ZAZY、劇場スタッフの女性にガチ告白も「恩を仇で返された」と泣かれる “恥ずかしすぎる勘違い”

公開: 更新: カンテレTIMES
ZAZY、劇場スタッフの女性にガチ告白も「恩を仇で返された」と泣かれる “恥ずかしすぎる勘違い”

 710日のカンテレ『マルコポロリ!』に、R-1グランプリ20212022準優勝のZAZYさんが出演。吉本のお笑い芸人養成所・NSC同期内での唯一無二の立ち位置や、劇場スタッフを泣かせた恥ずかしすぎる勘違いエピソードなどが明かされました。

 今回の番組は「NSC華の33期生SP」と題して、ZAZYさんのほか、コロコロチキチキペッパーズ西野創人さん、ビスケットブラザーズきんさんと原田泰雅さん、ニッポンの社長ケツさん、kento fukayaさんが登場。それぞれが黄金世代ならではの苦悩や葛藤などについて語りました。

 飛躍が期待される33期生の中でも、話題の中心は問題児・ZAZYさんだそうで、MC東野幸治さんから彼の印象について問われた西野さんは「単純に言うと、普通に嫌われてる奴です(笑)。ネタはホンマに最強で、だからみんな関わってるというか」と回答。

 kentoさんも「ホントにZAZYは面白いから大好きなんですけど、面白さ以外で言ったら、今まで出会った人の中で一番イヤな性格です(笑)」と話すなど、全員が口を揃えて“面白くて好きだけど嫌なヤツ”と認定しました。

 これに対して、ZAZYさんは「いやいや、全然…」と言葉少なに否定したものの、原田さんが“嫌なヤツエピソード”として、「僕はZAZYから呼び出されて居酒屋に2人で行って、まだ飲んでない時に『芸人やめたら?』って言われました」と証言。

 驚いた東野さんから「開口一番!?それは酔うてないんやろ?覚えてる?」と問われるも、ZAZYさんは「…いや、覚えてないです」と、一拍置いてから怪しげに否定してみせ、「お前イチかバチかウソついた?(笑)」などと散々ツッコまれていました。

 また芸人以外に、劇場のスタッフからも苦情が相次いでいると指摘されたZAZYさん。「単独ライブの前とか、ホントに申し訳なかったんですけど…」と切り出した上で、「『発注物これだけ作って下さい、お願いします』って言ったら、スタッフさんの作業が多くなって、それこそ午前2時・3時までかかる深夜作業になって、なんか『泣いちゃった』みたいなのは聞きます」と自ら説明。

 しかし、その“スタッフの涙”の真相を聞いたという原田さんが、「僕が聞いたのは、スタッフさんみんなに嫌われたけど、1人の女性スタッフさんだけ、めっちゃプロやから一生懸命ZAZYのために道具作って手伝ってくれたんですよ。そういう恩があるのに、それを『俺のこと好きなんやな』って勘違いしたZAZYが告白して、女性スタッフさんが『恩を仇で返された』って泣いたんです」と実情を暴露するとスタジオは大爆笑。

 また、ZAZYさんが同期に対して歯に衣着せぬ物言いをする理由について、東野さんが「お笑い格闘技じゃないけど、やっぱりガチで戦いがしたいってことでしょ?」と気持ちを推し量ると、「そうなんです。とりあえずVS(バーサス)になりたい、みたいなのがちょっとあって」とZAZYさん。

「でもホントに、同期にいいヤツが多いんですよね。なので僕がちょっとプロレスとか、悪口とか言っても、全部返してこないんで、僕だけ極悪人になっちゃってるというか」と続け、悪態をつくものの本当はそれに対する言い返しを待っていると打ち明けました。

 ところが、すぐさまkentoさんが「違うんです、面白くないんですよ普通に。会話のキャッチボールができないから、すぐにボールの壁当て始めるんです」と渾身の一撃。

 もじもじして立ち尽くすZAZYさんに「VSになりたいんやろ?今やろ」と原田さん。切り込んだkentoさんが「VSやってくれたらええやん」と受けて立つ姿勢を見せたのに対し、ZAZYさんは反撃に転じるも「…そんなことないやんか」と消え入るような声。

「よわっ!」「ちょっ(笑)弱いて」と西野さんやケツさんら総ツッコミの中、膝から崩れ落ちるZAZYさんに、思わずズッコケていた東野さんは「ZAZYは考え過ぎやねんて」とアドバイス。圧倒的なネタの面白さで同期から一目置かれる金髪ホットパンツモンスターには、トーク番組などの“平場に弱い”という深刻な悩みがあったのでした。


(関西テレビ710日(日)午後159分から放送『マルコポロリ!』より)