世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。11月27日(金)の同番組では、香川県小豆島の苗羽(のうま)漁港を特集した。

小豆島の東部に位置する苗羽漁港。この港で、島に魅せられたヨット乗り・萩原浩二さんに出会った。

萩原さんは小豆島のマラソン大会に出場したのがきっかけで、退職後、小豆島田浦に居を構えた。しかし、当時はヨット経験ゼロ。
「朝、漁船が沖の方へ出ていくんですよ。それを見ていて、気持ちいいなぁと思って。海の上も走れるんだと思って」
そして購入したのが、ヨット乗りなら誰もが憧れる小豆島の名門ビルダー、岡崎造船のヨット。

今ではこの相棒と、どこにでも足をのばす。
温泉に入りに直島へ。大好きなさぬきうどんを食べに高松へ。さらにはマラソン大会に出るために、五島列島まで。海を走る自由時間を満喫している。

「小豆島って1年365日のうち、がんばれば300日沖に出られる。風の気持ちを考えながら一緒に走るのは楽しいと思いますね」
充実した表情でそう語る萩原さん。新しい人生の自由時間を満喫しているようだ。

なお、12月4日(金)放送の『港時間』では、小豆島の南部にある「ふるさと村」を特集。ヨットが好きで小豆島に移り住み、子どもたちにヨットのすばらしさを教えている女性を紹介する。
