ブラマヨ吉田が決意の告白「ブラマヨ第1部は終了した」“第2部”での挑戦とは 小杉「僕も思ってる事」

公開: 更新: カンテレTIMES
ブラマヨ吉田が決意の告白「ブラマヨ第1部は終了した」“第2部”での挑戦とは 小杉「僕も思ってる事」

 87日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、ブラックマヨネーズ小杉竜一さんと吉田敬さんが出演。小杉さんからは普段口に出さない相方への感謝の言葉が、そして吉田さんからは「ブラックマヨネーズ第1部は終了した」と衝撃の一言がそれぞれ飛び出しました。

 今回の番組は「ブラマヨ徹底解剖SP」と題し、王道漫才師であり全国ネットのMCも務める人気の2人が、衝撃の結成秘話からM-1優勝、大ブレイクに至るまでの軌跡、さらには以前“イタい芸人”と呼ばれた小杉さんの変貌ぶりまで、1時間にわたって語り尽くしました。

 その中で、MC東野幸治さんら出演者一同の感動を呼んだのが、事前の番組スタッフとのリモート打合せで、小杉さんがひそかに吉田さんへの感謝の思いを明かしていた場面。

「今芸人として色んな場で表現する時、僕のベースを作ったのは絶対吉田やと思うんですよ」と語り始めた小杉さん。「一個一個、僕ができへん事について細かいダメ出しが結構ずっとあって、『うるさすぎるん違うか?』とか。それを、そやなと思って直していくうちに、現場とかで『面白い』って言ってもらえることが増えてきたんです」と続け、自分が芸人として才能を開花させられたのは、吉田さんのおかげだと話しました。

 また、それを裏付けるエピソードとして、かつてケンドーコバヤシさんから「お前は俺の芸人の定説を覆した男や」と指摘されたことを紹介。

「『だいたい芸人は先天的なもんで、おもろいやつは昔からおもろいし、いつか売れる。おもろないやつはずっとおもろないけど、お前は途中からおもろなった。そんな芸人初めて見た』って言われたんですよ」と振り返った上で、「それって、吉田が僕に対して『好きにせいや!』というわけではなく、ダメ出しって言いにくいと思うんですけど、言葉を選びながら言ってくれたからなんじゃないかと。ホンマにお笑いで飯食えていることに感謝しますよね。あいつが『やろ』って言ってくれへんかったらやめてたから」と、小杉さんはリモート先のスタッフに対して切々と語っていたのでした。

 これを受け、東野さんから「小杉くんはこんなこと思ってましたよということなんです。照れ臭いかも分かりませんけど。どう?吉田くん」と水を向けられた吉田さんは、「芸人って、細かいことを注意する側のほうが、芸人としてハードル上がると思うんです。『何も考えてないねん』って言ってる方がハードル下がると思うんですよね。自分のハードル下げるのやめて欲しいなと思いますね。やりよったなと」と、ここでもまさかのダメ出し。

「使われると思ってへんかったから…」と、終始恥ずかしそうにしていた小杉さんでしたが、感動要素などまるで無かったかのような相方からの一言に、「なんやねんおまえは!今のVTR見て、なんやその感想は?」と思わず不平を漏らしていました。

 しかしその直後、吉田さんは東野さんからの質問に答える形で、「小杉がいないとやっぱり、言うたら子供もおらんかったと思うので、だからそう意味では相方は神様ですよね」と小杉さんへの感謝の思いを吐露。

 また、コンビの今後について問われた吉田さんが「僕はいつまでも東京で頑張る気もなかったですから」と打ち明けると、小杉さんも「大阪で漫才できるようになりないなっていうのは僕も思ってる事なので」と述べ、2人は関西を主軸とした活動を展開したいと告白。

 東野さんが「将来的にはNGK(なんばグランド花月)で、トリの漫才師に向けてっていうこと?」と確認すると、吉田さんは「そうですね。はっきり言ってしまえば、ブラックマヨネーズ第1部は終了したかなっていう感じです」と力強く宣言し、来たるべき“第2部”に向け、大阪の地で決意を新たにしているようでした。


(関西テレビ87日(日)午後159分から放送『マルコポロリ!』より)