桐谷健太&瀬戸康史 5年ぶりの共演で関係が変化!?撮影終わりに無言でグータッチ「そんなことしたことなかったのに(笑)」

公開: 更新: フジテレビュー!!
桐谷健太&瀬戸康史 5年ぶりの共演で関係が変化!?撮影終わりに無言でグータッチ「そんなことしたことなかったのに(笑)」

桐谷健太さん、瀬戸康史さんが、久しぶりの共演で感じた変化について語りました。

金9ドラマ『院内警察』(フジテレビ)は、日本ではまだなじみの薄い「院内交番」を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の“正義”がぶつかり合う“刑事モノ×医療モノ”2大王道ジャンルのハイブリッド作品です。

阿栖暮総合病院の院内交番に勤める元警視庁捜査一課・武良井治(むらい・おさむ)が病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理などの業務に従事するなか、天才外科医・榊原俊介(さかきばら・しゅんすけ)がドイツから帰国。武良井は、榊原に対し事あるごとに執拗な粘着を見せますが、2人の関係は一体…?

<桐谷健太がフジ連ドラ初主演!敏腕刑事VS天才外科医の正義が激突『院内警察』>

フジテレビュー!!は、武良井を演じる桐谷健太さんと、榊原を演じる瀬戸康史さんにインタビュー。5年ぶりとなる共演について、現場でのエピソード、第1話の見どころについて聞きました。

桐谷健太「どの役もイキイキしていて、今から完成が楽しみ」

<桐谷健太、瀬戸康史 インタビュー>

──すでに撮影が進んでいるそうですが、作品への意気込みや手応えを聞かせてください。

桐谷:どの作品に対しても意気込みはありますが、今回演じている武良井という役は、役者冥利に尽きるなと思っていて。今まで自分がやってきたものとは一風変わった役ですし、やりがいを感じています。

1、2話を撮っている段階でも、本当にいろいろな役者さんと共演させていただいていますが、どの役も一人ひとりイキイキしていて、個性豊かで、リアリティがあって。これから編集することで映像的にさらにブラッシュアップされると思いますが、今から完成が楽しみで期待感が高まっています。

瀬戸:僕は最近、映像でも舞台でも、コメディ作への出演が多かったり、場を明るくするような役が多かったりしたので、榊原のような謎を秘めた役どころは久しぶりで。そういうこともあり、演じていることがすごく楽しいです。

ただ、まだ1人のシーンが多くて、桐谷さんとしかほぼ絡んでいないんですよ(笑)。

桐谷:確かに(笑)。

瀬戸:だから見られていないシーンも多いので、完成が楽しみですし、これから共演者の皆さんとどう絡んでいくのかも楽しみにしているところです。

──朝の連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)以来、約5年ぶりの共演ですが、当時と今とでお互いの変化は感じていますか?

桐谷:お互い、5年前の役と全然違うからね…。

瀬戸:そうですね。でも、あの当時も思っていましたが、「桐谷さんって演じられないものってあるんですか?」というイメージを僕は持っています。なんと言ったらいいか悩むのですが…今回の武良井も難しい役じゃないですか。でも、桐谷さんから地続きでその役が存在している気がしていて。

もちろん、役についていろいろと考えていらっしゃると思うし、苦労はあると思うんですけど…「この線を超えたら武良井になります」っていう、それくらいナチュラルな感じがするんですよね。

だから、演じられない役ってあるのかなと、一緒にお芝居をしながらふと考える時があります。

桐谷:この上ない褒め言葉をありがとうございます。もう今日はこれで終わりにしていただけないでしょうか(笑)。ホカホカした気持ちを持って帰らせていただきたい!

瀬戸:ははは(笑)。

──瀬戸さんに対する印象はいかがですか?

