日本人は薬に頼りすぎ!? 薬剤耐性は危険…中国で急増する「謎の肺炎」が日本でも流行する!?

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新型コロナウイルス感染症のパンデミックから約4年が経った現在、中国では肺炎が大流行! その1つである「マイコプラズマ肺炎」の中には、薬が効きにくいものもあるらしい。感染症疫学のスペシャリストいわく、日本でも流行する可能性が高いという。

中国メディアによると、最近の北京市の病院には1日に平均7000人、天津市の病院には1万2000人を超える患者が訪れるいう。「感染症患者の3割がマイコプラズマ肺炎である」と語ったのは、厚生労働省の元医系技官で感染症疫学のスペシャリストである医師・木村もりよ氏だ。

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マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌が起こす肺炎。患者の8割が14歳以下(日本の場合)で、潜伏期間は2~3週間、飛沫や接触で感染し、症状は比較的軽いという特徴がある。中国疾病予防コントロールセンターによると、「今年のマイコプラズマは薬剤耐性を持つ可能性がある」という。このことから木村氏は、「中国でマイコプラズマ肺炎が急増する理由は、『細菌が薬に慣れて耐性菌になったから』という可能性がある」と推測した。

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薬剤耐性を持つ感染症の問題は、中国だけではない。木村氏いわく、「日本でも、薬の使い過ぎで薬の効かない細菌が発生する可能性がある」とのこと。体内で薬剤耐性菌が増殖すれば、一般的に抗生物質や抗生剤と呼ばれる「抗菌薬」が効きづらく、本来軽症で回復できるはずの感染症が重症化しやすくなり、最悪の場合は死に至る可能性もあるという。「日本人は病院・薬局に頼りすぎて『超過保護状態』。このままでは、感染症の流行や重症化の対策が難しくなる。国をあげて薬剤耐性に取り組むべき!」と木村氏は主張した。

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なお、「中国で急増している肺炎」や「薬剤耐性の危険性」について紹介された情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』12月2日放送回は、動画配信サービスTVerで無料配信中。ほかにも同放送回では、「政治資金パーティー」をはじめとする「政治と金」の問題や、「イスラエルとパレスチナの紛争」についても学べる。

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「日本人は病院・薬局に頼りすぎて超過保護状態」!? 感染症疫学のスペシャリストが「中国で急増中の肺炎」や「薬剤耐性の危険性」について解説した情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』を無料配信中

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