【眼福♡男子】三浦涼介 貫地谷しほりとの家飲みシーンが話題「おそろいの髪型や服装はしーちゃんのアイデアです」

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【眼福♡男子】三浦涼介 貫地谷しほりとの家飲みシーンが話題「おそろいの髪型や服装はしーちゃんのアイデアです」

日々の生活に潤いとときめきを与えてくれるような、編集部おススメの男性を紹介する「眼福♡男子」Vol.80は三浦涼介が登場。

2002年デビューの34歳。『仮面ライダーオーズ/OOO』のアンク/泉信吾役で人気を博し、アーティストとしても活動。近年は「ロミオ&ジュリエット」や「エリザベート」をはじめとするグランドミュージカルでも実力を発揮している。

12月18日(土)に最終回を迎える土ドラ『顔だけ先生』に音楽教師の早坂優一役で出演しており、学園内で見せるスマートな立ち振る舞いと、親友・亀高先生(貫地谷しほり)と過ごすオフの時間のギャップが話題に。そんなシーンの裏側や、三浦自身のプライベートについて尋ねた。

初の教師役は、学生時代に「こんな先生がいたら」と思い描いた理想を体現しています

――神尾楓珠さん演じる主人公・遠藤先生と、先輩教師の亀高先生、そして、三浦さん演じる早坂先生とそれぞれタイプの違う教師が登場する作品ですが、演じるうえで意識しているのはどのようなことでしょうか?

早坂は、掘り下げればいくらでも深いところまで入っていけるような題材の人物ですが、まずはナチュラルに演じることを意識しました。

――これまで教師役を演じた経験は?

初めてだと思います。過去に出演した学園ものだと生徒を演じることがほとんどでしたので、まさか自分が教師を演じるとは思ってもいませんでした。

――教師らしさを表現するために工夫していることはありますか?

普段、舞台を多くやっているせいか、“決め決め”で現場へ行くと動けなくなってしまうことが多々あるので、新しい現場へ入るときはなるべくフラットでいるように心がけています。

教師役といっても生徒と接するシーンより、職員室や亀高先生との自宅のシーンが多いので、自分自身が学生時代にこんな先生がいたらいいな、こんなテンションで受けてくださるやさしい先生だったらなど当時の心境を思い出し、そして、これまで見てきた学園ものを照らし合わせたイメージをなんとなく思い描いて、現場に入りました。

そして、衣装合わせを経て、スタッフさんと話し合っていく中で徐々に“早坂優一像”ができ上がっていったという感じです。

顔だけ先生』の現場は、“帰ってくる場所”というファミリー感にあふれている

――亀高先生と早坂先生の“家飲みシーン”が評判ですね。

ハハハ(笑)。あれは、わりと早い段階でしーちゃん(貫地谷)から「おうちのシーンさぁ、早坂ちゃんが私の服を着ていたり、Tシャツがおそろいだったり、ヘアスタイルやメイクなんかも似た感じにできたら可愛いかもね」と提案があって、それはもう「ぜひ!」と。早坂先生のキャラクターづくりにおいて、そういったプライベートな面でキャッチーさが表現できるのはすごくいいなって思いました。

『顔だけ先生』の(左から)亀高千里(貫地谷しほり)、早坂優一(三浦涼介) タイ語で書かれたTシャツを着ていたり、似たメイクをしていたりと、微笑ましい親友ぶりを披露している

――貫地谷さんは憧れの女優さんだったと、Instagramに投稿していましたが…。

しーちゃんは、10代のころから「なんて素敵な方だろう」とずっと見ていた女優さんです。それまでは同世代の人に憧れるなんてほとんどなかったのですが、出演されている作品を見て、繊細なお芝居の中にユーモラスな面をもち合わせていて、「こんな役者になりたい」と思いました。

共演は2度目ですが、こうしてガッツリ近くにいる役は初めてなのでとても光栄です。2人のかけ合いのシーンはまるで芝居合戦のようで、客観的に見ても「生き生きしている自分」を実感しています。

『顔だけ先生』の(左から)早坂優一(三浦涼介)、亀高千里(貫地谷しほり)

――職員室のシーンは、ハイテンションな川相教頭(八嶋智人)とのやりとりなど毎回楽しみな場面です。実際の現場はどんな感じですか?

