タイトルからは想像もできない、まさかの飯テロ・ラブコメディ⁉ 若月佑美主演の『セレブ男子は手に負えません』が放送スタート!

公開: 更新: ABCマガジン

©ABC・DLE

ドラマを見た後に、お腹を空かせてしまった方もいらっしゃったのでは? 『セレブ男子は手に負えません』というドラマタイトルからは、およそ想像もつかない飯テロをくらい、しかもドラマのラストにはレシピ紹介&調理工程(まるで若月佑美の料理番組のようだった…!)まで描かれており、視聴翌日にレシピを参考に材料を買い込んで“もんじゃ焼き”を作ったのは筆者だけではないはず…。

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さて、かように“飯テロ・ラブコメディ”とも呼ぶべき新ドラマ『セレブ男子は手に負えません』の放送が1月21日(テレビ朝日では1月20日)よりスタートした。地上波連続ドラマ初主演となる若月佑美が一文無しとなってしまった“恋をしないヒロイン”ひかる役を演じ、クセ強ワケありなセレブ男子たちを演じるのは、『ジャックフロスト』での共演も記憶に新しい鈴木康介と本田響矢、ジェンダーレスモデルで『僕らのミクロな終末』の井手上漠、さらに『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』の中尾暢樹。放送直前までストーリーが明かされなかったことから、このタイトルにセレブたちの共同生活という設定…と、ドラマを観るまではクセとワケがありすぎる恋愛妄想を繰り広げた視聴者(WEBTOON読者)も多くいたかも…しかしながら、いざドラマを観始めると想像以上に情報量が多く見応えたっぷり濃密な30分だった。

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結婚願望が強くて恋にマジメなヒロインのひかるは、30歳を目前にイマドキのリモート婚活でついに恋を成就。だがしかし、その相手は国際ロマンス詐欺師のカルロス.Gだった。根が正直なひかるは800万円もの大金を借金しながらつぎ込んでしまい無一文に。ひかるは人生を立て直すために、即金&住み込みの仕事として、管理人の職にありつく。

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そこは高級ペントハウス。暮らしていたのは、とんでもない美しさを放つモデルのルカ(井手上漠)と世間知らずっぽいピアニストの律(本田響矢)、しいたけと女性がとにかく嫌いな超オレ様キャラのシオンという何やら浮世離れした面々。唯一、常識人っぽいのは医者の彰人(中尾暢樹)だが、第1話を見た限りでは何を考えているかわからない謎に包まれた人物だ。ペントハウスの持ち主は世界的有名ブランドの御曹司であるシオンで、他のメンバーもシオンには頭が上がらないようす。

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シオンはひかるが受け取った採用通知を破棄し「管理人は男と決めている。採用は取り消しだ!」と取り付く島もない。その一方で、ひかるに興味を抱いたのが律とルカの二人。

「こう見えて、料理には自信がありまして」

専属のシェフ(七瀬公)を一方的かつ冷酷にクビにしたばかりのシオンだったが、律やルカにせがまれると「4人の住人が100%満足する料理を作れ」と“命令”。だが、好みもリクエストも見事にバラバラで…。ひかるは、冷蔵庫にあるオマールエビ、イベリコ豚といった高級食材、さらに小麦粉の代わりに大豆粉とプロテインを代用した“もんじゃ焼き”というメニューをひねり出す(そしてこれが実に旨そうなのだ)。長く庶民に愛されてきた食文化でもあるもんじゃ焼きをセレブ男子たちに食べさせるという展開も痛快に映った。

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WEBTOON連載と同時展開する作品だけに、ひかるのモノローグやちょっとしたフレーズがマンガ文字で表現される演出も楽しく、ひかるの恋愛観と4人のセレブたちのキャラクターのクセがテンポよく描かれた第1話。

そして、見応えがあったのが、人生崖っぷちでも落ち込まずにまっすぐに前を向くひかるの嘘のない視線の強さと、そのひかるに向けられた4人それぞれの微妙な表情の変化。セレブというフィルターの裏側にある彼らの内面を、ひかるという視点を通してどう描かれていくのか、今後の展開を見守りたい。

タイトルイメージを斜め上から超えていく“飯テロ・ラブコメディ”、『セレブ男子は手に負えません』は、TVer・ABEMAで無料見逃し配信中。

<文・ニノマエヒビキ>

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