10月16日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、今年だけで6回目の出演となるウエストランドの井口浩之さんが登場。ランジャタイ・国崎和也さんと共にかつて2人でユニットとして披露したコントを実演し、地獄のようなひと時を過ごしました。
今回の番組には、井口さんを愛してやまない「ウエストランド井口だいすきクラブ」のメンバーとして、ほかにリーダーのモグライダー・ともしげさん、井口さんの相方・河本太さん、パーパーのあいなぷぅさん、そしてトンツカタンの森本晋太郎さんが出演。井口さんの素顔について徹底的に語り合い、その魅力に迫りました。
メンバーの相関図で、井口さんから国崎さんに向かって「僕を巻き込むな!」という矢印があるのが気になったMCの東野幸治さん。「ランジャタイに巻き込まれてるの?」と尋ねると、井口さんは「僕と国崎さんで一緒にネタをやったことがあって…。国崎さんがマイケル・ジャクソンになって、僕がT.M.Revolutionの格好をして、ただ対峙して『ポゥ!』とか言われるだけのを15分間やり続けるんです」と苦々しい表情で答えました。
そんなネタが大好物な東野さんは、当然ながら実演を切望。渋々の井口さんとは対照的にノリノリの国崎さんが「井口くんがコートを着ててTMと分からない状態で歩いて来て、マイケルの僕と肩がぶつかるんです」と設定を説明し、コントがスタートしました。
2人の肩がすれ違いざまにぶつかると、マイケルの国崎さんが振り返り、甲高い声で「おい!肩がぶつかったよ。おい、聞いてるのか?肩がぶつかったよ?なんだお前、なんで何も言わないんだ。肩がぶつかったよって言ってるんだ」
一方、コートを両手で押さえて自らの正体を隠したまま、ピクリとも動かず無言で見つめ返すTM・井口さん。
「おかしいな、何も言わない。おい!肩がぶつかったよ、気をつけろ!聞いてる?おい、肩がぶつかったよ?何をやってるんだ、肩がぶつかったんだ、気をつけろ!アァァォ!肩がぶつかった、気をつけろ!ポォォゥ!」
それだけを延々繰り返す国崎さんに、東野さんがたまらず「もうええわ!もうええ!(笑)」と制止。解放された井口さんが「これを15分っすよ!最後の1分位でコートをバーンって取って、T.M.Revolutionの曲が流れて終わりです」と、コントの恐るべき全貌を明かすとスタジオは爆笑に包まれました。
また、東野さんが気になっていたのが井口さんの女性人気。これについてともしげさんは「井口くんってやっぱモテないんですよ。女の子の悪口を言うような芸風だから、めちゃめちゃウケるんですけど、どうしても女性にはモテないというか」と分析を交え紹介。
そこで「国ちゃんとか、すごいモテるんちゃうの?」と東野さんが国崎さんの名前を出すや否や、「それが一番ムカつくんすよっ!」と急に荒ぶる井口さん。聞いた東野さんに加え、国崎さん本人もキョトンとして「なんでなんで?」と先を促すと、「誰も笑ってない中、あんな15分もポゥポゥ言ってたようなヤツが、急に大人気になって…」とジェラシー。
さらに「ランジャタイのファンの女性は『私はランジャタイを好きという変わった女です』みたいな感じなんですけど、ランジャタイは今めちゃくちゃ人気なんだから、そういう人はめっちゃ一般的な人間なんですよ。変わった人間になりたいんだったら僕を応援しないといけない!」と鼻息荒く持論をまくしたて、東野さんから「やめろ!どうしたんやお前!」と、たしなめられる井口さん。
間髪をいれず、ともしげさんが「これをコンパとかで言って、本当に引かれて変な感じになっちゃったんですよ(笑)」と暴露ネタをぶっこむと、東野さんは爆笑。「国ちゃんは別にそんな意識してないもんね、女の子にウケるとか。やった結果やもんね」と水を向けると、国崎さんは「意識してないですよ。うん」と、飄々と答えた上で、「…もう1回やろか井口、さっきのコント」と、井口さんに突然また奈落の底からの招待状が。
「なんでアレもう1回やるんですか!?見てらんないですよ!」と抵抗してみせるものの、再び地獄のようなひと時へと引きずり込まれた井口さんだったのでした。
(関西テレビ10月16日(日)13時59分から放送『マルコポロリ!』より)