん!って言って」と渾身(こんしん)の感動エピソードを締めくくったてつじさん。
その間、終始無反応だったくっきー!さんに対して最後「…感動してたよね?」と確認すると、「それいつの話?」ととぼける親友。「なんで!?いや、自分が言わなあかんやん、このエピソード。なんで俺が、自分が感動する話を自分で言うてんの?」と、完全に独り相撲状態のてつじさんにスタジオは大爆笑。
相方の窮地に、恋さんがくっきー!さんを指して「いや、そういうの苦手なんですよ。照れ屋やから」と助け船を出すと、東野さんも「くーちゃんは照れ屋やからね。ホンマはちゃんと覚えてる!」とフォロー。しかし、それでも「今日は照れる日ちゃうやん!」と、期待していた感動とは無縁の展開にボヤキが止まらないてつじさんだったのでした。
(関西テレビ11月6日(日)13時59分から放送『マルコポロリ!』より)