<試写室>『ギフテッド Season1』驚きに満ちた初回!物語もキャラもヘンテコなのに愛らしい

公開: 更新: フジテレビュー!!
<試写室>『ギフテッド Season1』驚きに満ちた初回!物語もキャラもヘンテコなのに愛らしい

みなさん!!土ドラで、またしても“ヘンテコなドラマ”

『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』、始まりますよーーー!!

『ギフテッド Season1』主題歌はNEWSの「ギフテッド」

まず、このドラマの大まかなあらすじが…

並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事と、生まれながらに、目視によって“殺人者”を識別できる才能−ギフテッド−を持つ高校生がバディを組み、様々な難事件に挑む前代未聞の本格ミステリー!公式HPより)

だったし、今作の枠組みが

数々の話題作を生み出した「東海テレビ×WOWOW 共同製作」の第4弾

だったもんだから、あー、だから、はいはい、あの雰囲気…。第1弾『犯罪症候群』、第2弾『ミラー・ツインズ』、第3弾『准教授・高槻彰良の推察』という、あの雰囲気ね…。本格的で、ハードボイルドで、かなりダークな、あの感じ…。あー、はいはい。って、勝手に、僕が、全部を見てるもんだから、偉そうに、高を括(くく)ってしまってたんだけど、今回のこのドラマ、これまでの作品と通じているようで、全然違う!!なんてヘンテコなドラマだこと!!

いつもと全然違う!これまで見たことのない!!=“ヘンテコなドラマ”!!!

いや、“ヘンテコなドラマ”って、なんだかちっとも褒めてない感じに思えますが、僕からすると…「(視聴前)だいたいこういうドラマなんだろうなと高を括る」→「(冒頭の雰囲気を見て)あー、これよこれよ!!東海テレビ×WOWOWの共同製作ドラマつったらこれよ!これですよ!!」→「(序盤まで見て)え?…でも…、なんか、いつもと違くない?」→「(終盤まで見て)やっぱ全然違う!!いつもと全然違う!!」→「(全体の感想)つまり、これは、これまで見たことのないドラマ!!」=「“ヘンテコなドラマ”」ってわけ!!(意味わからん!)

愛すべきキャラ・天草(増田貴久)の仕上がりに乞うご期待

はい。というわけで、結局意味がわからなかったので、どう“ヘンテコ”だったのか、詳しく解説していきましょう。

まず、このドラマ、いわゆる刑事モノ、よくある凸凹コンビ系の、バディと切磋琢磨しながら捜査する推理ドラマなんだけど、主人公のキャラクターが、並外れた推理力を持つ天才刑事・天草那月(増田貴久)と、殺人者が識別できてしまう謎の能力を持つ高校生・四鬼夕也(浮所飛貴)という設定。

…え?だけど、天才刑事に加えて、殺人者を識別、つまり犯人がわかっちゃう高校生って…うん、それって、つまり、推理にならなくない???いや、普通に、刑事の方の“天才設定”いらなくない???天才刑事なら、普通に事件解決できちゃうだろうから、推理もろくにできないポンコツ刑事の方が、犯人見えちゃう子とバディを組むのであれば、その方がドラマになるんじゃない??と、ド素人の僕はそう思ってしまうのです。

なんだけど、その主人公の、“天才”ってのが、このドラマの独自性をとてつもなく高めているのです。それは、天才・天草を演じるのが、増田貴久…いや、あえて言わせてもらうけど、あのマッスーが、あの、日本国民の幼馴染みである(!?)マッスーが、“天才”を演じることで、なんだか、いつもの“天才”と、一味も二味も違う、今まで見たことのない=ヘンテコなキャラクターへ仕上げてくれているのです。

というのも、この天草というキャラクター、天才だし、イケメンだし、帰国子女だし…を、自ら、臆することなく、率先して、主張するタイプの人間…つまり、ナルシスト…、いや、前髪を大胆にかき上げながらの決めゼリフ、「証明できたよ!君が視(み)たもの☆」とか言っちゃう主人公は、尋常じゃないナルシスト!!でしかないんだけど、いや、もうナルシストどころじゃない、“ウザイ男”でしかないんだけど(おい!)、なぜでしょう?マッスーが演じることで、ナルシストなうえに、多少の“ウザさ”も醸(かも)しているはずなのに、不思議と個性が勝ってしまう。ナルシストやウザさを、やさしく包み込んでしまう、“愛すべきキャラクター”に仕上げてくれちゃっているのです。