桐谷:榊原は無表情のことが多い役ですが、「ずっと無表情でいられる人」が榊原を演じられるかというと、それは違って。“無”の向こうに見える“有”があるから、榊原のようになったんだということを康史は作り込んできていて。偉そうなことは言えないですけど、うれしかったです。

ここから最終話までしっかり戦っていけるというか、切磋琢磨していけると思いました。

前の共演から5年も経って、僕自身もそうですけどお互いにめちゃくちゃ変化はしているはずですよね。それを榊原の芝居からすごく感じています。“軽さ”がないというか、何かを経験した深みというか。それはお子さんという新たな命を授かった経験なのかもしれないし、そういう経験は芝居に絶対出るので、間近で感じられてうれしかったです。

──お互いへのリスペクトが感じられるお2人ですが、仲良くなったきっかけはありますか?

瀬戸:きっかけとかはないかもしれないです。気まずさみたいなものを感じないということは、たぶん気が合うんでしょうね(笑)。

桐谷:そうだね。確かに2人でいるときに気を使って、「沈黙や…しゃべらなあかんな」みたいなことはまったくないですからね(笑)。

ライバル役の2人!お互いに“負けないこと”は?

──今回バチバチにやり合うライバル役ですが、距離感のとり方など工夫していることはありますか?

瀬戸:まったく話さないっていうことはないですよね。

桐谷:ないな。

瀬戸:ただ、気にしていないところで距離感はある気がします。

桐谷:待ち時間にしゃべることはありますけど、いざ芝居場に立ったら…以前のようにはしゃべってないっていう。

瀬戸:そうですね。

桐谷:それは、別に意識してしゃべらないということではなく、そういうモードというか。お互いに集中もしていますし。

この間、1話のクライマックスのシーンを撮ったんですけど、終わったあとに「お疲れ様」とか言わず、無言でグータッチして「おっす!」みたいな感じになって(笑)。

瀬戸:ははは(笑)。

桐谷:「やりきったな」みたいな。

瀬戸:そうでしたね。

桐谷:今までそんなことしたことなかったのに(笑)。

瀬戸:別世界の2人みたいな感じでしたね。

桐谷:そういう空気感が無意識にあるんだと思います。

──ライバル役を演じるお2人ご自身が、お互いに「これなら負けない」と思うことはありますか?

桐谷:考えたことないな。

瀬戸:あ、榊原については負けないです(笑)。

桐谷:そりゃそうやんな…。いや、でも俺も榊原については負けない!

瀬戸:ははは(笑)。

桐谷:武良井として追いすぎて、めっちゃ榊原のこと考えてるよ!

えぇ、負けないこと…康史は器用にイラストを描いたり、いろんなことしてるからなぁ。

僕らは“自分”を生きているので…お互いに「これからも自分をデカくしていく」みたいな思いは絶対にあると思っていて。ただ、勝ち負けとかではなく、自分が一歩一歩やっていけたらいいなっていう感覚ですよ!

瀬戸:本当にそうですね。

桐谷:20代の頃は「自分が一番目立ちたい」という思いもありましたけどね。でも、自分のことをちゃんとやっていれば、相対的なものじゃなくて絶対的なものになってくるから。

だから、さっき康史が言った「役に対する思いは負けない」っていうのは、本当にそうだなと思って。俺たちは、自分がやる役に対しては、愛情と言うべきか、使命と言うべきか分からないですけど、そういうものを持ってやっているので。

そこには勝ち負けはなくて、作品を一緒に作っている人たちだから、俺はみんな“いい感じ”になればいいと思ってる。そうやって作られた作品を見て、どのシーンでも好きになってもらえて、作品自体が盛り上がってくれたらうれしいですから。勝ち負けではなく、そのもっと上を行きたいです!

原作をヒントにしつつ、立体的な武良井が出来上がっている

──本作には原作がありますが、原作はお2人にとってどのような存在ですか?

桐谷:原作から脚本になるとまた違う世界観になりますし、僕らは漫画と違って動きますし、あまり縛られないようにしています。でも、外見から似せていくこともありますから、作品によって原作の存在は変わってくるのでしょうか…。

例えば『ルーキーズ』(TBS)をやらせてもらったときは、髪型や服装をあえて変えていましたし。原作は参考と設計図にしながらも、自分の直感や感覚を大事にしていきたい思いが強いかもしれないですね。

瀬戸:僕もほぼ同じですね。原作に縛られてしまうと、僕がやる意味が分からなくなるし。原作を利用したうえで、演じる責任を感じてやらなければいけないなと思っています。もちろん、原作を大切にすることは大前提ですが。

──原作ファンの方の意見が気になる方も多いと思いますが、瀬戸さんは気にしますか?

