父のミスで才能ある新人作家獲得のチャンスが水の泡に!優の怒りは収まらず…

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父のミスで才能ある新人作家獲得のチャンスが水の泡に!優の怒りは収まらず…

SUPER RICH』第9話完全版

氷河衛(江口のりこ)の献身的な補助で、強盗に刺されて傷ついた春野優(赤楚衛二)は回復。そして2人は桜(美保純)と良次(上島竜兵)を証人に、晴れて婚姻届を提出した。

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また、今吉零子(中村ゆり)、鮫島彩(菅野莉央)を引き留めた「スリースターブックス」は、以前入っていたオフィスビルへと移転し、1年後には株式上場を考慮するまでに成長する。

そんなある日の役員会議で、衛は自身の勤務形態をリモートに変えたいと言う。出産育児を経験している鮫島から、リモートワークの課題を指摘された衛は、経験のために自分で運用してみたいというのだ。

その裏で、実は衛は脳梗塞になる可能性があるという診断を受けていた。

田中リリカ(志田未来)は衛のリモートワークを懸念し、宮村空(町田啓太)に相談を持ちかける。会社のナンバー1の衛がリモートを続けるなら、明確なナンバー2を据えるべきだと進言した。

その夜、優に真子(茅島みずき)から急な連絡が入る。急いで実家に戻った優は、桜と良治から工場経営がうまくいっていないことを知らされた。それだけでなく、良次が友人の連帯保証人になって1000万円の借金を被ってしまっていた。

その頃、空と電話をしていた衛が倒れてしまう。病院で目覚めた衛は傍にいた空に、体調のことは会社の仲間たちや優に黙っていてほしいと頼んだ。

会社では東海林達也(矢本悠馬)がコミックマーケットで発見し、作家としての才能に惚れ込んだ中村中子(佐々木春香)から「スリースターブックス」での掲載を考えても良いという返事をもらう。そのためには、次回のイベントの手伝いをすることが条件だった。それは、自主制作本の印刷と製本。東海林は優の実家の印刷工場へ依頼する。

優は、良次に連絡して2000部の印刷を発注した。また、優は仲間たちの同意も得て「スリースターブックス」のCOO、ナンバー2としてリモート中の衛を支えることになる。

中村が出品するイベントの前日、良次から納品された本は200部。優が連絡すると、良次はただ謝ることしかできない。中村は約束が違うと怒り、「スリースターブックス」とは組めないどころか、訴えることも辞さない言い、東海林は焦る。訴えられたら上場も危うくなるのだ。優は印刷工場を夜通し回って頭を下げるが、残りの部数を揃えることはできない。

早朝、優が会社に戻ると良次がエントランスで待っていた。土袈裟して謝る父を、優は仕事としてあり得ないと冷たく突き放す。その日、会社に現れた中村に優は平謝り。違約金を支払うと言う優だが、そんな気持ちで作品を描いているわけではないと中村の怒りは収まらなかった。

その夜、優が家に帰ると、空が衛を送って来た。混乱してしまう優に、衛は体に不調を抱えていることを告白する。しかし、優はそんな大事なことをなぜ空が知っていて、自分は知らなかったのかと納得いかない。

衛は、鮫島が連れてきた子どもが「かわいかった」などという話をする優の手前、いろいろ考えてしまい言い出せなかったと謝る。それでも優は酒を飲まずにはいられなかった。

次の日、中村と揉める「スリースターブックス」は上場する。中村は、東海林が説得しているが予断を許さぬまま、優たちは上場セレモニーへ赴く。いよいよ上場の鐘を鳴らす直前、東海林が会場に到着して頷いた。東海林の説得が成功したのだ。

だが、中村は訴えはしないが「スリースターブックス」とは二度と関わりたくないと言い、東海林のこれまでの努力は無駄になってしまう。

優が家に帰ると、桜と良次が来ていた。平謝りの2人に、衛は頭を上げるよう言うのだが、優は良次たちは貧乏に慣れてしまっていると言い放つ。そして、工場も辞めたほうが良いと続ける優は、真子の学費だと札束を桜と良次の前に投げ出して、家を出て行ってしまう。

衛や会社の仲間たちにも実家の不甲斐なさを話せない優は、豪徳尊(板垣瑞生)に話を聞いてもらう。そんな優に、豪徳は新しい仕事を始めたといい、優を誘った。

豪徳と話して少し冷静になった優が家に戻ると、衛が話したいことがあると真顔で待っていた…。

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