『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』のシーン

で、実際問題、第1話を見た感じだと、主人公はそこまで天才である必然性はないんだけれど(とはいえ正確にいうと、バディの四鬼くんは犯人は見えても立証はできないから…高校生だし、“天才的な頭脳”は必要ではあるんだけど)、この、天草を演じるマッスーは天才でなければならない、そうでなければちっとも面白くない、そうでなければどっかで見たことがある=ヘンテコじゃないドラマ、それはつまり、普通のドラマになってしまうのです。

そんなドラマ、そんなマッスー、見たくないじゃないですか??ねぇ?(誰に?)この、なんとも形容しがたい、マッスーによるマッスーにしかできない、天才ナルシスト(ちょいウザめ)だけど、愛すべきキャラ・天草が、一体どんな仕上がりなのか!?乞うご期待!!

四鬼くん(浮所飛貴)の特殊能力を、さもありなんと受け止められてしまう不思議

で、その、バディの四鬼くんもヘンテコなんですよ。序盤、四鬼くんは高校生だってのに、宅配のバイトをする苦労人描写があるんだけど、よくよく見ていくと、実は、とてつもないお屋敷に住んでいて、家政婦さん(竹原芳子)までいて、いい感じの朝食も作ってもらっていて、道場なんかもなぜかあったりやんやで、極めつけは、自宅の風呂が“岩風呂”!!(源泉かけ流しだと思いたい)というヘンテコ具合。

だからなのか、なんなのか、殺人者を識別できてしまうという特殊能力をも、ファンタジーとしてではなく、さもありなん=自宅の風呂が岩風呂だしね…と、なんでか受け止められてしまう不思議。いや、その能力のウラには(なんならバイトしてるそのウラにも)、ちゃんとしたドラマが隠されてはいるんだけど、それよりなにより、四鬼家の造形がヘンテコ=面白すぎて…。

で、その四鬼くんってキャラを、ひたむきでピュアで天然なとこもある…んだけど、どこかに“陰”を感じてしまう(←僕の勝手なイメージ)浮所くんが演じてるってのが、とってもぴったりなのです。

しかも、ドラマの縦軸として、“能力”を背負ってしまった苦悩もディープに描かれていきそうなので、その辺のストーリーも楽しみです。

『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』のシーン

で、今さらですが、そんな二人が繰り広げる、今回の第1話はというと…。とある資産家が何者かに殺害され、その容疑者として動機が明確な3人の息子たちが浮上するんだけど、その3人にはいずれも完璧なアリバイがある…とはいえ、四鬼くんには犯人が誰だか見えちゃってて、それを天草の頭脳によって確証に近づけていく!!というお話。

つまりは、“犯人が見えちゃってる”ことをどう表現するのか?エンタテインメントしてどう視聴者を引きつけるのか?そして、天才ナルシスト・天草の頭脳でもって、最初から見えていた結論をどう立証へと導いていくのか?王道中の王道といっていい、“アリバイ崩し”の物語なはずなのに、設定やキャラクターがこんなにも特殊=ヘンテコだと、こんなにも見たことないドラマに仕上がっちゃうの??という驚きに満ちた初回!とにもかくにも、物語もキャラクターも、どちらもお見逃しなく!!

…あ、あとそうだ。今作は、東海テレビ×WOWOW共同製作ドラマ第4弾で、Season1を地上波で、Season2をWOWOWで放送するわけなんですが…。これまでの3作ってのが、それがまた、終わり方が絶妙なんですよ。Season1だけでもちゃんと終わるし、Season2も気になった方は、見てね?…見てほしいな?…みたいな、決してゴリ押ししてこない、やさしさ?まで感じられる、そのさじ加減が絶妙なのです。

『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』のシーン

だから「え!?そんなとこで終わんの!!!」みたいな、視聴者を困惑させる終わり方は、絶対にございませんので、どうか、どうか、安心して、楽しんでください!!って、このドラマがいつも通りそうなのか…僕、全部見てないからわかってないんだけれど、その責任は東海テレビさんがとりますので!!(たぶん)、安心して!ご鑑賞ください!

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