総事業費1660億円、被災地最大のプロジェクト「ゼロからつくった街」陸前高田10年の軌跡

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3月13日(土)27時30分から『テレメンタリー2021 3.11を忘れないSP ゼロから街をつくる、ということ~陸前高田10年の全軌跡~』(テレビ朝日系)が放送される。

同局は、震災直後から10年間にわたり陸前高田の「街」と「人」を記録。総事業費1660億円。被災地最大のプロジェクト「ゼロからつくった街」10年の軌跡を追った。ナレーターは俳優の段田安則が務める。

建物2500棟が並んだ岩手県・陸前高田市の市街地は、津波で消滅。人々が住むところは高台の仮設住宅や内陸部に散らばり、町内会の多くが解散した。その後、新たな街をどこにつくるか。多くは安全な高台を望むものの、広い土地は無く、被災した地に再び、市街地をつくることに。被災地最大の復興計画がスタートする。

しかし、ゼロからの街づくり。かさ上げ工事だけでも数年の月日が。一方で、多くの事業者は高台や内陸部で店舗を再開。新たな街に戻るべきか、選択を迫られる。

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