フジテレビ発ホラードラマ『ホラーアクシデンタル』がハリウッドでリメイク!

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フジテレビ発のホラードラマ『ホラーアクシデンタル』がハリウッドでリメイクされることが決定し、今アメリカのエンタメ業界で話題となっているショートコンテンツに特化した動画配信サービス「Quibi(クイビ)」にて今後配信される(配信時期は調整中)。

『ホラーアクシデンタル』はフジテレビが深夜帯にて不定期に放送してきたホラードラマシリーズ「CX-horrors」の作品の1つであり、心霊や祟りといった日本古来のホラーではなく、またゾンビや超常現象といったオカルトとも違い、ありふれた日常生活に潜む恐怖や人間の狂気をスタイリッシュなタッチで描いてきたネオジャパニーズホラーであり、深夜放送ながら、放送の度に若い世代を中心に大きな反響を得てきた作品。

本作品の監督はネオジャパニーズホラーの第一人者である三木康一郎が担当。三木監督が描くホラーは、“人間の心の闇”にフォーカスし、ホラーにありがちな過度な演出はなく、小さな動き、小さな表情の変化と、独特の“間”で作り上げられた世界となっている。もしかしたら、明日自分の身に起こるかもしれないという身近な感覚と、視聴者に解決できない理屈を超えた後味の悪さを与える。なお、フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」では『ホラーアクシデンタル2』が配信中。

ハリウッド版ドラマ『ホラーアクシデンタル』の制作を手掛けるのは、MTVネットワーク前社長のヴァン・トフラーが設立し、多彩なハリウッドコンテンツをプロデュースしてきた映像スタジオ「Gunpowder&Sky ガンパウダー&スカイ」。 スタッフ陣は、 監督・脚本に映画『スノーホワイト』(2012年、出演:シャーリーズ・セロン)、『ダイバージェント』(2014年)、『トゥームレイダー』(2018年)で脚本として参加したエヴァン・ドーハティー(Evan Daugherty)という実力派チームが集結する。

そしてこのチームによって製作されるアメリカ版『Horror Accidental』は、ディズニーで活躍した後、ドリームワークスを創業したジェフリー・カッツェンバーグ氏が率いる短尺動画配信サービス「Quibi(クイビ)」で配信される。カッツェンバーグ氏が立ち上げる、このサブスクリプション型の短尺動画配信サービスは、サービス開始前から大きな注目を集め、ハリウッドの最高品質の映像コンテンツを10分程度の尺で展開していく予定となっている。