高橋一生演じる一輝と家政婦・山田は親子!?真相は…?『僕キセ』視聴者は「動揺が隠せない」

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11月27日に放送される高橋一生の主演ドラマ『僕らは奇跡でできている』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)の第8話で、高橋が演じる一輝と住み込みで働いている家政婦の山田(戸田恵子)との関係が明らかになる。

本作は、高橋演じる生き物のフシギに目がない大学講師・相河一輝の日常を描く、コミカル・ハートフルドラマ。変わり者の一輝の言動に周囲の人々は戸惑い、ときに苛立ちを覚えるが、常識や固定観念にとらわれないユニークなものの見方をする一輝に、次第に自らの価値観を大きく揺さぶられていく。

これまで、一輝の家で20年以上住み込みの家政婦として過ごしてきた山田。前回の第7話で、小学生の虹一(川口和空)から「家政婦さんも家族なの?」と聞かれ、「山田さんも家族だよ」と答えた一輝。“自分の部屋には家族しか入れない”というルールがあるものの、家政婦の山田には心を許しているかに見えた。そんな第7話の最後、一輝と歯科医師の育実(榮倉奈々)との結婚を妄想する山田に対し、「山田さんは、結婚式でどの席に座るんですか?」「僕は山田さんから生まれたんですよね」と問いかけた一輝。

放送後、SNS上では、「謎が解けちゃいますか……あー今回は動揺が隠せないよ」「予想はしてたけどまさか一輝から言うとは!! やっぱり山田さんは一輝の母親なのかな」「急なサスペンス要素w 来週も楽しみです!」と次回を期待する声や動揺する様子も伺えた。

第8話では、一輝から問い詰められた山田が、ついに自身の過去を打ち明ける。一輝の両親、そして一輝に寄り添ってきた祖父・義高(田中泯)についても語られる。このシーンの撮影について、戸田は「山田さんと一輝の関係はあまりないシチュエーションなので、最初は想像がつきませんでした。ただまっすぐな気持ちで“その時のことを話そうという時期が来たんだな”という風に思って、演じました。山田さんにとって、一輝に告白した時はすごく精一杯の時間だったと思います。たかだか何分かの時間ですが、山田さんにとって、長い人生を生きてきた中で、ものすごく色濃い時間で、めちゃくちゃ頑張って話した時間だと思います」と振り返った。

また第8話の見どころについては、「“どんな呼ばれ方をしていても、どんな存在であろうとも、その人がそこに居るっていうことが、一番大事なんだ”ということを、この第8話で一輝が分からせてくれると思います」と語った。山田の告白を一輝はどう受け止めるのか。そして、どんな行動に出るのか。一輝と山田にとってターニングポイントとなる第8話。さらに、これまで何度も描かれてきた“一輝のタコ嫌い”について、その理由も明らかになる。

<第8話あらすじ>
「僕は山田さんから生まれたんですよね?」――予想もしなかった一輝の一言に言葉を失う山田。一輝もまた、そんな山田の様子にどう反応していいのか分からず、眠れない夜を過ごす。翌朝、2人の間には気まずい空気が流れ、会話もままならない。

眠れない夜を過ごした一輝は、大学の講義にも遅刻。熊野事務長(阿南健治)から嫌味を言われていたところに、同じく遅刻してきたのは、なんと樫野木(要潤)だった。樫野木は一人娘から、元妻に新しい恋人がいることを知らされ、心ここにあらずの様子。一方、一輝の講義では、琴音(矢作穂香)がいつもと少し様子の違う一輝に気づいていて……。そんな中、新庄(西畑大吾)はある動画を見つける。

その後、山田は義高の工房を訪ねる。一輝のこれまでの気持ちを考えるといたたまれないと、義高に吐露するものの、電話で一輝から夕飯はいらないと言われ、“もう元の関係には戻れない”という思いを強める。山田はその夜、一輝に「どうして私が産んだと思ったんですか?」と尋ねる。すると一輝は、真実を知ったきっかけと、今までそのことを黙っていた意外な理由を明かす。そして一輝も、今まで何も言わず家政婦として働いてきた理由を尋ねるが、山田は「一生、言わないと決めていた」と答えるだけ。

そんな中、一輝は山田との以前の関係を取り戻そうと、山田に料理を習いに来ていた育実に、こっそり家族と仲直りする方法を尋ねる。事情を知らない育実は「普通にしていれば自然と元に戻る」と話すが、一輝にはその“普通”が分からない。

一方、一輝に過去について話すかどうか思い悩み、山田は鮫島(小林薫)の元へ。しかし鮫島から「本当のことを言っても言わなくても、2人はうまくいかないと思う」と言われ、ショックを受ける。鮫島の言葉で覚悟を決めた山田はその晩、一輝にすべてを打ち明ける。すると翌日、一輝は一言だけメモを残して姿を消してしまう。