内田理央「穏やかだけどセリフはキレキレ」自然体で演じられた理由は…『来世ではちゃんとします』

内田理央
内田理央

内田理央さんが主演するドラマパラビ『来世ではちゃんとします』(テレビ東京ほか毎週水曜25:35~)が2020年1月8日にスタート。「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、都内にある小さな映像プロダクション「スタジオデルタ」で働く、性をこじらせた人物たちの恋愛模様を描きます。

内田さんが演じるのは、性に奔放で5人のセフレがいる性依存系女子・大森桃江役。“だーりお”の愛称で人気上昇中の内田さんに、挑戦的とも言える本作への意気込みを聞きました。

――性をこじらせた人々を描く際どい作品。出演にためらいは?

原作の漫画がめちゃくちゃおもしろくて、だからこそドラマでどう表現するんだろうという不安はありました。でも、プロデューサーや監督から「女性が共感できる内容を重視して作る」と聞いて、前のめりに参加させていただきました。ドラマが変にエロくなるのは嫌だなと思っていて、あくまでも漫画の内容、雰囲気を出せる作品になったらいいなと。今、それを実現しながら楽しく撮影しています。

――メインビジュアルも、連ドラとしてはかなりインパクトがある仕上がるですよね。

たしかに。でも、どうせやるなら1巻の表紙をちゃんと再現したくて。その表紙がすごく好きだったので、ノリノリでやりました(笑)。

――桃江はご自身とは違うタイプの役柄とおっしゃっていましたが、自身とかけ離れた役を演じる際の役作りはどのようにされていますか?

ふだんは、周りにそういうタイプの人を探すんです。でも、今回の場合、恋愛観は自分とまったく違いますが、精神的な部分や客観的なセリフはとても共感できたので、自然体でやっていますね。役作りはせず、周りに似ている人を探すこともなく、シンプルに桃ちゃんの気持ちになって演じています。

――主演ということで、意識に違いはありますか?

主演は数回やらせていただいたことがありますが、心持ちがピシッとするというか。すごくプレッシャーがあるわけではないんですけど、やっぱり気持ちは違います。きっと一生慣れないと思うし、慣れたら終わりだなっていうのも少しありますね。

――内田さんが思う今作ならではのおもしろさは?

決してテンションが高いわけではなく、穏やかで、けれどもセリフはキレキレ。そこがおもしろいなと思っています。原作が4コマ漫画だからかもしれないけど、平和な空気が流れているんですよ(笑)。きっと、世の中が混沌としていたら、こういう会話にはならない。社会が平和だから、この会話が生まれるんだろうなと思えるような、独特の雰囲気があるドラマだと思います。

――この作品を通して気づいた“新たな自分”はありますか?

例えば誰かの性癖や性生活の話を聞いても、まったく引かないんだと気づきました(笑)。どんな話でも「あぁ、こういう人もいるよな」「おもしろいな」と思いながら聞ける人。ふだんの会話にそういう話題は出ないので、今回初めて知りました……性以外のことを話す友達はいっぱいいるんですけどね(笑)。

――ドラマを見れば、「モテる秘訣がわかるかも」といったコメントもされていましたね。

男性のみなさんは、女の子が考えていることがわかりにくいと思うので、このドラマを見たらヒントになるんじゃないかなと。女の子って、すごく面倒くさい。ドラマには、そんな男の子が行き届かない女性の細かい感情が描かれているので、男性のみなさんには勉強や反省のために見てほしいです(笑)。

――放送後の反響も楽しみですね。

楽しみです! でも、感想とかをツイートしづらいんじゃないかと思って(笑)。内容的に、「私はこう思います!」とか言えないじゃないですか。みなさん言いづらいことだと思いますけど、感想は是非聞きたいので、よろしくお願いします!

――ドラマのタイトルにかけて、内田さんが“現世でちゃんとしたいこと”を聞かせてください。

とりあえず牛丼の食べ過ぎに注意したいです。あとは“辛いモノと私”という戦いへの闘争心。このドラマのクランクイン2日前にも激辛グリーンカレーを食べ、1週間お腹を壊して辛い思いをしたことを反省しています。人間には負けてもいいけど、辛いモノだけには負けたくないんですよ。でも、辛いモノにも素直に負ける気持ちを持ちたいと思います(笑)。

――ちなみに来世でも、内田さんは女優になりたいですか?

う~ん……占い師になりたいです(笑)。来世の私には不思議な力があると仮定して、透視をしてみたい。FBIの捜査とかに協力できたらカッコイイなぁって。現世で役として演じるのもいいですね。憧れます!

――それでは最後に、2019年の振り返りと2020年の抱負をお願いします。

2019年は、旅行の楽しさに目覚めた年でした。弾丸でベトナムに2回、韓国、シンガポール、ロス、国内にもちょこちょこ行きました。食べることが大好きなので、旅の醍醐味はやっぱり食事。2020年は、ヨーロッパに行ってみたいと思っています。お仕事では、まだまだいろんなことに挑戦したい。これまで基本的に何が来ても拒まずやってきて、気づけば楽しくできていたことが多くて。年齢を重ねてもチャレンジ精神は忘れず、好奇心を持って、一生やれたらいいなと思っています。

(写真:松本理加 文:勝浦阿津希)

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