山本耕史が25年ぶりに月9ドラマ出演! “ダイロク”に立ちはだかる第一話最大の敵に!『競争の番人』

公開: 更新: カンテレTIMES
山本耕史が25年ぶりに月9ドラマ出演! “ダイロク”に立ちはだかる第一話最大の敵に!『競争の番人』

坂口健太郎がW主演を務める『競争の番人』<7月11日(月)スタート 毎週(月)午後9時~9時54分>、第一話ゲストとして山本耕史の出演が決定した。山本の月9ドラマ出演は、『ひとつ屋根の下2』(1997年/4月期)以来、実に25年ぶりとなる。

本作は、4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立が、『小説現代』(講談社)で連載し、5月9日(月)に発売された『競争の番人』(講談社)が原作。坂口演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称ダイロクの職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。誰もが一度は聞いた事があるがその実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした“凸凹バディのエンタメ・ミステリー”となっている。

山本耕史が月9ドラマ25年ぶりの出演!ダイロクに最初に立ちはだかる最大の敵を演じる!

今作で山本が演じるのは、ホテルや飲食店、レジャー施設など手広く事業を展開する地域の有力者・天沢雲海(あまさわ・うんかい)。小勝負らは、雲海が経営するホテル天沢をはじめとした複数のホテルでウエディング費用の価格カルテルが行われているという疑いについて突き止めるため、調査を始める。しかし、そのカルテルの中心人物と思われる雲海はこの地域随一の権力者。公取委の調査など手慣れたもので、小勝負や白熊が不正を暴くためにさまざまな手法で雲海を追い詰めようとするも、雲海はするりと調査の網から逃げてしまう。まさにダイロクにとって最初に立ちはだかる最大の敵となる雲海を演じる山本。フジテレビ系ドラマへの出演は、土曜プレミアム『死との約束』(2021年)や『ストロベリーナイト・サーガ』(2019年)、『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(2019年)など数々あるが、月9枠への出演は、『ひとつ屋根の下2』(1997年/4月期)以来、実に25年ぶりとなる。なお、山本は坂口とは『イノセンス 冤罪弁護士』(2019年1月期/日本テレビ)以来の共演、杏とは今作が初共演となる。

第一話は、さまざまな人物の思惑が絡み合いながら進む!

第一話から始まるホテル天沢をはじめとしたウエディング費用のカルテル問題は、雲海だけではなく、さまざまな人物の思惑が絡み合って進んでいく。小勝負と白熊らは、ホテル天沢の社長・雲海(山本)、「クラシカルホテル」社長の安藤正夫(勝矢)、「温泉郷絆」の社長・政岡一郎(春海四方)がウエディング費用の値段を合わせる密談を行っている現場を突き止めるべく調査を始める。まずはホテル天沢に、結婚間近のカップルだと称して潜入調査をする小勝負と白熊。ホテル天沢のブライダル部門長の碓井健司(赤ペン瀧川)の案内の元、ウエディングの料金プランを調べる。そこで小勝負は、ホテル長の長澤俊哉(濱津隆之)と碓井が雲海と怪しげに話している現場を目撃する。そんな中、クラシカルホテルの社長・安藤が何者かに路上で刺される事件が発生。さらには雲海も刃物を持った男に襲われるなど、一筋縄ではいかない調査に小勝負と白熊は悪戦苦闘。そんな中、カルテル問題とは別に、ホテル天沢が、ホテルに花を納品している花屋に対して下請けいじめをしているという新たな疑惑が。小勝負と白熊は、石田正樹(武田航平)と七瀬(野村麻純)が経営する花屋・フラワーショップ石田で話を聞くと、ホテル天沢と花屋との衝撃の関係が発覚する。さまざまな人物の思惑や欲望が渦巻き、初回放送から波乱の展開となる『競争の番人』をお見逃しなく!

