竹財輝之助、ドラマ『東京男子図鑑』に主演!大学生から40代までを演じ切る

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竹財輝之助が、日中共同プロジェクトとして制作されるドラマ『東京男子図鑑』で主演を務めることが決定した。アジア地域(台湾、香港、マカオ含む中国)で2019年冬に先行配信、日本では2020年にカンテレで放送が予定されている。

2017年にAmazonプライム・ビデオで配信され、圧倒的な人気を博した水川あさみ主演の『東京女子図鑑』から2年。今作はその男子版とも呼べるドラマで、『東京女子図鑑』のプロデュースチームが再び集結。また、その企画意図に共鳴した中国配信プラットフォーム(ビリビリ)と共同プロジェクトの形で『東京男子図鑑』の実写化が決定した。

本作は、主人公・翔太が東京を舞台に、金と仕事と女に奮闘しながらサバイブしていく “東京男子”の成長と心理をリアルに描いた物語。翔太を演じるのは、2018年に主演したFODオリジナル連続ドラマ『ポルノグラファー』をきっかけに、日本国内のみならず中国をはじめアジアで大ブレイク中の竹財。東京という大都会に翻弄されつつ、東京にいる意味を探し続ける男性の大学生から40代までの20年間を1人で演じ切る。

そして、職場の後輩で、やがて翔太と恋仲になり、人生のどん底に落ちた翔太を優しく支える女性・藤崎瑠璃子を演じるのは市川由衣。監督は『デザイナー渋井直人の休日』(テレビ東京系)で、痛くて、でも愛らしい、中年おじさんのちょっぴり切ない日常と恋模様を繊細に描いた松本佳奈が務める。また、海外からも注目を集める女性アーティスト ・ ちゃんみなが、オープニング曲「Call」とエンディング曲「アーカイブに保存した曲」を担当する。

竹財、市川のコメントを以下に、紹介する。

<竹財輝之助 コメント>
この物語は東京に惹かれ、東京に翻弄され、東京と生きていく“軽い”男の物語です。翔太の第一印象は「何でも持ってるけど何にも持ってない男」でした。あくまで僕個人の意見ですが、東京というところに感じた印象と同じです。何でもあるけど何にもない。常に空虚というか虚無感を感じるというか。翔太にもそれを感じていて、彼の言葉は裏腹な事が多く、本心がなかなか見えませんが、深読みしてくださると嬉しいです(笑)。魅力的なキャスト・スタッフに助けられながら、毎日生きられてます。ぜひ、お楽しみに!

<市川由衣 コメント>
私が演じた藤崎瑠璃子は自分の能力、可能性を信じている女性です。私は適当な人間なので……瑠璃子とは違いますね(笑)。この物語は、登場人物やエピソード一つひとつがとてもリアルで、共感しやすく、台詞のやりとりも日常に溢れている会話なのでとても見やすい作品だと思います。実際脚本をあっという間に読み終わりました。私は東京で生まれ育っているので、東京は居心地の良い場所なのですが、以前結婚を機に東京に住みはじめた友人が、東京は【闘う場所だ】と語っていたのを、主人公の翔太を見て思い出しました。竹財さんとは以前から何度か共演させていただいていますが、共演シーンが沢山あるのは初めてなので、楽しみにしていました。常にフラットで紳士な方なのでコミュニケーションも取りやすく助かりました。女性たちの心にスッとはいってくる竹財さんの翔太は繊細で魅力的でとても説得力がありました。

<ストーリー>
あなたの目に映る東京は、どんな街ですか。
これは、ある東京男子の20年間の物語。千葉県浦安の実家から都内の有名私立大学に通っていた翔太(竹財)は、恋人が年上の金持ち男と遊んでいることを知り、「女は結局、カネなんだ」と東京でのし上がることを誓う。

一流商社に就職し、カネにも女にも不自由しない生活を手にした翔太。しかし、女遊びもせずに働く同期の小島(落合モトキ)との出世争いや、年収3000万以上の男との結婚を望むみなみ(田中シェン)との恋愛を通して、少しずつ価値観が変わっていく。ベンチャー企業のCEOになっていた同級生・一馬(森岡龍)との再会によって人生が大きく変わった翔太は、部下として出会った瑠璃子(市川)との付き合いを経て、東京で生きることの意味を見つめ直すことになる。

金と仕事と女に奮闘しながら年齢を重ね、翔太が辿り着いた場所とは……。

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