大阪・南堀江にある 全国の旨い米を探し食べ続けた熱血店主が営むお米屋さん ブレンド米で飲食店の“美味しさ”を支える

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大阪市西区南堀江。高層ビルが立ち並ぶ一角に、一軒のお米屋さんがあります。1997年創業の『ガッツ!うまい米橋本』です。店主の橋本孝則さんは、自ら産地へ買い付けに行き、生産現場を見てお米を仕入れています。「米は銘柄が同じでも育てる人、季節によって味が全く違う。今やスーパーやコンビニでも買える米を、わざわざお米屋さんで買ってくれる人のために、その時々で最高の味にブレンドしたものを提供したいと考えています。」「米は毎日食べるもの。なんでもいいなんておかしい。ちゃんと探せば、本当に美味しくて安全な米が見つかる。」店に度々足を運ぶお客さんも「ここの米を食べたら他には行けない」という声が。

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米への情熱を語る橋本さんですが、以前は別の仕事をしていました。その彼が米に興味を持ったのは20代後半の頃。「米屋を営む知人から、産地をごまかしたりする店が少なくない、という話を聞いて腹立ちを覚えた」そうで、「それなら自分が米屋になって、ちゃんとした米を届けよう」と畑違いの米屋に転身。旨いといわれる米を探して全国を食べ歩いたそうです。「驚いたのは、米の作り方は一つではない。美味しい米を作る農家さんは、努力と工夫でその土地に合うやり方を追求しています。」米の知識を農家から教わり、炊いて食べ続けた橋本さんの店には、選りすぐりのお米が並んでいます。

橋本さんのブレンド米は飲食店でも大人気。お米のブレンドは料理や用途によって変わります。お寿司屋さんならこのブレンド、カレー屋さんならこれ、焼肉ならこれ、と米の配合を変えるだけで劇的に美味しさがアップするとのこと。橋本さんの確かな目利きとブレンド力でその評判が口コミで広がり、今や契約店舗は100店を超えるといいます。

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コメ離れが叫ばれる中、米の美味しさを広く発信しようと始めたのが『おにぎりやさん』。さらに今年7月、栄養価の高い玄米を使った玄米専門店をスタートさせました。

「玄米は美味しくない」という概念を打ち破る、驚きの美味しさの秘密とは?

12月2日 土曜 午前11時から『LIFE~夢のカタチ~』でご紹介します。
(ABCテレビ/関西地域で放送、TVer見逃し配信あり)

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熟成玄米専門店88(大阪市西区)
熟成玄米を使用したおにぎり、お弁当、玄米粉を使ったスイーツ、コーヒーなど玄米にこだわった商品が多数揃う熟成玄米専門店。