第一話あらすじ

刑事としてとある事件の犯人を追う白熊楓(杏)は、犯人を目前で取り逃がしてしまう。白熊は犯人を取り逃がしたことを問題視され、公正取引委員会への異動を命じられる。突然のことに動揺したまま、公正取引委員会・第六審査へと赴いた白熊。そこで、小勝負勉(坂口健太郎)ら、第六審査・通称“ダイロク”の面々と出会う。刑事から公正取引委員会という右も左も分からない場所へとやってきた白熊の教育係を任せられた小勝負だが、白熊に手取り足取り、公取委の仕事を教える気など一切ない様子。そんな中で、2人が調査することになったのは、複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題。調査の中で、自由奔放に行動する小勝負と、刑事と公取委での世間の認知度や扱いの違いに苦しむ白熊。そんな2人は、なぜか調査中に警察に追われる立場に?性格や考え方など、なにもかもが正反対の小勝負と白熊が調査する中で、さまざまな問題が起き、それに振り回されるダイロクの面々は、カルテル問題の真相にたどり着くことができるのか!?

【コメント】

◆山本耕史

・『ひとつ屋根の下2』(1997年/4月期)以来、25年ぶりの月9出演について

「当時は渋谷の“渋スタ”と呼ばれるスタジオで撮っていて、そこでフジテレビさんのドラマをガンガン撮っていたことを思い出します。あの頃は、こじんまりとしたところで職人さんのようなスタッフのみなさんとドラマを撮っていたという感覚が今も残っていますね」

・今回演じる天沢雲海について

「最初に台本を読んだときの印象はなんとなく時代劇でいう悪代官のような、表ではいい顔をしているような印象を受けましたが、よくよく台本を読んでいくと雲海が果たして悪い人なのか?そういう疑問もありました。今回は“公取委に敵対する人物”、“立ちはだかる壁”として雲海が描かれていますが、あからさまに敵として演じる部分とそうじゃない部分のバランスは監督と話し合いましたね。雲海に追い詰められている人もいれば、救われている人もいるんです」

・坂口健太郎さん、杏さんの印象は?

「坂口君とは以前も共演したことがありますが、今回がっつりと絡んで、彼の面白い部分をたくさん見させてもらいました。僕はテストでやったことと違うことを本番でやってみたりしちゃうんです(笑)。それを坂口君も杏さんも面白がってくれて。裏を返せば楽しめる余裕というか、ゆとりがあるんだなという印象です。杏さんは今まで共演はなく、もの静かな方なのかなという印象で、背も高くてスラッとしていて、強いオーラを持ってる方ですが、話してみると意外とふんわりとしていて、柔らかな方で、会話をしていても、独特な言い回しを挟んだり、面白い方だなと思いました」

・視聴者の方々へメッセージ

「刑事でもない検察でもない、検事でも弁護士でもない、公正取引委員会は、企業の不正などにどこまで踏み込める職業なのか、よく聞くけど具体的には分かっていない公正取引委員会をドラマとして描くということは、全く新しい作品が生まれるということなので、見ていて勉強にもなるだろうし、面白い作品だと思います」

◆プロデュース 野田悠介(フジテレビ第一制作部)

「山本耕史さん演じる天沢雲海はダイロクメンバーが相対する第一話最大の敵になります。雲海はお金の使い方に異常なこだわりを持っている人物。公取委から見れば不正を行っている疑いがある人物だが、彼のおかげで救われている人もいる。雲海が成し遂げたいこととは何か!?山本さんにしかできない表現で天沢雲海を形作って頂きました!是非、ご覧ください!!」

【番組概要】

<タイトル>『競争の番人』

<放送日時>7月11日(月)スタート 毎週(月)午後9時~9時54

<出演>坂口健太郎、杏、小池栄子大倉孝二加藤清史郎寺島しのぶ

<原作>新川帆立『競争の番人』(講談社)

<スタッフ>

≪脚本≫丑尾健太郎、神田 優、穴吹一朗、蓼内健太

≪プロデュース≫野田悠介

≪演出≫相沢秀幸、森脇智延

≪制作・著作≫フジテレビ

<オフィシャルサイト>https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/

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