<試写室>わけわからん展開なのに見逃せない!そして最後は痛快フィニッシュ!!

公開: 更新: フジテレビュー!!
<試写室>わけわからん展開なのに見逃せない!そして最後は痛快フィニッシュ!!

もう第3話だし、若干見慣れてきた…いや、ホントにマジで、“若干”、見慣れてきた、冷静になれてきたからこそ、今さら気づいたんだけど…、

「我こそは、美の守護神、中島ァ~、ハルコォ~で、あぁる!!!」

つってる、ビジュアルが “信長”!!って、“わけわからん”よね。

いや、“信長”であることは、第1話から見てる人なら流れ上わかるような作りにはなってんだけど、それ以降、第2話も今回の第3話も、一切注釈なしの、突然の、“信長”!!だし、ハルコ(大地真央)がいちいち“信長”になる意味、理由も“わけわからん”し、そもそも自己紹介してるのに、ビジュアルはさっきと違うって、“わけわからん”山の如しよね(あ、武田信玄入ってややこしくしちゃった)。

で、ホントだったら、初見の人は、それを“信長”だって、認識できるはずがないよね。だって、マジで突然の“信長”なんだもん。なんだけど、そうであるはずなんだけど、シーズン1からの視聴者はもちろんのこと、初見の人であろうと誰だろうと、“「我こそは、中島ハルコ!」つってるのに信長”という、その“わけわからん”を、“違和感がない”レベルじゃなく、“そんなの当然に決まってる”と、脳レベルで“信長”を認識させ、なおかつ、その“信長”の登場によって物語をフィニッシュさせることに何の疑問も抱かせない…「だってハルコは令和の黄門様なんだし」→信長→黄門様の印籠、と本能レベルで変換させてしまう、このドラマのすごみ…。いや、この“わけわからん”!こそが、『最高のオバハン中島ハルコ』ですよね!!??(ここまでが一番“わけわからん”)

甲冑姿の、中島ハルコ

月9と座標の位置、真逆!!テレビドラマの世界って、なんて壮大なんでしょう

で、ふと、またしてもどうでもいいことに気づいてしまったのですが…。今クールの月9で絶賛放送中の『PICU 小児集中治療室』(こちらも本当に素晴らしいドラマです!)が、“北海道を舞台にした青年医師のリアル医療ドキュメント”だとするなら、この土ドラ最高のオバハン中島ハルコ』は、“岐阜(ときどき、名古屋)を舞台にしたドケチ美容外科医のアンリアル金満ファンタジー”ですね!

まさに、両極端!!座標の位置、真逆!!ですね??!!…って、うん、“金満ファンタジー”ってそもそもなんやねんって話ですが、見慣れない風景を舞台にした、医師が主人公のドラマ…って、巨大過ぎる枠でカテゴライズするとどちらも同じ…なはずなのに、まったくもって同じじゃない!!!…てさ、テレビドラマの世界、クリエイティブの世界って、なんて壮大なんでしょう!!(!?)

『最高のオバハン中島ハルコ』のシーン

“信長”の“わけわからん”のダメ押しによって、ハッと気づかされる

と、ここまで、お前の方が“わけわからん”だったわけですが、気を取り直して。

この第3話を見てる最中、僕はなぜこんなに、何もかも“わけわからん”で彩られたドラマを楽しんで見ていられるのか?…今回のお話は特に、誰が敵なのか?ハルコは何を企んでいるのか?そもそも“敵を成敗する”とかそういう構造なのか?それすらも“わけわからん”!!なのに、この世界観に惹かれ、物語に引きつけられ、最後まで見続けてしまう…なぜなの?って思いながら見ていたわけだけど…。そう、思ってはみたものの、結局のところ、最後の最後に待ち受けていた“信長”の、「我こそは、美の守護神、中島ハルコである!」という、“わけわからん”のダメ押しによって、ハッと気づかされました…。

そうです。そうなのです(何が?)。ドン・シンク、フィール!!!!なのです!!(これ『個人差あります』でも言ってた)つまり、良いドラマってのは、ドン・シンク、フィール!!!!なのです!!!!(わけわからん!)

『最高のオバハン中島ハルコ』のシーン

ハルコ、キラーン☆…何企んだ?“わけわからん”!!!というお話

っというわけで、そんなこんなの第3話(?)。前回が「鵜匠vsエシカル女子vsハルコ」という、わかりやすい構図で物語が展開されたのに対し、今回は「コンパクト仏壇vs超豪華仏壇vsハルコ(@名古屋)」という、この時点からすでに醸しだす“わけわからん”。

『最高のオバハン中島ハルコ』のシーン

絢爛豪華が特徴の“名古屋仏壇店”(そもそも“名古屋仏壇”ってのを、外様の僕は知るはずもなく…)で起きた、これからの時代は安価でコンパクトな仏壇!を主張する若女将(上野なつひ)と、いいえ!そうはいったって代々受け継がれてきた超豪華仏壇!を主張する大女将(赤座美代子)のバトル。

『最高のオバハン中島ハルコ』のシーン
『最高のオバハン中島ハルコ』のシーン
『最高のオバハン中島ハルコ』のシーン

そこへ当然のように介入してきたハルコは、安価?コンパクト?歴史・文化なめんなよ!?!的に、前回のようなストーリーへ転がすのかと思いきや、若女将・大女将、そのどちらの肩も持ち、そうこうしてる最中、料理上手な和尚(バッドナイス常田)(公式HPによると、好きな色はゴマっぽいグレーらしい…知らんがな)が現れ、それっぽい精進料理が振舞われ、その中の“ゴマ豆腐”をハルコが食べ、シーズン1で登場した“神の舌”も出てきたりのやんややんやで、ハルコ、キラーン☆…何?…何企んだ…何を企んだ?“わけわからん”!!!っというお話(どういう話やねん!)。

『最高のオバハン中島ハルコ』のシーン
『最高のオバハン中島ハルコ』のシーン
『最高のオバハン中島ハルコ』のシーン

ホントに、マジで、開始40分近くまで、誰が何をどう決着させるのか?その構図さえ不明な“わけわからん”展開!!なんだけど、ずっと見逃せなくって、結局最後は、痛快!!!でフィニッシュする第3話!!…うん、今回も、お見逃しなく!!

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