藤原竜也が主演を務めるドラマ『青のSP(スクールポリス)ー学校内警察・嶋田隆平ー』（カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00～）の第4話が2月2日に放送。インターネット上では、藤原が演じる嶋田隆平の説教に注目が集まった（以下、ネタバレが含まれます）。
学校内警察（スクールポリス）が試験的に導入されたという設定のもと、公立赤嶺中学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平（藤原）が、校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう学園エンターテインメント。隆平が着任する赤嶺中学校3年1組の担任で国語教師の浅村涼子に真木よう子、隆平の後輩刑事・三枝弘樹を山田裕貴が演じる。
体育館の女子更衣室で隠しカメラが発見された。さらに、撮影された映像が課金制の動画サイトに流出しているという。隆平たちが調査したところによると、投稿したのは、今井（内藤光佑）という男。そして盗撮犯は、陸上部マネージャーで彼の妹でもある莉緒（藤嶋花音）だった。
親と喧嘩し、現在インターネットカフェに滞在している兄。金に困った彼が、莉緒の盗撮映像に気づいて勝手に流出したのだ。まさか自分が盗み撮りしたものがネット上にアップされているとは知らず驚く莉緒。そもそもなぜ彼女は盗撮をしたのか。それは、陸上部に好きな女子生徒がいたからだ。彼女は「キモいですよね……」と言い、部活もやめた。
そんな中、涼子とぶつかったバレー部の菊池京介（少年忍者／ジャニーズJr. 鈴木悠仁）が、異常な反応を示す。違和感を覚えた涼子が問い詰めると、バレー部顧問・澤田敦子（智順）から、昼休みや部活終わりに体を触られていると告白した。
澤田から「マッサージしてあげる」と言われたのが始まり。それからというものの、呼び出されてはセクハラ被害に。嫌がると「試合に出さない」と脅してくるという。涼子が直接彼女に問いただすと申し出るも、それをしてしまうと部活が活動停止になり、大会に出られなくなる。「やめてください！」と引き留めた。
涼子は、隆平に助けを求めるが、証拠を持って被害届を出さない限りは動かないと返される。そこで、一人で生徒たちに質問をしたり、菊池のフォローをしたりと躍起に。頑張る彼女を見て、隆平は「そのやる気が裏目に出なければいいけどな」とポツリ。その忠告通り、澤田にバレてしまい、菊池が強引に連れ出されてしまった。
翌日、何者かから、涼子のもとに菊池がセクハラ被害を受けている映像データが送られた。菊池は、その映像を証拠に警察へ被害届を提出。一方、隆平は強制わいせつ罪で澤田を逮捕することに。しかし、彼女は反省するそぶりを見せず大暴れ。「私みたいな女に相手してもらえて、あの子も心の中で喜んでいたはずよ！」と言う始末。隆平は「キモいんだよ。オバさん。それはあんたの勝手な思い込みだ。相手が少しでも不快な思いをしたら、立派なセクハラなんだよ！」とぶつけた。
その後、隆平は部活を辞めた莉緒と接触。「何か勘違いしていないか。自分のこと、特殊な人間だと思っているかもしれないが、お前みたいなやつはこの世の中にごまんといるからな」と告げる。彼の後押しに、莉緒は笑顔を取り戻し、部活に戻ることを決意していた。
ネット上では、菊池を演じた鈴木の演技について「難しい役なのによく頑張ったね」「お疲れ様でした すごい素敵な演技で引き込まれました」の声が。
また、もはや恒例となっている隆平のパンチラインの数々に「隆平の言葉にスカッとした。やっぱり毎回暴言を吐く藤原竜也は最高だわ」「カッコよすぎるし言葉が刺さる」「今回もセクハラにLGBTといい、詰め込んでくるこのドラマ、中学校を舞台にしながらも展開してくるのが本当にすごい」との声があった。
次回は2月9日に放送。男子バスケットボール部・アレン徳永（川村ジーモン凛一朗）が同じ3年生部員からいじめを受けていることが分かる。
