『ラジエーションハウス』シリーズ男性陣の、気のおけないトークが繰り広げられます。
5月1日(日)の『ボクらの時代』に、映画「劇場版ラジエーションハウス」で共演している、窪田正孝さん、八嶋智人さん、鈴木雅之監督が登場します。
窪田正孝、鈴木監督は「心の距離が近い」

鈴木監督は「窪田は、顔見るとハードそうじゃない?」と、窪田さんの印象を語ります。
鈴木:何か、アウトローな役とかさ(似合いそうな)…。
八嶋:うん、なるほど、なるほど。
鈴木:そういう印象あるじゃない。
窪田:ああ。
鈴木:尖ってるのかなと思ったら、全然違ったから。
窪田:衣装合わせのときに初めて監督とお会いして。話をさせてもらったんですよ。すごくこう、入ってきてくれて。懐というか…心に入ってきてくれる感じが、すごい心地よくて。親戚の方、みたいな。
八嶋:「親戚の方」ね(笑)。
鈴木:(笑)。親戚のおじさんだ。
窪田:親戚のおじさんみたいな感じ。
八嶋:いい関係が続いているんですね。2人はね。
一方、八嶋さんと鈴木監督の出会いは『古畑任三郎』(フジテレビ)。八嶋さんは「監督と親しく飲みに行くとか、雅之さん以外にいない」と、その関係性を明かしていきます。
また、窪田さんは、鈴木監督の印象を「心の距離が近い」「気がついたら横にいる」と語ります。
すると、鈴木監督は『ラジエーションハウス』シリーズの撮影では、その傾向が強くなるといい、その理由に3人は大盛り上がりします。
八嶋智人を芝居に突き動かした思い
窪田さんがデビューしたのは「高校3年生のとき」。デビュー作(※)で主演を務め「わからないけど、面白い」「責任を感じた」と、その魅力と難しさにハマっていった経緯を語ります。
(※)『チェケラッチョ!! in TOKYO』(2006年/フジテレビ)
これに、八嶋さんは「僕は、子どものころから人前に出るのが好きだった」と語ります。

八嶋:小さいとき、親戚の、たぶん…法事だったのかな。大人が集まっているところで、扇子みたいなのがあって、扇子で踊ったらウケたんだよ。
窪田:うん。
八嶋:親戚一同、すごい楽しそうな顔していたから…。
窪田:はい。
八嶋:そこから人前に、とにかくずっと出る。それがだんだん思春期になってくると、モテたいとか、キャーキャー言われたいとか。でも、運動ができるわけでもない。見てくれがいいわけでもない。頭もいいわけでもない。となると、僕は関西だったから、とにかく面白く(人前に)出続けていれば「あいつ面白くてええやん」って言ってくれる女の子もいたのかな、みたいな。
八嶋さんは「あと半分は…」と、三谷幸喜さんからのある言葉を引き合いに、芝居についての思いを明かします。
鈴木雅之監督「(コロナ禍で)やたら酒飲んでるとかなくなった」
鈴木監督が、コロナ禍について「やたら酒飲んでるとかなくなったよね」と切り出すと、八嶋さんは「芝居のときに特にそう思う」とうなずきます。

八嶋:(舞台の)本番が終わって、お客さんとも飲みに行って、もうギャーギャー騒いで。次の日、うっすら二日酔いで、お酒を抜くためにワンステージやる、みたいな。
鈴木:うん。
八嶋:で、飲み屋さんでギャーギャーやってるから、喉もヤバい、みたいな。
鈴木:それも、良いところだったけどね。
八嶋:そういうことが、なくなったんです。
鈴木:そうだよね。
八嶋さんは「より、いいお芝居を作るということに集中できたりするから…」と、コロナ禍での芝居への向き合い方の変化について言及。
すると、窪田さんも「自分と向き合う時間をもらったときに…」と、自粛期間中の気づきを明かします。

ほかにも、窪田さんが「この際だから聞きたい」という役作りについて、八嶋さんが語る現場でピリつく人の特徴、窪田さんの結婚後の変化など、さまざまな話題が飛び出します。