瀬戸:みんながみんな「いい」って言ってくれるわけじゃないので、そこは「そうですよね」と受け止めます。「でも、原作も好きなんですよ」という思いは、伝わればいいなと思います。

──本作の原作とドラマの違い、ドラマならではのアプローチなどがあれば聞かせてください。

瀬戸:原作の榊原のほうが表情豊かですね。「無表情を心がけている」と言うと、言い方が間違えているかもしれないですが…監督とも話し合って、何を考えているか分からないような表情で演じるようにしていて。

それが企んでいるように見えたり、悔しがっているように見えたり、いろいろな想像ができるような表情を意識しています。

桐谷:ビジュアルなどは原作からヒントを得ている部分があります。ただ、全体的には「ここは原作と違う」みたいな感覚はないですね。

武良井って口が悪いのですが、優しいところがあって、正義感もあるけど、実はダークヒーローのような部分もある。多角形な人なんですよね。そういった部分が脚本には描かれているので、自分の中では原作をヒントにしつつ、立体的な武良井が出来上がっているんじゃないかと思っています。

すでに最終話のカットを撮影!?「伏線は1話からあります」

──台本を読んで、撮影をしていて印象的だったシーンなど、「第1話のここを見てほしい」というポイントを聞かせてください。

桐谷:うーん…「ここ」というか、このドラマには患者さんのストーリーもあれば、武良井のストーリーもあって、榊原のストーリーもあって、いろんな側面があるんです。

もちろん1話完結なんですけど、武良井と榊原の対立関係は続いていて、どうなっていくのかっていう部分も見どころではありますし。だから…いやもう1話全部ちゃんと見てほしいです!

瀬戸:そうですね!

桐谷:「35分から43分が一番見てほしい!」っていうことにはならないじゃないですか(笑)。

ある過去を持っている人がいたり、逆境を乗り越えてきた人がいたり、生と死の話であったりして、共感のし方は人それぞれ。心の中に残った部分がその人の見どころだと思いますし、人によって見どころはかなり変わる作品になると思います。だから、むしろ見終わったあとに教えてほしいです!

──桐谷さんご自身が共感した登場人物や、印象的なシーンはありますか?

桐谷:まだ完成した映像を見ていないので…でも、手術する前の女の子が出てきたり、妻の病気に気づかずずっと遊んでいた夫が後悔する姿であったり、榊原も何か過去を背負っているだろうし、武良井もそうですし…いろいろありますよね。

だから、ちょっと…僕からは控えさせていただきます(笑)。

瀬戸:これだけしゃべって、控えるんですか(笑)。

桐谷:いや、まとまらん(笑)。

瀬戸:特に1話はそうですよね。

桐谷:武良井は1話からいろんな人と絡んでいて、撮影中も毎回いろいろなドラマが見られている感覚なんです。だから「ここ」とは…ね。

「朝飯と夜飯どっちが好き?」「いや、どっちも好きやな」みたいなね感じですね。…全然うまいこと言えてない(笑)。

瀬戸:ははは(笑)。

──瀬戸さんの第1話の見どころは?

瀬戸:本当にいろいろな登場人物がいて、1話ですべてが分かるわけではないので、皆さんそれぞれの「この人推しで見よう」という人物を見つけてもらえたらうれしいなと思います。

…これ以上はちょっと控えさせていただいて(笑)。

桐谷:ははは!もうちょっと聞かせて(笑)。

──瀬戸さんの推しキャラクターは誰ですか?

瀬戸:僕ね、武良井さん好きなんですよね。

桐谷:マジで?

