作家の知られざる素顔や執筆の裏側を探求していくバラエティー番組『タイプライターズ~物書きの世界~』(5月21日(土)10時25分~/フジテレビ)。MCは加藤シゲアキさん(NEWS)が務め、進行は、宮司愛海(フジテレビアナウンサー)が担当。なお、加藤さんがフジテレビで単独MCを務めるのは今回が初となります。
「いきなりすごい方に来ていただきましたね!」
今回のゲストは、俳優の中井貴一さんと、中井さんが愛してやまない作家・浅田次郎さん。MCの加藤さんも「いきなりすごい方に来ていただきましたね!」と驚きを隠せないようです。

今回は、<中井貴一さんが主演を務めた、“浅田次郎さん原作の映像化作品”>を中心に、原作が生まれたきっかけや、映画・ドラマの裏話などを続々と紹介。一同の軽快なトークで終始笑いに包まれるなか、MCの加藤さんがさらに浅田作品の世界を深掘りしていきます。
そのほか、浅田さんがふだん使っている特製の原稿用紙や万年筆がスタジオに登場。“パソコンで執筆派”の加藤さんが、浅田さんが“手書き”で文字を書きつづける理由にも迫ります。

加藤シゲアキ、浅田次郎と共感「良かった…!」
小説についてトークが白熱するなか、途中で浅田さんが「あなたもよく分かってると思うんだけども」と、加藤さんをじっと見つめる場面も。大御所のオーラに圧倒されるなか、やや緊張気味の加藤さんが返した反応とは…!?その一方で、“アイデアがひらめく瞬間”の話題では、「そのとおり!」(浅田)「そうなんです!」(加藤)と2人が共感しあい、「良かった…!」と加藤さんが喜ぶ場面も。ともに書き手だからこそ知る“物語の作り方”を語り合っていきます。
「ラブ・レター」「壬生義士伝」「母の待つ里」ほか浅田作品の魅力に迫る!

中井さんと浅田さんの出会いのきっかけは、1998年に映画化された「ラブ・レター」。小説の一節<手紙の途中から、吾郎は声を上げて泣いた>について、中井さんが吾郎をどう演じたのか、実際の映画のシーンとともにプレイバック。「書いたらたった2行なんですけど、あの演技はすごいなと思って。映像でなければ、ああいう表現はできないわけだから」と浅田さん。小説と映像における表現の違いを考察していきます。
映画「壬生義士伝」で特徴的な“吉村貫一郎の方言”が話題に上る場面も。浅田さんは方言のセリフを書くにあたって「必ずこの3ヵ所に行きます」という取材場所を語り、中井さんは「演じる側にとっては、方言が“いちばんの味方”だったんですよ」と、撮影現場での裏話を明かします。

さらに、映画「柘榴坂の仇討」で中井さんと原作者の浅田さんが“共演”していたシーンを紹介。小説家として活動する加藤さんも「僕も、原作者として映画の現場に行ったときに、そのまま出演することになったんですけど…」と話しますが、そのまさかの展開に笑いが起こる場面も。
ほか番組では、浅田作品の魅力をたっぷりと紹介。中井さんイチオシの最新刊「母の待つ里」を紹介するほか、ドラマ『きんぴか』の西浦正記監督がVTR出演。監督が見た“中井さんのおちゃめな一面”が明かされます。
さらに、“『タイプライターズ』的・いま気になる一冊”を紹介するコーナーも。その見どころは、オンエア前日の20日(金)に公開予定。
『タイプライターズ』番組概要
●タイトル:『タイプライターズ~物書きの世界~』
●放送日時:5月21日(土) 10時25分~11時50分 ※関東ローカル/FOD、TVerにて見逃し配信あり
●出演者:
MC…加藤シゲアキ(NEWS)
進行…宮司愛海(フジテレビアナウンサー)
ゲスト…浅田次郎・中井貴一 他
VTR出演…西浦正記 他
【公式HP】https://www.fujitv.co.jp/typewriters/
【公式Twitter】https://twitter.com/cxtypewriters