10⽉23⽇(金)からスタートする⾦曜ドラマ『恋する母たち』(TBS系、毎週⾦曜22:00~※初回15分拡⼤)の制作発表会⾒が10月17日、都内にて開催され、木村佳乃、吉田羊、仲里依紗、奥平大兼、宮世琉弥、藤原大祐が登壇した。
迷える母たちの恋愛と友情を描き、「女性セブン」(小学館)で2017年から2020年7月まで連載された柴門ふみの同名漫画を、恋愛ドラマの名⼿・大石静の脚本でドラマ化。子供を同じ名門校に通わせる3人の母親が、再び女性として恋に落ちてしまう瞬間を描くリアルなラブストーリーだ。
『嫁はミツボシ。』(2001年)以来、19年ぶりにTBSの連ドラで主演となる木村。今回、前回の嫁役から母役になることを受けて、「時の流れを感じますね」と苦笑いし、「原作の漫画を好きで読んでいたので、うれしかったです」とオファーを受けた時の心境を告白。
演じる石渡杏は、11年前、夫に別の女性と駆け落ちされてから一人で息子を育ててきたという役どころ。「やったことがないタイプの役なので新鮮でした。想像を絶する経験ですよね」と言い、共感した部分を聞かれると、「杏に『怒りや悲しみが性欲に変わる瞬間がある』という難しいセリフがあって。このセリフは杏を深い人物に掘り下げる、考えさせられるいいセリフだと思いました」と感慨深い様子で明かした。
引きこもりの息⼦と専業主夫の夫を持つキャリアウーマンの林優⼦を演じる吉⽥は、「優子は家にいるよりも仕事をしてる方が落ち着く、自分の母性に確信を持てない人。私は結婚していないので、そこは共感できるとこですね」と告白。
夫に浮気されているセレブ⺟の蒲原まりを演じる仲は、「3人子供がいて、一番上は18歳の息子という役は初挑戦。母性を画面で出せるよう、借りてきた猫にならないように一生懸命頑張っています」と笑顔を見せた。
3人の息子役には、奥平、宮世、藤原といった将来が期待されるフレッシュな若手俳優陣が集結。木村は息子役の藤原について「自分の言葉で話していて、監督にも自分なりの脚本の解釈を伝えるなど、高校生とは思えない話し方をしますね。英語もペラペラだし、かなり頭がいい。趣味もジャズピアノで、将来が楽しみです」と絶賛。
芸能界に入ってまだ1年もって経っていない藤原は木村のことを、「テレビで見させていただいた時に明るい方だと思っていましたが、お会いしてもそのまんまでした」と興奮気味に明かし、「初日はめちゃくちゃ緊張していたのですが、佳乃さんがフランクに話しかけてくださったので、緊張がほぐれて楽しく撮影できています」と笑顔で感謝した。
吉田は、息子役の奥平について「映画『MOTHER マザー』で拝見した時に、すごい人がでてきたなと感動して、今回ご一緒できるのを楽しみにしていました」と打ち明け、「演技に慣れていないからこそ、セリフをまっすぐ届けてくれる。彼のセリフはすごく突き刺さりますし、すごくストイックな方」と印象を。
それを受けて、奥平は「まだ芸能人の方に慣れていないんですけど、プロの方に初めての作品を見て褒めてもらえたのはすごくうれしかったです」と明かし、「親子役なので、羊さんと距離をどうやって縮めようか考えていましたが、カメラの回ってないところで話かけてくださるし、僕の演技を受けてとめてくれるのでやりやすいですし、本当に優しい方です」と真摯に明かした。
仲は息子役の宮世との共演を「私が人見知りで緊張していたんですが、『インスタをフォローしていいですか?』『YouTube見てます』とフランクに話しかけてくれて話せるようになりました。謙虚でステキです」とべた褒め。
それを受けて宮世は「緊張がほぐれました」とはにかみ、「仲さんのYouTubeを好きでずっと見ていたので、共演が決まった時は驚きました。現場でも色々お話ができてうれしかったです」と目を輝かせながらエピソードを披露していた。
なお、TVerでは『恋する母たち』のキャストインタビュー、メイキング映像などを交えながら作品の魅力を紹介するナビゲーション番組を配信中。