「M-1グランプリ」決勝に漂う緊迫感の“正体”と、スーパーマラドーナ・武智がしみじみ語った言葉

公開: 更新: ABCマガジン

11月12日放送の#1に引き続き、11月19日放送の#2は笑い飯の哲夫さんがパーソナリティを務める。収録に立ち会った構成作家の瓶底めがねが、収録・放送までの話や収録現場の様子を綴る。

番組タイトルが決まった後、どんなチカラをテーマにするかという会議で、最初に挙がったのが「MCのチカラ」だった。「M-1グランプリ」は年末の風物詩となりつつあるが、年末に決勝大会・テレビ放送が行われるだけであって、出場者の戦いは夏から始まっている。スタッフや関係者にとっても、1回戦が始まる8月がM-1の幕開けだ。そこで、予選を見守り続ける人たちに出演してもらいたいという話になった。予選のMCを務めている芸人は数多くいるが、哲夫さんと付き合いの長いヘッドライトのお二人は最適だった。

収録当日、スーパーマラドーナの武智さんの「う〇こ」中に到着された町田さんと和田さん。#1の収録の様子をブースで見学していただき、#2の収録がスタート。(武智さんは#1に引き続き、ゲスト出演)

©️ABCラジオ

哲夫さんに「MCをする上で心がけていること」を聞かれた町田さんが、出場者や観客に緊迫感を与えようとしていると答えたのが印象的だった。これが賞レースとお笑いライブの違い。もしくはM-1と他の賞レースの違いなのかもしれない。

M-1の視聴者なら誰もが感じていることかと思うが、決勝をテレビで観ていると、スタジオの緊迫感が画面越しに伝わってくる。他の番組や他の賞レースを観ていても感じないものだ。町田さんの話を聞くまでは決勝特有の緊迫感だと思っていたが、そうではなかった。1回戦から蓄積されてきたものだった。

エンディングで、武智さんが「このメンバーでラジオできること、もうないでしょうね」「長いこと生きとくもんですね」としみじみと語り、他の三人が相槌を打っている。今回のメンバーならではのやり取りや盛り上がり、そして武智さんの言葉もあり、出演者全員がラジオ収録を楽しんでくれていることを実感した。

詳しい内容は、YouTubeで聴いてもらいたい。

©️ABCラジオ

個人的な願いではあるが、もし再び「MCのチカラ」というテーマでお送りすることがあれば、はりけ〜んずのお二人にも出演していただきたい。

2001年に第1回が開催されたM-1。当時の参加資格は、結成10年以内だった。その年で結成11年目だったはりけ〜んずは出場することができず、第1回から予選のMCを務め続けている。間違いなくM-1の功労者であり、MCを任せ続けられているだけの理由があるはずだ。そして、お二人がM-1に抱く思いもあるだろう。それをいつか聞いてみたい。

(瓶底めがね)

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