俳優だけでなくミュージシャンとしても活躍中のDEAN FUJIOKAが、12月8日（水）におよそ3年ぶりとなるアルバム「Transmute」をリリースした。
タイトルにある通り、2021年DEANはどんな”変化”をしたのか『めざましテレビ』が直撃。ここでは12月8日（水）の放送では伝えられなかった未公開部分も記載する。
＜福原遥＆山田裕貴＆ディーン・フジオカが「紙兎ロペ」に登場！福原が「アキラ先輩が好き！」という理由は…？＞
――ニューアルバム「Transmute」に込めた思いを教えてください。
変化の激しい昨今、流れに負けないように僕も変化していこうかと！変化が持つ可能性について全18曲を通して表現したアルバムになっています。
――1番思い入れのある曲は何ですか？
どれも思い入れはありますが、「Shelly」と、同じタイミングで作った「Searching For The Ghost」の2曲ですかね。月9『シャーロック』のドラマの主題歌としてお話をいただいて、1曲だけなのかなと思ったら2曲同時にオープニングとエンディングを両方やらせていただく運びとなって、すごく驚いたことを覚えてますね。
来年は2019年にフジテレビ系で放送されたDEANの月９初主演ドラマ『シャーロック』も映画化（「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」）され、俳優としてもさらなる活躍が期待されているDEAN。コロナ禍での撮影現場の様子について聞いてみると…。
シャーロックのドラマの時に一緒だった岩ちゃん（岩田剛典）や蔵さん（佐々木蔵之介）は、映画の方でも一緒に関わって長い付き合いをさせてもらっていますが、当時コロナ禍で厳しい制約の中撮影をしていたので、ロケ現場とホテルの往復のみで食事はホテルの部屋でお弁当を食べるというストイックな撮影現場でした。
自分の体を“武器”から“楽器”へ変えるトレーニング
ニューアルバムのタイトル「Transumute」に関連して自身で変化したことについて聞くと、新たな挑戦を始めていた。
――ご自身で変化したことは何ですか？
いろんな変化がありましたけど、自分の肉体的な変化が大きかったですね。これまではトレーニングの仕方に関しても、高重量の負荷をかけていましたが、もう少ししなやかさを追求するような感じになっていきました。簡単に言うと前までは自分の体を武器にするためにトレーニングしてたのが、今はボーカルとして体を楽器として扱うために必要なトレーニングをやるという感じになりましたね。
――現在全国ツアーを開催中ですが、印象的だったことはありますか？
今回ライブのために初めて脚本を書いて、それをベースにいろんな演出を作りました。それが今回1番大きな自分にとっての変化だったので、毎ステージ毎ステージ有意義だなと感じてやってます。
――どんな思いで演出をしましたか？
（お客さんと）同じ空間同じ時同じ場所で共鳴し合っているっていうことを、どうやってリードしていけるかということだと思います。従来のライブはみんなで大きな声を出して一緒に踊ったり飛び跳ねたりして楽しめるところもあったと思いますが、今はまずソーシャルディスタンスがあって、お客さんも声は出せないし、座って演目を見るような楽しみ方なんですね。そこで、どうやったらライブを見に来たということに意味を感じてもらえるかを追求した時に、物語を見せるべきだと思い脚本を考えました。ステージの上からお客さんの表情を見ると、涙を流している方もいたりして、こういう形のライブを作れて良かったなと思っています。
ライブの必須アイテムは“噛まずに食べられるようかん”
――今年のマイブームはありますか？
ずいぶん前からクラシックの音楽は好きだったけど、今年になってストラヴィンスキーの音楽が改めていいなと思って、客入れの音楽としてプレイリストを作って流しています。あとようかん！頻繁に食べていて、ライブ本番30分前にようかんを食べてステージに上がったりしていますよ（笑）。
――ようかんのどんなところが好きなんですか？
あずきとお砂糖と寒天でできているのでノイズが少ない形で糖分が取れてエネルギーにすぐ変わるんですよね。自分としては、ようかんは「Musical Transmute」の“公式スポーツ飲料”って形でツアー回ってますね！和菓子店の「とらや」に「やわらか羊羹 ゆるるか」というのがあって、噛まなくても飲めるんですよ。個人差があるかもしれないので良かったら試してみてください！とらやさんお世話になっております（笑）。
――今年も残り少ないですがクリスマスのご予定は？
クリスマスはライブやってます！大阪でツアーの最後2日間やるので普通に仕事していますね（笑）。
