『あたりのキッチン!』第6話に登場する料理を紹介します。
11月18日(土)、桜田ひよりさん主演の土ドラ『あたりのキッチン!』(東海テレビ・フジテレビ系)第6話が放送されます。
本作は、自身の味覚に絶対の自信があり料理が得意なものの、コミュニケーション能力ゼロの大学3年生・辺清美(あたり・きよみ/桜田)が主人公。
「就活を前に自分を変えたい!」と定食屋さんでアルバイトを始めたことで、料理を通じて周囲の人たちと気持ちを通わせていくハートフル“グルメ”ドラマです。
清美が働く定食屋さん「阿吽」の店主・中江善次郎を渡部篤郎さんが、善次郎の一人息子で、父親に素直になれずお互いに壁を感じている高校生・中江清正を窪塚愛流さん、清美と同じ大学に通う医学生・鈴代桜を工藤美桜さんと、華やかなキャストが作品を彩ります。

なぜ善次郎(渡部篤郎)が書いたちらし寿司のレシピを、清美(桜田ひより)が持っていたのか? 清美と「阿吽」のつながりは?など、今後の展開が、おおいに気になるところ。
そんなドラマに登場する料理のポイントを、放送に合わせて毎週紹介!
ドラマの料理監修を担当しているのは、東京・恵比寿の名店「賛否両論」の笠原将弘さん。笠原さんならではのアドバイスも加わった、ここでしか見られないレシピです。
第6膳 甘酸っぱくてカラダにやさしい「ブリの南蛮漬け」
揚げ物ならではの食べごたえがありながら、甘酢の効果でサッパリといただける「南蛮漬け」。

できたて熱々はもちろん、冷蔵保存してもおいしくいただける、人気の一品です。
ここで紹介するのは、清美のアイデアが反映された「ブリの南蛮漬け」。風邪を引いた善次郎のために、清美がなぜ南蛮漬けを選んだのかを想像すると、今夜のドラマがより一層楽しめるかも?

ポイント① 食べる人にあわせて、野菜の処理を変える
ブリと一緒に漬ける玉ネギ、ニンジン、生姜は、どれも生でも食べられる野菜。食べごたえを出したければ生のままで、また柔らかな食感にしたければ炒めてから漬け込むといいです。
ただ、千切りにした長ねぎは最後に盛りつけます。これにより、独特の辛みが活き、食感のアクセントにもなります。

ポイント② 隠し味の昆布茶でうま味アップ
酢、醤油、砂糖で調味するのが一般的な「南蛮漬け」の漬け汁。清美はここで、善次郎から教わった昆布茶を隠し味に使用。
昆布が主成分の昆布茶は、手軽に料理のうま味をアップさせられる、万能のチョイ足し調味料です。さまざまな料理に使えます。

レシピの詳細は、番組サイト、公式Instagramで。
レシピを紹介している公式インスタグラムでは、毎回、その料理に関するアンケートを実施。
先週紹介した「豚汁」では、具材の数を尋ねたところ、①1~3種類 ②4~6種類 ③7~9種類 ④10種類以上のうち、②が58%という結果になりました。アンケートは、放送後の月曜日にアップされます!
笠原将弘のもうひと手間!
揚げた食材を甘酢に漬ける「南蛮漬け」。揚げ衣に片栗粉を使用すると、どうしても時間が経ったときにベチャッとした食感になりがちなので、ここは薄力粉をオススメします。
また、ブリやアジ、サバといった青魚が「南蛮漬け」の定番ですが、サケやサワラ、タイといった魚もよく使いますね。
そして、意外なところではカキも。フライにした際にレモンを添えるように、 カキと酸味は相性がいいんですよ。

土ドラ『あたりのキッチン!』第6話は、11月18日(土)23時45分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
<第6膳 あらすじ>
ある日、清美(桜田ひより)が「阿吽」に行くと、困り果てた善次郎(渡部篤郎)の姿が。

鼻が利かなくなり料理の匂いを嗅ぎとれず、味見ができないという。清美の味覚を信頼している善次郎は、自分の代わりにと味見役を任せることに。
細かな点まで念入りに確認していく善次郎の姿勢に、清美は改めて細かな気遣いが味つけに反映されていたことを痛感する。
何とか大役をこなした清美だったが、さらなるトラブルが店を襲うことになり…。

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