何でも肯定するぺこぱ松陰寺ですら「あんた、めんどくせぇよ!」BKBの謎プライド“売れてなくはない”

公開: 更新: カンテレTIMES
何でも肯定するぺこぱ松陰寺ですら「あんた、めんどくせぇよ!」BKBの謎プライド“売れてなくはない”

 731日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、ピン芸人のバイク川崎バイクさんが出演。その誇り高き生き様に対して、これまでツッコミで何でも肯定して来たぺこぱ松陰寺太勇さんまでもが「あんた、めんどくせぇよ!」と漏らす一幕がありました。

 今回の番組は『売れろ!俺たちの兄貴SP』と題し、バイクさんのほか、彼の親友で後輩のさらば青春の光森田哲矢さん。さらに、ぺこぱのアンダーグラウンド時代からの恩人であるピン芸人のTAIGAさんが登場。今をときめく弟分の人気芸人達が、「何とか売れて欲しい」と願う芸能界の兄貴たちを熱烈アピールしました。

 その中で森田さんが、上京後からニューヨーク屋敷裕政さんとバイクさんの3人で仲良くしていると話すと、MC東野幸治さんが「さらばもニューヨークも売れたし、あとは言うたら兄さんが売れるだけ?」と確認。それを聞いたバイクさんは「そうですね、本当に大器晩成というか…」と明らかに肩を落としました。

 2人のやり取りを見ていた森田さんが「その東野さんの言い方も、あんまりよくないんですよ。プライドが高すぎて『売れてない』みたいに扱われるのが…。売れてないんですけど、プライドが先行しちゃってるんです」と弟分として解説。

 東野さんから「そんなしょうもないプライド捨てたら?」とアドバイスされたバイクさんが「そうですね…、この中では売れてないですね」と返すと、すぐさま「今もそうでしょ?『この中では』って。小っちゃいプライドが出てる。なかなかいないですよ、こんな売れてないのに、こんなややこしい芸人(笑)」と森田さん。

「お前が思ってるよりは売れてんねん!」と後輩の間違いを正そうとするバイクさんでしたが、東野さんから即座に「いや、売れてない売れてない(笑)全然売れてないって」と否定されていました。

 また、森田さんがあるテレビ番組に出演した際の話として、「僕とバイクさんがコンパに行ってて、『それを再現VTRにしますから2人とも本人役で出て下さい』っていう時があったんです」と切り出し、「それで作家さんが考えてくれた台本で、コンパ冒頭にバイクさんのセリフで『ブンブン!』みたいなのがあって、その後の僕のセリフが『おもんないねん!』だったんです。バイクさん、その台本を見た瞬間『森田、このおもんないねんはやめとこか…』って。そのセリフ見てどんよりしてました」と、バイクさんの繊細さについて強調しました。

 これに対してバイクさんは、「これはプライドではなく事実として、自分の中ではM-1、キングオブコント、劇場でも『ブンブン!』とかで盛り上げてきた歴史を愚弄されてる感覚で。そこで『おもんないねん!』って言われると…」と、そのセリフに未だ納得できていない様子。

 そこで、何かに気づいたような表情の東野さんが、「ちょっと待って!ぺこぱ、お前らなんちゅう顔で聞いてんねん!」とツッコミ。すると、この上なく苦々しい顔で聞いていた松陰寺さんが「めんどくさ!と思って。マジでめんどくさいっすね!」と一刀両断。

 東野さんが大笑いしながら、「何でも肯定するおまえがなんちゅうこと言うねん!」と諭しますが、「いやいや、俺マジでTAIGAさんの弟子でよかった。あんためんどくせぇよ!ひどいわ」と追い打ちをかけると、シュウペイさんも「バイクさん、背中がどんどん小っちゃく見えてきます(笑)。ここまで人間できないとは思わなかったですよ」とバッサリ。

 これには「ぺこぱに言われたら、こたえますねぇ…(笑)」と、ただただ笑うしかないといった様子のバイクさんだったのでした。


(関西テレビ731日(日)午後159分から放送『マルコポロリ!』より)