瀬戸:スーパーヒーローで言うとアイアンマンみたいな、正義のヒーローだけどカッコ良すぎない、泥臭さがあって、必死になりすぎてカッコ悪いところも見せるような主人公が大好きなんです。

武良井さんは、まさにそういうキャラクターですよね。僕はライバルの榊原役を演じながら、武良井さんを応援しています(笑)。

桐谷:ありがとうございます(笑)。

──桐谷さんは、推しはいますか?

桐谷:本当にみんな素敵なんですよね。榊原ってそんなに多くを語らない分、見せ方は綱渡りのような部分もきっとあると思うんですけど、康史はそこを鋭く突いてくるような芝居をしていて。一緒に芝居をするのがすごく楽しかったから、榊原も推しです。

院内交番をバカにしている看護師さんとかも、本当にバカにしたような言い方で…(笑)。言われる身としては「あぁ、言ってるな」っていう感じですけど、客観的に見たらすごく面白いんです。そういうちょっとしか出てこないような看護師さんや患者さんも、いろいろなキャラクターがいるので、推しはたくさんいます!

瀬戸:あと、あれだ!

桐谷:誰?

瀬戸:いや、推しじゃなくて、見どころの話なんですけど…この間、最終話のカットを撮ったんです。

桐谷:えぇ!?

瀬戸:何を撮ったかは言わないですけど。

桐谷:え?なんで!?俺何も知らされてないんですけど(笑)。

瀬戸:伏線は第1話からもうあります。何の伏線かも言いません!でも、誰かまたは何かの最終話のカットは撮ったよっていう。

桐谷:え、マジで?最終話のカットとか今撮る?

瀬戸:「最終話で使うカット撮ります」って言ってたんですよ。

桐谷:プロデューサーが首傾げてるで(笑)。夢見てたとか?

瀬戸:いや、現場で笑いが起きたんですよ!

桐谷:へぇ。すごいミステリーやんか。俺も知らないこといっぱいあるなぁ。

「なんか幸せ」と思えることが増えた1年

──お2人にとって、2023年はどんな1年でしたか?

瀬戸:毎年ですけど、変化ですね。それはいろいろな役をいただけていることもありますし、プライベートな部分でも1年を振り返るといい意味で「変わったな」って思う部分があって。ですから、今年も変化でしたね。

──その中でも一番大きな変化は?

瀬戸:一番大きなもので言えば、家族が増えたことです。一瞬一瞬が「なんか幸せ」と思えることが増えました。

──桐谷さんは、どんな1年でしたか?

桐谷:1日1日をちゃんと大切に感じながらやってこられた1年だったなと思います。いろいろな役もやらせてもらえて、プライベートも充実していたな、と。

ちょっとカッコつけた言い方になりますけど、俺、今を生きたいなと思っているんです。終わったこととか、先のことを考えてしまうこともありますけど、なるべくその瞬間、幸せを感じていたくて。それが前よりもできるようになっています。まだ伸びしろは感じていますけど。

──「2024年、これができるようになりたい」ということ、もしくは目標を聞かせてください。

桐谷:僕は「気楽に、楽しく、新しく」が目標です。とにかく気楽で楽しく、でも新しいことをやって、また一つ幅を広げていくことができればいいなと思っています。

だから「あ、これやりたい!」と思ったら、それをやればいいし。変に頭で考えて縛られることなく、思ったことをやっていきたいですね。…そもそも、「2023年の目標」として何を打ち立てたかも覚えてないですから(笑)。それくらい気楽にいけたらいいな、と思っています。

瀬戸:今聞いてて改めてマインドが似てるなと思いました。僕もそんな感じですね…。

桐谷:終わり(笑)?いや、でもホンマに俺ら似てるところはあるんでしょうね。波長が合うし。

瀬戸:あ、本当にやりたいと思ってたこと思い出しました!キャンプです。

桐谷:いいじゃない!

──それは何かの影響ですか?

瀬戸:『ゆるキャン△』っていうアニメです。

桐谷:そういうアニメがあんねや?

瀬戸:そうなんです。2024年はキャンプに行きます!

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