追い詰められる千鳥たち…「浦島太郎選手権」緊迫の生配信ロケに「ちょっとしたプロジェクトX」と感動の声

千鳥大悟ノブ)の冠番組『テレビ千鳥』(テレビ朝日系、毎週日曜22:25〜)が、3月13日に生配信ロケ企画「浦島太郎選手権」を実施。通常のオンエアではカットされる芸人たちのスベりや、追い詰められる表情までもすべてノーカットで生配信する試みに、インターネット上では「感動すらしてしまった」「なんだこのちょっとしたプロジェクトX」と驚きの声が上がった。

「桃太郎」の紙芝居をいかに読み方だけで面白くするかを競った中岡創一ロッチ)の持ち込み企画「桃太郎選手権」の第2弾である「浦島太郎選手権」。MCの千鳥と中岡をはじめ、川島明麒麟)、吉村崇平成ノブシコブシ)が参加し、「浦島太郎」を題材に面白い読み方を競った。

トップバッターの中岡は、「ウラシマタロウ!」と片言のアクセントで題名を読み上げてスタート。紙芝居の影から顔を出し入れしながら、奇妙なイントネーションと顔芸を駆使して物語を進めていく。浦島太郎が亀を助けるシーンは突如ミュージカルになり、竜宮城のシーンではビートたけしのモノマネを披露。物語終盤は所ジョージのモノマネでいっきに突き進み、玉手箱シーンでは森進一のモノマネで歌い出したかと思うと、ふたたびビートたけしのモノマネに戻って「バカヤロー」とひとこと。その後、素のテンションで「フー……」と大きくため息をつき、「おしまい」と観念した口調で締めくくる。

続く川島は、能と歌舞伎を組み合わせたようなステップで大見得を切りながら登場。「歌舞伎でスベるのが一番治療が難しい」という大悟の突っ込みをよそに歌舞伎風の台詞で1枚ずつ紙芝居をめくる。かと思うと、浦島太郎が浜辺でいじめられている亀を見つけるシーンでは突然講談師風にギアチェンジ。「のろまのー…… カメ」とキメたあとに自ら吹き出し、そのまま「ウフフフ」と薄笑いを浮かべながら異様な雰囲気で紙芝居を進行。スタジオには「怖い! 怖い!」と悲鳴があがり、続行不能と判断した大悟に強制終了させられる。

地団駄を踏みながら登場した吉村は、いきなり紙芝居を放棄。机の上に仁王立ちして全員を威嚇する。その後勢いよく飛び降りてヒザを痛め、床を不気味にのたうちまわりながら瞳孔の開ききった目でうわごとのように台詞を絶叫。一度は机に戻るもフラフラの足取りで机の紙芝居を倒し、「ヒザの皿を拾うてこいよ」と、これまた大悟に強制終了させられる。「時間もないって言われましたし! 俺には期待してる顔してねぇし、みんな。だからヒザ割ってやろうと思いましてね!!」と吉村。理不尽すぎる逆ギレぶりに、ノブが「いまのオンエアだったら絶対カットじゃないですか」と冷静に突っ込む。

ロケ後半、大悟はポエトリーリーディング風に「浦島太郎」を読み上げようとするが、その後がまったく続かず、早々にリタイヤ。不穏過ぎる展開に自ら大ダメージを食らい、冷や汗をびっしりと浮かべながら椅子にへたり込む。

その後開かれた反省会で、「ここでどうのこうのごときじゃ、どうにもならん気がした」と大悟。「やれることを全部出すしかないんじゃないか」と一大決心をし、全員セットの裏でガチ着替え。誰もいなくなったスタジオには、延々音声だけが響き渡る。その後フル装備で戻り、最後の力を振り絞った芸人たちのもとに奇跡が起こって……。

手に汗握る生配信ロケの様子に、ネット上では「なんだこのちょっとしたプロジェクトX」「青春スポ根ドラマであり、戦隊モノでもあった」と感動の声が。ロケ終盤に起こった怒涛の展開にも「スベりをフリにして、芸人が全力で笑いを取りにくる最後の15分」と絶賛の声が上がっていた。

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