八嶋さんのおかげでずっと笑っていられるとても素敵な現場ですね。ファミリー感が強くて、“帰ってくる場所”っていうのかな。「明日は『顔だけ先生』の現場だ」って思うだけでウキウキします。

――神尾さんとは配信ドラマ『マイルノビッチ』以来の共演ですが、“同僚”としての神尾さんの印象は?

楓珠は、多くを語らないクールな性格という印象だったのですが、実はやりたがりでおもしろい人間だということをバラエティ番組で見て知ったんですね。その後に『マイルノビッチ』で共演することになって、僕から声をかけたことをきっかけにLINEのやりとりなどをさせてもらっています。

まだ学生役をやれる年齢の彼が、あえて教師役というキャスティングは突拍子もないようなことだけれど、楓珠の純粋で繊細な性格と相まってピッタリなんじゃないかと思いました。世代は違いますが頼もしいですし、僕も頑張らなければという気持ちにさせてもらえる魅力的な役者さんです。

――2年B組は個性的な生徒ぞろいですが、三浦さんの学生時代と比べて違いなどありますか?

僕はすごく不器用な人間なので、何をするにも時間がかかるんです。でも、時間をかけた分、そこで培ったものは忘れられないものになりますし、後々、土台として役に立つこともたくさんある。今の若い子たちは、いろいろなことに興味をもち、そこへ即座に順応できる器用さをもっているのが魅力。

驚いたのは、僕は若いころ“今”を追いかけていたのですが、現代の子は過去をより知ろうとし、僕よりもっと上の世代の方たちが聴いていたような音楽を好んで聴いたり、映画を観たりしている。その対応力はすごいなと思います。

目の前のものに逆らわず、ニュートラルに生きていきたい

――凝ったお料理やスタイリッシュなファッションを紹介しているInstagramはお芝居同様、三浦さんにとって“表現の場”だと思うのですが、こだわりがあれば聞かせてください。

自分が「これ」と感じるものをずっと探しているのですが、今のところまだ見つかっていなく、ファッションに関しても「ここのメーカーがいい、このブランドじゃなければイヤだ」というものはないので、そのときに好きなものや自分がいいなと思うもの着るときもあれば、今、流行っているものをとり入れることもあります。

――料理を始めたきっかけは?

子どものころから母と一緒にキッチンに立つ機会もありましたが、やはりここ2、3年ですね。コロナがなければ、こんなふうに自炊をすることもなかったと思います。自宅で過ごす時間が増え、その中で食事は毎日のことですし、自分の口に入れるものですからちゃんとしたものを食べようと思って始めました。まだまだ中途半端ですけどね。

――コーナー名にちなんで、三浦さんの眼福な存在を聞かせてください。

今、言ったことと矛盾するようですが、お酒とマクドナルドです。マックって無性に食べたくなるときがありませんか。本当は好きなときに好きなだけ食べたいけれど、若いころと違って消化に時間がかかるので(笑)。マックを食べたときは幸せを感じますね。

――中でもお気に入りのメニューは?

ベーコンレタスバーガーです!

――即答でしたね(笑)。30代半ばとなり、今後の生き方について考えることもあるかと思いますが、将来のビジョンを聞かせてください。

自分自身では、目の前に現れたものに逆らわず、人ともかかわり過ぎず、ナチュラルに生きているほうだと思います。興味をもったものにはとことんハマってしまうタイプで、まわりから「騙されやすい」と指摘されるぐらい信用してしまうこともあるのですが、後々、後悔しないよう、なるべくニュートラルに生きていきたいと思っています。

撮影:河井彩美