波乱万丈おじいちゃん医師、アフリカの秘境で無償診療を続けるワケは「罪滅ぼし」

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世界で頑張る日本人を紹介する『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波乱万丈伝~』(テレビ東京系、毎週月曜21:00~)12月17日の放送は、「アフリカの秘境で奮闘し、大感謝される日本人医師2HSP」と題し、マダガスカルの貧しい人々を無償で救うおじいちゃん医師とザンビアの秘境で私財500万を投じ貧しい人々の命を救う女性医師に密着する。

この番組は世界で働く日本人を取材し、なぜそこで働くのか、なぜそこに住み続けるのかを、波乱万丈な人生ドラマと共に伝えていくドキュメントバラエティ。

まずは、インド洋に浮かぶ東アフリカの秘境の島国マダガスカルで貧しい人々を無償で救い続けるおじいちゃん医師を紹介。医師がいるという首都アンタナナリボの病院を訪ねると、そこは治療を求めてやって来た患者でごった返していた。その多くは安定した仕事に就けず、ほぼ収入がない貧困層の人々。医師は彼らからお金を一切受け取らず、手術まで無料で行っているという。マダガスカルへ来て10年。これまでに1万回以上もの手術をこなし、多くの貧しい人々の命を救ってきたという医師。そのワケを聞くと、「罪滅ぼしかもしれない」と……。一体どういうことなのか? 体力の限界を痛感しながらも厳しいアフリカの医療現場に立ち続ける驚きの理由に迫る。

続いての舞台は、世界三大瀑布のひとつ、ヴィクトリアの滝を有するアフリカ南部の秘境ザンビア共和国。この国のへき地・ルアノ地区で毎年500万円の私財を投じてまで貧しい人々を救う58歳の女性医師が登場。約2000人ほどのトンガ族が暮らすルアノ地区には病院がなく、一番近くの病院まで歩いて6時間もかかるため、赤痢、結核、マラリアなど重病の患者は満足な治療を受けられずにいた。女性はそんな人々のため年に2回、巡回診療を行っているという。多い時は1日200人もの患者を診察することもあるというが、その診察代や薬代はすべて無料。彼女自身も無給で活動を行っている。活動資金は知人からの寄付金と自らの私財で賄っているというが、そもそも一体ナゼ女性はザンビアのへき地で私財を投じてまで貧しい人々を救うことになったのか。大切な人の死を乗り越えた波瀾万丈の人生ドラマとは?

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