さだまさし「歌うのが好きじゃない」と衝撃告白!35億円の借金や名曲誕生のエピソードも披露

さだまさしが、5月11日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。数々の名曲にまつわるエピソードを披露した。

徳井義実チュートリアル)と宇賀神メグTBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番おいしかったものの話」をいただくグルメトークバラエティ。今回の“常連客”は、YOU高橋茂雄サバンナ)。

これまでに、570以上もの膨大な数の曲を世に送り出してきたさだは、コンサートも累計4364回と、日本一の開催数を記録。およそ1年に180回以上、2日に1回のハイペースでコンサートを行ってきたのには、ある理由があったという。

さだは、1981年に日本と中国の国交回復に伴い、ドキュメンタリー映画『長江』を作成。中国ロケを敢行したこの映画の制作のため、なんと個人で28億円を借金し、その返済のために膨大な数のコンサートをこなしてきたことを明かした。さだは、「金利の高い頃だから、おそらく最低35億は払っているんですね」と告白。髙橋から「いや、ブルゾンちえみのフレーズですやん!」とツッコまれていた。

さらにさだは、「すっごい怒られるかもしれないですけど」と前置きしつつ、「歌うのがね、あんまり好きじゃない」とぶっちゃけ発言。歌うようになったきっかけも、自分の曲を歌ってくれる人が周りにいなかったからだと打ち明けた。

そして、さだは、自身の曲にまつわるエピソードも次々と披露。あの名曲「精霊流し」も、フォークデュオ・グレープの相方である吉田政美に、「歌っていて自分の歌が飽きるんだけど」と相談したところ、「覚えやすいからじゃねーの? 自分で覚えられないような歌書いてみろ」と言われたことが誕生のきっかけだったことを明かし、出演者を驚かせた。

また、フジテレビのドラマ『北の国から』でお馴染みの「北の国から~遥かなる大地より~」も、当時、脚本家である倉本聰の北海道の自宅に遊びに行った際、倉本から『北の国から』の第1話と第2話のビデオを見せられ、その場でドラマに合う曲を作っていったことを告白。まだ音のついてない『北の国から』を見たさだは、「もうめちゃめちゃ感激して、“(倉本)先生、これ、すばらしい。絶対当たるよ”って言い切った」という。これに対し倉本は、「じゃあさ、お前、音楽やれ。今作れ」と無茶ぶり。何度も第1話のビデオを巻き戻して同じシーンばかり見せられたさだは、即興での曲作りを開始。さだは、「何度も何度もそのシーンに合わせて歌っているうちに、形ができてくるんですよ」と説明。その日の夕方、倉本の自宅に田中邦衛を筆頭とした『北の国から』の俳優陣が帰って来る頃には、曲が完成していたのだとか。

さだは、そんな俳優陣の前で、できたばかりの「北の国から」を披露。田中は、「最高だよ! さだくん!」と、その出来栄えを喜んだという。また、歌詞をつければ、さらなるヒットが約束されていたが、「北の国から」には歌詞はいらないというのが倉本とさだの共通の見解。さだが倉本に、「先生、(歌詞をつけろという)フジテレビの圧力に屈するなよ!」と忠告すると、倉本は、例の28億円の借金の支払いが始まったばかりのさだに、「お前、ヒット曲の誘惑に負けんなよ」と返したという。

番組では、そんなさだの“人生で最高においしかったもの”を紹介。故郷である長崎の中華街にある「江山楼」のちゃんぽんや、福岡・博多の「かろのうろん」のうどん、そして、子供の頃にかわいがってくれた祖母の握ったおにぎりなど、さだの思い出と共に、様々な“おいしいもの”の話題が飛び出した。