千原せいじ、同期・なだぎ武と“15年間共演NG”…本人に明かした独特すぎる理由

公開: 更新: カンテレTIMES
千原せいじ、同期・なだぎ武と“15年間共演NG”…本人に明かした独特すぎる理由

 94日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、千原兄弟2人が初登場。せいじさんが、スタジオのすぐ後ろに座っているなだぎ武さんをこれまで“共演NG”としていたことが明かされ、同番組でついに雪解けの時を迎えました。

「千原兄弟襲来!2丁目劇場伝説SP」と銘打った今回の番組。ダウンタウンや、番組のMC東野幸治さんなど数多くのお笑いスターを輩出した心斎橋筋2丁目劇場で、一大ブームを巻き起こした千原兄弟のほか、女性たちから絶大な人気を集めた2丁拳銃、さらに劇場の裏話をよく知るなだぎ武さんとケンドーコバヤシさんが出演し、今だから話せる驚きの伝説の数々について明かしました。

 スタジオにズラリと並んだそうそうたる面々に、東野さんは「これは、こっぱずかしいのか、嫌なのか、嬉しいのか…(笑)」とゲストたちの気持ちを推し量りますが、「その2丁目劇場伝説の前にですね、ちょっと今もう新たな伝説が。皆さん目撃者です」と改まった様子のジュニアさん。

「せいじとなだぎ、共演してるの初めてなんです」と続けると、レギュラー陣から一斉に「え~!?」と驚きの声が。「ある日突然せいじが『俺、なだぎは共演NGや』って言いだしたんです(笑)。ほんで俺、今回見たらなだぎ入ってるからマネージャーに『大丈夫か!?』って」と、ジュニアさんは今回の共演を知り衝撃を受けたと語りました。

 千原兄弟となだぎさんは数少ない同期で、「若い時から、もちろんずっと一緒にやってたんです」とジュニアさんが話せば、なだぎさんも「仲良かったんですよ」。当のせいじさんも「よく遊びに行っててな。バイトも一緒に行ったりとか」と振り返り、良い関係に見える2人。

 東野さんが「そんなら別にNGにせんでもええやん。ちょっとしたケンカでもさ」と首をかしげる中、ジュニアさんは「15年位前に突然NGって言い出したんです」と、発生以来結構な時間が経っていると紹介。

 これに対し、「そんな前!?えぇっ!」となだぎさん。「僕はずっと知らなかったんです。最近ジュニアがテレビで言ってるのを見て、『えっ!?俺せいじにNGくらってんの!?』って(笑)。知らんかったです。何で?って」と、理由に全く心当たりがない様子…。

 すると、そのワケについて語り始めたせいじさん。「15年位前に、何かで絡んでる時にコイツがずっと俺をイジってきて。それは舞台上だから別にいいんですよ。でも、俺がなだぎをイジろうとすると全部切るんですよ。バサッと。『これがずっと続くと思ったらやってられへんな』と思って、もう最初からNGにしといた方がええわって」と打ち明けると、東野さんが「そんなこと!?(笑)」と呆気にとられるなど、スタジオは大爆笑となりました。

 そこでジュニアさんが「今日はなんでOKなん?解禁でええの?」と、せいじさんに確認すると、「3年前かな、映画で共演したんです。端役やけど、なだぎを痛めつける役やったんですよ。なんかそれでスッキリした感じで」とあっさりOK宣言。

 東野さんから「ウソやん(笑)」、ほんこんさんからも「なんやお前(笑)」などとツッコミが相次ぐ中、ジュニアさんは「俺ら同期としては、やっとココが雪解けしてくれてよかったなと。あとはフジモンとバッファロー吾郎A先生なんです」と、まだもう1組ややこしい2人がいると漏らしました。

「一番の確執なんです。NSC8期生の中でA先生とフジモンっていうのが」と、なだぎさんが2人の関係を案じると、折り合いが悪い原因について知るジュニアさんが「簡単に言うと、頭をフジモンが叩く、ほんでA先生が『Oh!ポカホンタス』って言うギャグのくだりがグチャグチャっとなって…そっからNGです(笑)」と、これまためちゃくちゃ些細なきっかけ。

 これには「せいじ・なだぎと一緒やん!(笑)」と苦笑せざるを得ない東野さんだったのでした。


(関西テレビ94日(日)正午から放送『マルコポロリ!千原兄弟襲来!伝説の2丁目劇場SP』より)